滝澤夏央選手が急成長です。

西口監督は滝澤選手と明言はしていませんが、就任時から外崎選手をコンバートさせてまでセカンドは滝澤夏央選手に任せる意向だったと思います。
これまでの諸々の発言からも、ライオンズファンの中ではそれが既定路線だと感じていました。
個人的には、セカンドは打てる選手が良いと思っています。
最低限は守れる佐藤龍世、野村大樹選手なら、OPS.700以上出せる可能性もありますし、ライオンズに足りないクラッチヒッターとして中軸を任せる事の出来るポテンシャルもあります。
守備で大きなプラスを作れなくても、打撃で十分なリターンを得られる選手です。
ただ、野村大樹選手は不安定でしたし、佐藤龍世は自身のヘマでファーム塩漬けです。
これでは、非力なセカンド候補者達の低レベルな争いになってしまいます。実際、セカンドは投手並のOPSで争っていました。
しかし、滝澤夏央選手か急成長を見せ、セカンドレギュラーを掴みかけています。

守備走塁は1軍クラスです。
ただ、打力が、、、の選手でしたが、その打撃でも結果を出せるようになって来ました。
コンタクト能力の大幅な成長により、三振が少なく四球も選べる打撃が1軍でも出来るようになっています。
身長が低く選球眼も良いとなると、特に高身長の外国人投手は投げるのが嫌でしょうね。
OPSも.614まで上がって来ました。
守備は良くてもOPS.500台では、レギュラーとしては物足りません。
勿論、守備のプラスが大きい分、佐藤龍世、野村大樹のようにOPS.700以上を期待する事はありません。
目標としては、同じ守備型選手の最高峰でもある、源田選手のOPS.650です。
2番打者は正直重荷かなとは思いますが、現首脳陣からの高い期待の現れです。
打てなくなる時も来るとは思いますが、その期間を出来るだけ短くし、この打力を維持以上出来ればレギュラーです。
個人的には滝澤選手はショートなのですが、最高峰のショートのバックアップにもなる選手がセカンドにいるのは心強いですし、試合に出ながら身近で学ぶ事が出来るのは理想的な育成環境でもあると思います。
走攻守で躍動していますが、最も良いのは気持ちです。
セカンド候補者の中で、プレイ面でレギュラーを絶対取るぞとガツガツ感が出ているのは滝澤選手です。
見た目はあどけないですが、熱い気持ちを秘めていますし、プレイにもそれが出ているのは好感が持てます。
応援したくなる選手でもありますね。

ここまでは、予想以上に良い活躍を見せています。
それでもセカンド争いはまだ続くと予想していますが、その予想も覆す程の大活躍です。
個人的には、OPS.500でも守備が良ければ起用する采配には否定的ですが、今の滝澤選手のように打てれば文句ありません。
むしろ、あの守備力があって打てるとなると、源田選手が2人いる気持ちになりますので、嬉しくもなります。
ただ、心配なのはコンディション面です。
シーズン通して1軍でやった事はありませんし、身体が小さいながらのハッスルプレイ連発は、疲労も想像以上だと思います。
レギュラーを掴みそうな選手程、無理して怪我をする事はあるあるではあるので、この辺は首脳陣も期待をかけ過ぎずに大差では休ませるなど、疲労管理も徹底してもらいたいです。

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