ライオンズ若獅子達の成長が著しいです。

1軍初先発が決まった篠原投手を筆頭に、2軍では冨士、佐藤爽投手、3軍では狩生投手とルーキー達が好投を続けています。
冨士投手は春先140前半程度だった球速が、最速150キロまで上がりました。
出力面を上げられるノウハウが出来たとなれば、今後のライオンズの育成環境にも期待が出来ます。
また野手では、3年目古川選手、ドラ1ルーキー齋藤選手が2軍で結果を出し始めています。3軍では、怪我で離脱中ですがラマル選手が昨年の仲三河選手を上回るホームランを放っています。
特に、今季から始まった美唄合宿組が、何かきっかけを掴んだかのように躍動しています。

2軍も3軍も、春先からずっと試合を行っていましたので、そこで本人達も自覚する課題が明確化され、通常ならオフに改善のためのトレーニングをするのですが、夏合宿でそれを取り組めたのも良かったのかも知れません。
個人的には、まだまだ体力的に出来上がっていない若い選手達が、一旦試合から離れ調整出来た事でコンディションが良化したのかなとも思っています。
ただ、コンディションさえ良ければ打てたり抑えられたりはしません。それだけの能力があったからこそです。
特に支配下、育成共にルーキーのポテンシャルの高さが目立ちます。
現時点では大成功ドラフトとも言えますが、本当の大成功は1軍でレギュラーになってこそですのでまだまだ判断は出来ません。
今後伸び悩むかも知れませんし、能力劣化に直結する怪我もあるかも知れません。まだまだ先は長いです。
ただ、非常に良い素材を獲得出来たとは思います。

昨年は91敗と歴史的な大惨敗でした。
ドラフトでは即戦力中心にするかと思いきや、高卒中心の素材型ドラフトを敢行し、賛否を呼びました。
しかし、スカウティングも育成も今の所は良い形を作れています。
数年前までは3軍制と言っても、リハビリ組がメインでしたし、育成環境もイマイチ整っていませんでした。
ただ球団は、3軍にもお金を使ってくれようになり、指導者も増やし実績ある田辺コーチも呼び戻し、さらにデータ分析チームも上手く機能し始め、ようやく育成体制が作れて来ています。
特に、冨士投手の球速をアップさせたように、出力面の強化を球団が出来るとなると、指名の幅も拡がります。
今季は、浜屋投手や三浦投手も球速アップに成功しています。
この流れが出来れば、下位指名に関しては酷使されている大卒よりも、ポテンシャルの高い高卒の獲得と言う流れも出来るかも知れません。

しかし、課題はあります。
ファームで、大きな成長を見せられるレベルにまでは育成体制が整いました。ただ、肝心なのは1軍でどうかです。
菅井投手辺りが一人前になってくれると、成功データを蓄積出来るのですが、、、
また、ライオンズはFA流出の多い球団です。
若い内から1軍で試す事が出来る反面、育った頃にはFA移籍と言う事はあり得る未来です。
育成環境が順調に出来て来たのは良い事ですが、同時に補強や引き止めにもお金を使える環境にしてもらいたいです。
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