ライオンズは早々に、ネビン選手との契約延長を締結しました。

来季から2年延長ですので、2027年までのライオンズの選手です。
今季年俸が、2.5億円と新外国人選手としては高額ですが、延長となると増額でしょうから単年で言えば3億円以上でしょうか。
ライオンズにしては大盤振る舞いですし、この時期から早々に契約延長を決めるにはリスクもあります。
ただ、そのリスクを含めても残ってもらいたいと言う誠意を見せた形になります。
成績だけでなく人間性も評価しての延長ですので、複数年に胡座をかくタイプではないとの判断も延長に踏み切った所でしょう。
また、ライオンズの場合、条件面で助っ人を残せない事も多々ありましたので、代理人が秘密裏に他球団と交渉する前に、またネビン選手自身も今はライオンズでやり甲斐を感じているでしょうから、その気持ちの時に契約したかったのではないかと思われます。
球団としては早々に契約延長を決める誠意を見せましたので、後はネビン選手がさらなる活躍を見せてもらいたいです。

ネビン選手は、打率.269、5HR、32打点、OPS.709と、ホームランこそ少ないですが、勝負強い打撃を見せ4番として打線の中心を担う選手です。
外国人選手には長打力を求めがちですし、確かに欲しい所でもありますが、昨季まで長打力はあってもバットに当たらない助っ人が続き、今季は外国人獲得アプローチを変え、その第一弾がネビン選手です。
実際、ホームランこそ少ないですが長打は打てていますし、三振率13.5%、四球率6.4%とアプローチ面の優秀さも見せています。
ライオンズは立て直しの最中ですが、西川、滝澤、渡部聖、長谷川選手とがチームのコアとして成長を見せていますので、ここにネビン選手も加わればチームとしての形を作れます。
欲を言えば、1塁専でなく本来のレフトのオプションも試したい所ですが、複数年になりましたし、この辺はオフの編成により必要があれば試したいです。

怪我さえなければ、西川、滝澤、渡部聖、長谷川、ネビン選手が来季もチームにいます。
今後の成長にもよりますが、順調に行けば攻守共にレギュラーになれる5人です。
ただ、欲を言えばホームランを打てる選手をここに加えたい所です。
この辺は、2027年までに村田選手を仕上げつつ、しばらくはもう1人の野手助っ人に頼る事になります。
セデーニョ選手が覚醒すればベストなのですが、どうなるでしょうか。
先の事はどうなるか分かりませんが、ネビン選手に関しては残ってくれる事が決まりましたので、怪我なく、そしてパフォーマンスを落とさずライオンズの中心選手として、さらなる活躍を期待しています。

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