毎年のように投手が課題と言われるライオンズです。

チーム防御率は4.28のパ・リーグ6位でした。


今年は先発投手に苦労しました。



主な先発投手の個人防御率は、

高橋光成3.74

松本4.37

ニール5.22

今井6.13

でした。

飛躍を期待したシーズンでしたが、今井は悪化してしまいました。



課題は明確でシュート回転するストレートと制球で、フォームが不安定なのが原因です。

完全に崩れてるというより不安定なので、時折、素晴らしいストレートを投げる事もあれば、楽天戦の炎上みたいなこともあります。

不安定なフォームを安定させるための練習をオフはしてもらいたいです。

土肥元コーチと菊池が一緒にフォームを作り上げたようにスコアラーも交えて分析して作り込んで欲しいです。

オープン戦では凄いストレートを投げてましたよ。


森や源田もびっくりしてましたね。

下手な外国人投手取るよりも今井の覚醒が先発投手の最大の補強です。



来季は大学を経由した同級生達がプロ入りしてきます。負けずに頑張りたいです。


ただ、大炎上した楽天戦の影響がなければ良いのですが。。。
コメントして下さった方々も言ってましたが、藤浪化しないか心配です。



大誤算だったのがニールです。



昨年ほどとは言わないまでも、もう少し勝てると思ってました。

こちらも終盤、ツーシーム、チェンジアップが落ちずに連打されました。

来季は契約最終年です。

頭の悪い投手ではないので、原因をつきとめ、来季に向けてオフを過ごしてもらいたいです。


逆に飛躍したのは、高橋と松本です。


高橋は終盤、エース候補からエースに片足突っ込む所まで来ました。



ライオンズのエースは松坂や涌井レベルを期待したいのでハードルは高いですが、

来季、年間通して活躍すれば文句なしのエースです。


 

松本も終盤に素晴らしい投球が続きました。


アウトローへのスピンの効いたストレートは大きな武器です。


来季は高橋と共に完投出来るように辻監督から信頼得られる投手になってもらいたいです。



新戦力や若手の先発投手陣達の今季は、

浜屋4.97

與座5.45

本田4.08

ノリン6.75


でした。


目立った活躍を見せたのは浜屋です。


浜屋は三振の取れる投手です。


しかし、柘植とのバッテリーでは力みから制球を乱すこともありました。

岡田と組み始めてからは打たせて取るピッチングで力みが取れ好投しました。

来季に向けては、まだ成長出来る投手なので打たせて取るスタイルではなく、強みを伸ばせるようにしてもらいたいです。

三振が取れるのは大きな強みです。


力まずに三振が取れる投手になってもらいたいです。

大きな目標としては、目指せ元ソフトバンク杉内です。




打者編でも書きましたが、投手も1、2軍の連携が上手くいきませんでした。

内海は計画立てて上げましたが、榎田、十亀はコンディションの良いときにもっと1軍で先発させたかったです。

また、相性の良いチーム、球場も考えてもっと柔軟かつしたたかに起用して欲しいです。


これは来季に向けた首脳陣の課題です。




多和田が育成選手予定なので、来季は今井の覚醒、当たりの先発新外国人に加えて若手の活躍が必須です。

2軍では、渡邉、井上と期待の若手投手もいます。

しっかり計画を立て育成して、夏頃には1軍デビューしてもらいたいです。



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