育成3年目三浦大輝投手が、圧巻の投球を見せています。

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まだサンプル数は少ないですが、イースタン5回打者16人に投げて驚異の10奪三振です。


ストレートは140後半程度ですが空振りが取れていますし、変化球はスライダー、フォーク、ナックルカーブとどれもキレキレで全体の空振り率も26%と圧巻です。


元々、ハマった時は三振も取れる投手でしたが、ここまでではありませんでした。


ストレートの球速は劇的に上がっている訳ではありませんので、どちらかと言えば変化球をしっかり制御出来るようになったと言う印象です。


とは言え、ゾーンに変化球を投げ込めるようになっても、ここまで空振りが取れるようになるとは想定以上です。


昨年はロペス投手が大きく飛躍しましたが、今季は三浦投手が魔改造されたかのような大躍進を見せています。


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大卒3年目の育成投手として、今季は背水の陣です。


オフには今井達也投手にアドバイスを貰うなど、今井達也を師匠としている投手です。




個人的には、今井達也投手がこうやって良い先輩をやっている姿が感慨深いのですが、三浦投手にとっては非常に良い機会です。


失点のリスクが最も低い奪三振にこだわりを持っている今井達也投手の弟子らしい、奪三振マシーン化しています。


アドバイスされた身体の使い方を、掴んできましたかね。


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三浦投手は育成1年目からイースタンで登板をし、キャリアを積んできました。


ただ、プロとしてこれでやっていくと言う色は、正直見えませんでした。


昨年は怪我もあり大きく出遅れましたが、フェニックスリーグでは本ブログでも注目選手として取り上げました。





フェニックスリーグでも奪三振マシーン化していましたが、フォークが140キロと高速化し、個人的には大きな武器だと感じていました。


そのフォークに加えて、スライダー、ナックルカーブも今季は良く、一気に支配下候補に名乗りを挙げています。


奪三振能力の低いライオンズ中継ぎ陣としては、三振の取れる中継ぎ投手は補強ポイントです。


後は、これを継続出来るかです。最大の難関でもあります。


個人的には、まだ様子見です。


ただ、流石に今のように打者半分以上三振を取り続けるのは難しいですが、25%近くの奪三振率を続けられれば十分支配下候補になります。


一時的でもこの圧巻のパフォーマンスが出来るようになったことは大きな成長ですので、三浦投手にはこれを自信にし、変わらずゾーン内に投げ込める勇気を継続したいです。


1軍で今井達也が8回HQS、9回を三浦投手が締めるなんて試合を現実にしてもらいたいです。





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