西口監督がシーズンを振り返りました。
初めて監督として臨むシーズンは、思うように行かない事だらけでした。
特に夏場以降は選手達の失速もありましたが、春先から守備型スタメンを連発し、打てる選手を起用し育てなかったツケが出たと思っています。
チームとしての戦い方も、先発がゼロに抑える事前提でのワンパターンの戦い方しか出来ませんでした。
それを引き起こした原因は、少なからず守備型スタメンに加えて同じような守備型選手をベンチに揃えた事で限定的な戦い方になった事もあると思います。
じゃあ打てる選手はいたかと言えば、、、春先はいました。
素行面が問題視されていたので仕方ないですが、どんなに打っても昇格させなかった佐藤龍世の金銭トレードと不可解な采配、編成もありました。
誰もやりたがらない昨年91敗したチームの監督を引き受けてくれただけで本来は有り難いのですが、ファンとして見たいのは西口監督の理想の野球ではなくチームの勝利です。
そういう意味でも、あまり西口采配をポジティブには評価出来ない所も多々あったシーズンでした。

ただ、今シーズンを振り返り西口監督も反省を来季に活かそうとしています。

また、西口監督は自身のイメージで采配を行う悪癖もあります。
外崎選手サードコンバートや平良投手守護神転向、佐藤龍世実質構想外、野村大選手冷遇などの謎采配はどれも根拠がなく、西口監督のイメージで進めた感もありました。
個人的には、この客観的根拠のないイメージで采配を行う事を一番懸念しています。

これらの反省コメントから、その辺が改善されるかどうかは分かりませんが、昨年の今頃よりは気づきが生まれたと思います。
希望的観測だけで采配を行っては、いつまでも強いチームは作れません。
データよりもイメージ先行型に見える西口監督が、さらに希望的観測で采配をしていては、勝てる可能性も自ら減らしてしまいます。
この辺は、今シーズンの反省を是非来季に活かしてもらいたいです。

本拠地最終戦のセレモニーでも話していましたが、秋から選手を強化し、来季は打てるチームへと変貌しようとしています。

守るだけでは勝てない事を気づいただけでも、個人的には良かったです。
ただ、どちらかと言えば守り勝つ野球を正しく認識していないような、、、
打撃を捨て守備に全振りすると言う極端な采配でなければ、守り勝つ野球をバージョンアップさせてくれるだけでも良いと思います。

また、打ち勝つ野球をやりたいなら、少なくともそのオールドスタイルの野球観は捨てなくてはなりません。
スタメンや打線の組み方、選手の入れ替え、バントの使い方などなど、オールドスタイルの采配からアップデート出来るでしょうか。
この辺は、監督も学ばないと行けません。
シーズンは毎日が勉強だと話していますが、選手同様監督もオフは勉強です。

ただ、こうやって振り返り、反省しているのは良い事だと思います。
監督の采配についてあれこれ言っても、正直ライオンズの選手の能力が他球団よりも劣っています。
その中でも、選手のせいにせずに自身の采配を振り返り、反省し、次に活かそうとする姿勢は良いと思います。
後は、その方向性を間違えない事です。
就任時に掲げた守り勝つ野球は、個人的には間違っていなかったと思います。
ただ、今季は守り勝つ野球が、何故か打撃を捨て守備に全振りする野球になってしまったのが問題です。
来季は打ち勝つ野球を目指すなら、そういうスタメン、そういうベンチメンバー、そういう采配をしなければなりません。
補強と育成も球団と協力して方向性を揃えたいですし、少なくとも監督だけに任せるのではなく西口体制が協力し合い取り組まなければなりません。
そんな中、来季の西口体制も決まりました。
大引コーチと黒田コーチを入れ替え、辻2軍野手コーチがチーフに、実質コーチだった岡田氏を正式に3軍コーチにしました。
1軍で課題でもあった、3塁コーチを呼び寄せたと言った所です。
大きな入れ替えはありませんので、腰を据えて来季も臨むと言う事だと思います。
今季の1軍采配はイメージ先行型に見えましたが、来季は少なくともデータを活かし根拠のある采配を見せてもらいたいです。
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