今夏から、ベルーナドームに暑さ対策が施されます。

メインコンコースに、大規模な冷却用ミストを設置するとの事です。
同装置により、ドーム内の気温が5度程度低下するとの見込みです。
キャンプ訪問した後藤オーナーが言っていた、面白いアイデアとはこれでした。
てっきり、東京オリンピックの暑さ対策のように、見た目で「涼」を感じるなんて事をするのかと思いましたが、、、失礼しました。
完全ドーム化にするには、新球場が作れるくらいのコストがかかると言われています。
そのため、そこまでコストがかからずに完全ドーム化出来る奇抜なアイデアなんて出ればと思いましたが、、、堅実な後藤オーナーらしいアイデアだと思います。
ただ、意味があるかないかはやってみてですね。
屋外付近の通路を冷やすことでどこまで観客席を涼しく出来るのか、観客席が濡れてしまわないのか、視界が悪くならないのかなどなど試してみてです。
また、ベルーナドームは夏だけでなく冬の寒さも問題です。
冬は野球こそありませんが、稼働率を上げるために誘致しやすい環境にする事も今後は望まれますが、まずは夏の暑さ対策です。
少しでも効果が出て、観客の安全も守れればと思います。

今回の施策には、以前から報道されているように東京ガーデンテラス紀尾井町の売却益を使います。
後藤オーナーは補強にはお金を使いませんが、施設面にはお金を使います。
施設面の整備と言う付加価値を付けて、西武HDお得意の売却なんて考えていないですよね。。。
暑さ対策はすぐにでも実施しなければならない課題ですが、やはり完全ドーム化しなければ対症療法です。
個人的には、西武球場時代から考えればベルーナドームもだいぶ古くはなって来ましたし、新球場を作るくらいの事をしてもらいたいですが、そのプランはあるのでしょうか。
勿論、西武HDが今後も永くライオンズを保有するつもりでなければ叶いませんが、、、

また、施設面も大事ですが、その中身であるチーム強化にもお金は使うべきです。
一昨年までは、チーム総年俸が35億くらいあればそこそこ戦える戦力を揃えられましたが、今季はベースが40億程度まで上がっています。
ただ、ライオンズは既存選手は最下位ですので下がるのは仕方ないですが、高額年俸者の引退があったのにも関わらず補強が少なく、今季はチーム総年俸31億と年々下がっています。
チーム強化には補強と育成です。
チーム総年俸が高ければ良い訳ではありませんが、他球団がどんどん上がっていると言う事は、それだけ補強をしていると言う事です。
野球は勝ち負けを競うスポーツですので、ライオンズはこの路線だではなく、他球団よりも戦力を揃えるためにお金を使う事も必要です。
個人的には、少なくともまずは35億をベースにしてもらいたいです。
パ・リーグで言えば、ライオンズと共に流出が多かった日ハムが、今やFA獲得する側に回り、ライオンズだけ取り残されています。
獲得出来る出来ないは置いておいて、FAも補強の選択肢に入るようにしなければ、今後戦えなくなります。
まずは今回暑さ対策をしましたので、次はその中身であるチーム強化のための補強にも一部で良いのでお金を回してもらいたいです。

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