ライオンズ育成6位の正木悠馬投手は、上智大学から史上初のNPBドラフト指名です。
スポーツ推薦がなく学力も高い上智大学から、遂にプロ野球球団からの指名です。
正木投手は、育成6位ではありますがその異色の経歴から注目を浴びています。
幼少期と高校はアメリカで育ち、日本に戻ってからは上智大学に入学しました。上智大学は東都3部ですので野球が盛んな訳でもなく、さらに投手コーチもいないチームです。
独学で球速も大幅にアップし、最速153キロでプロからも注目を受けるようになりました。
デッドリフトは240キロ上げるとも言われる、ゴリゴリの筋力お化けです。
まずはフィジカル、そこから技術ですので、指導者がいない環境ならフィジカルに特化させるのは非常に良いと思います。
あとは、専門的なプロの技術指導となりますが、この辺は武隈氏らの分析チームもいますし、ファームには土居コーチもいますので、どこまで伸びるか楽しみでもあります。
こういうフィジカルが強い選手を獲得し、そこから技術指導する流れが成功すれば、今後のスカウティングにも役立ちます。
最近は、制球は良いが出力不足の投手を獲得し、そこから球速アップに取り組む流れがライオンズにはありますが、その逆も出来るかどうか育成チームの腕の見せ所です。

正木投手を、最も熱心に見に来た球団はライオンズです。
ライオンズでは一昨年、学力の高い北海道大学の宮澤投手を獲得しました。
学力が高いからと言って、野球に必要な野球脳も高いとは限りませんが、宮澤投手は育成指名となった昨年オフに「こうすれば上手くなると言う仮説がある」と話し、今季は有言実行で大きく成長しました。
クレバーな選手が頭を使い成長プランを考え、泥臭く練習し成長していく姿は見ていても熱い展開です。
最近は、練習は質よりまずは量の流れに戻しましたが、意識高い系トレーニングの名残が残る、ライオンズらしい指名と言えば指名です。
ただ、正木投手は意識高い系と言うより、コーチがいない中、自分で調べ考え泥臭く練習し、プロに注目される選手へと成長しました。
頭が良いので理解も良いと思われますので、ここにプロの練習方法やデータ分析など加わればどうなるかは楽しみです。
上智大学でプロに入るくらいの成長を見せた選手ですので、頭でっかちではなく、練習を泥臭く出来る選手だとも思います。
まだまだ素材ですが、MLBからもマイナー契約の誘いがあったとの事ですので、可能性がある素材です。
ライオンズで大きく成長してもらいたいです。
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