恒例の、ルーキー4投手が1軍体験です。
毎年恒例となりましたが、ライオンズのルーキー4投手、ドラ3狩生、ドラ5篠原、育成1冨士、育成4佐藤爽投手が1軍体験です。

全員、ファンも球団も期待している投手です。
狩生投手はドラ1級とも評されますし、篠原投手は既にファームのエース格です。また、育成の冨士、佐藤爽投手はドラフト時から個人的には注目している左腕です。
4投手全員が3軍を含めたファームでの先発を経験していますが、4人とも随所にポテンシャルの高さを見せています。
期待だけでなく、実際優れたものを既にファームでは見せているからこそ期待も高まります。
中でも最注目なのは、やはり篠原響投手です。

投げっぷりの良さを評価され指名となりましたが、ライオンズ的にはこの投げっぷりと言う表現が来るとハズレも多く、、、ただ蓋を開けたら大当たりでした。
イースタンでは既に8試合37.1回も投げて、防御率2.17、31奪三振、3四球です。
高卒の投手が春先から球速を伸ばし、さらに出力と制球を両立するという、若手が最も苦戦する部分を既にクリアーしています。
特に与四球の少なさは異常なほどで、高卒ルーキーが150キロを連発しながらも僅か3つです。K/BBも驚異の10.33です。
おそらく今すぐ1軍で先発しても、ある程度投げられてしまうのではないかと思います。

ライオンズファンとしてはすぐにでも1軍で見たくなりますが、この辺は球団は冷静に見ています。
将来を考えれば、焦る必要はなくじっくり育成するで良いと思います。
ただ、球界のエースになるような投手は、高卒だとしても早い時期から1軍で投げています。
投手の肘や肩は消耗品ですし、じっくり育成し過ぎて機を逃す必要もありません。
個人的には、今季はファームで育成しシーズン終盤にお試し1軍、そして来季は開幕ローテ争いに入るのが理想です。
それだけのポテンシャルのある投手です。
今回の1軍体験でモチベーションも上がったと思いますので、近い将来そこで投げられるように練習に邁進してもらいたいです。

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