高卒3人衆の1人黒田将矢投手です。




羽田、菅井投手と共に高卒3人衆として、ルーキーイヤーから期待をされている投手です。


2軍監督だった西口監督からも期待をされている投手だけあり、今季は待望の1軍デビューも果たしましたが、思うように行かないシーズンでした。


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黒田投手のストレートは最速157キロを誇り、スライダー、フォークで空振りも取れる高いポテンシャルを持っています。


オフの台湾ウインターリーグでは、空振り率もカウント率も圧倒的な成績を出しました。


ただ、再現性が低く安定感に欠けます。また、キャリアが浅い事もありますが、まだエイヤーと力任せで投げている感もあります。


本人も1軍マウンドでは余裕がなかったと話していますが、この辺は頭も使って投げて行かなければなりません。


最速157キロを誇りますが、空振りを量産するような質ではありません。そのため、とにかく力で抑えると言うよりも、変化球とのコンビネーションが必要な投手ですので、頭も使って投げたいです。


幸い、スライダー、フォークと空振りが取れる変化球を持っています。ただ、低目に決まればです。


速いストレートで押していき、低目の変化球で空振りを取る投球を確立出来れば1軍でもやれる投手だと思いますので、精度を高めて行きたいです。


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今季は中継ぎをやりましたが、来季はどうでしょうか。


個人的には、能力の高い投手は先発をやってもらいたいと思っています。


チームのWARを最大化させるためには、力のある投手には出来るだけイニングを投げてもらいたいです。


ただ、向き不向きも当然あります。


黒田投手の場合は、ランナーを置いての投球が課題です。また、ランナーを出すと極端に球速が落ちたり、先発としてのスタミナ不足も懸念されます。


今季は、ランナーを出すと極端に球速が落ちる悪癖は改善傾向ですが、スタミナ不足もありますので短いイニングで全力で投げた方が戦力化はしやすいと思います。


ただ、欲を言えば、まずは中継ぎで結果を出し、そこからロングリリーフを経験するなど徐々にイニングを投げる経験を積ませ、そこで結果を出せるようなら先発再転向させたいです。


本来は、今季それをやりたかったですが、思うように伸びず叶いませんでしたので、来季そのステップを踏みたいです。


先発向き、中継ぎ向きとありますが、そもそも中継ぎで結果を出せない投手が、イニングが増える先発で結果を出せる可能性は低いです。


黒田投手としてはまずは任されたイニングを抑えるためにも、課題の制球を改善して行きたいです。


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羽田、黒田、菅井投手の高卒3人衆も、来季は5年目となります。ちゃんと成長はしています。ただ、もう一伸び必要です。


来季は、同級生達が大卒としてプロに入団してくるシーズンです。


同級生より先にプロ入りした成長と意地を、来季は見せてもらいたいです。





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