上田大河投手に覚醒の兆しです。

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即戦力ドラ2として期待をされている3年目右腕ですが、ここまでの2年は正直もう一つの投球でした。


大学3年では150キロを超えるストレートを投げていましたが、4年時に下がり、プロ入り後も球速が出ずに昨年は平均で142キロ程度でした。


多彩な変化球を投げられる器用さはありますが、どれも決め球と言うレベルではなく、悪く言えば小さくまとまった投手と言った所です。


現環境では、140キロ前半程度のオーソドックス右腕は生き残れません。


楽天・岸投手のような圧倒的なキレと制球、オリックス・九里投手のようにカットを主体にするなど、特殊な投手ではないと球速が出ないオーソドックス右腕は厳しいです。


ライオンズにも140キロ前半程度のオーソドックス右腕が何人かいますが、、、上田投手もその一人です。


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ただ、オフは鴻江トレーナーの元で投球フォームを見直し、レベルアップを図りました。


キャンプから良い球を投げ、ファームの開幕投手に選ばれましたが、そこで別人のような投球を見せました。


5.2回を投げて、6安打8奪三振1四球1失点です。


昨年まで、空振りが取れずに苦労した投手が8奪三振です。さらに、四球も1つと非常に良い投球でした。


結果だけでなく内容も良く、物足りなかった球速が平均で146キロと昨年よりも3〜4キロアップし、投球の軸になりました。


昨年は110キロ台のカーブで緩急を付けていましたが、球速がアップした事で昨年よりも投球に奥行きが出るようになりました。


さらに、スポナビではシンカー表示でしたがスプリットが効果的で空振りを量産しました。


決め球がない投手でしたが、昨年まではあまり機能していなかったスプリットが決め球として機能しました。


140後半のストレートを軸に、カット、カーブでカウントを稼ぎ、スプリットで空振りを奪う投球です。


まだ1試合ですが、課題の球速と決め球不足が一気に解決するかも知れません。


球速はもう少し欲しいですが、この投球スタイルが定着すれば1軍ローテ入りも視野に入ります。


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ファーム開幕戦では、覚醒を予感させる投球を見せてくれました。


レベルアップの要因は、また鴻江トレーナーですが、今井、隅田投手は元の能力をずば抜けていますので、伸び悩んでいる上田投手を覚醒させたら凄い事です。


ただ、やはり本人の努力です。オフにしっかりトレーニングした成果です。



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課題を球速アップと決め球の変化球としたことは方向性も間違っていませんし、自己分析もしっかり出来ています。


ただ、気をつけたいのは、このパフォーマンスを一過性にしないことです。


思い返せば、昨年のオープン戦でも上田投手は好投していました。


カーブ主体の投球で、ストレートの球速も145キロくらいは出ていましたが、シーズンに入ってからは、、、


現状は、レベルアップのために上手く行っていると思いますので、この投球ファームを定着させ再現性を高めたいです。


先発として考えると、100球超えても極端に球速が落ちなかったのは良かったですが、6回を投げ切れなかったのは課題ですし、まだ若い投手なのですし6回ではなく完投出来るくらいの投手を目指したいです。


大きく三振>四球の投球が出来たのはポジティブ要素ですので、このクオリティを次の試合でも見せてもらいたいです。




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