甲斐野投手が平良投手が持つ球団タイ記録に並ぶ、14試合連続HPとなりました。



さらに、15試合連続無失点です。


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毎年のように怪我をしているため、今季はキャンプであえて調整を遅らせスローペース調整にしました。


しかし、開幕後から調整不足とも思える投球が続き不安定な投球がしばらく続きました。


再調整を経て、ここ最近は安定感のある投球が続いています。


平良投手の持つ、球団の連続HP記録に並びましたが新記録まであと1試合です。


紆余曲折あった人的補償でライオンズに加入しましたが、ライオンズ史上最高の人的補償選手になりそうです。


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移籍初年度の昨年は、球速の割に空振りの取れないストレートをツーシームに置き換える決断をし、それが結果も出していました。


しかし、今季は再度速いストレートとフォークのコンビネーションに戻し、ここまで好リリーフを続けています。


甲斐野投手は160キロのストレートを投げる事で注目されますが、強みはフォークです。


昨年の、ストレートをツーシームに置き換える決断は個人的には良いと思っていましたが、フォークがイマイチだったため、今季のようにフォークの精度を高める方を優先させるのは良いと思います。


ストレートは、160キロ近い球速の割に空振りが取れないのは相変わらずですが、今季はフォークで30%を超える空振りが取れています。


カウントを空振りも取れるフォークが機能している事が、安定感を増す要因にもなっています。


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現状は、イニング固定せずに勝ちパの一角として厳しい打順相手での登板が多いです。


非常にタフな場面での登板が多いのは、首脳陣の信頼の高さが伺えます。


フォークが機能している間は、この投球を続けられると思いますので、今後も厳しい場面での登板は増えると思います。



ただ、心配なのはやはり怪我です。


ソフトバンク時代に手術した肘を、昨年も痛めました。


高い出力を誇る投手ですので、当然負担も相当にかかっています。


オフには初めて本格的な筋トレも行い怪我予防に取り組みましたが、効果はどうでしょうか。


年齢的にも才能だけでやっていく年齢ではありませんので、この辺は継続して行きたいですが、勿論ケアも徹底しなければなりません。


怪我さえなければ大きな戦力になる投手です。


三振の取れる中継ぎ不足のライオンズとしては、怪我のない甲斐野投手は喉から手が出る程に欲しい投手です。


怪我なくシーズン完走し、ライオンズのブルペンに甲斐野ありとなるような、大きな存在感を出せるシーズンにしてもらいたいです。





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