中村は1億3000万ダウンで更改しました。
大幅ダウンにも淡々とした感じは、中村らしいですね。
三振してもホームラン打っても表情変わらないですし、山川とは真逆で気持ちを顔に出さない選手です。
ただ実際は、三振するとベンチ裏で感情出したりしてると森本稀哲が言ってましたね。
今季は怪我や体調不良の影響もあり、中村には厳しいシーズンでした。
年々、フルで試合に出るのは難しくなってきましたが、栗山同様に勝負強さは増しています。
森、山川がまだ安定しないので、来季も頑張って欲しいです。
中村は球史に残る選手です。
ご存知のように、満塁本塁打は王貞治を抜き歴代1位ですし、本塁打王6回は、王貞治、野村克也に次ぐ歴代3位です。
中村の場合は力ではなく技でホームランを打つ選手です。
ボールに回転をかけることで、打球を上げているので独特の滞空時間の長いホームランが打てます。
あれだけ軽く振ってホームランを打てるのは、落合以来だと思います。
大阪桐蔭時代からミート力に優れ、西谷監督もホームランを捨てれば首位打者を獲れると言うくらいの才能です。
ライオンズで天才といえば森の名前が出ますが、ビジュアル的に似合いませんが、
元祖天才は中村です。
今は、息子の試合を見に行くのが日課のようで、バットは一切振ってないそうですね。
一度リセットしたいとのことですので、天才にしか分からない感覚のズレがあるんでしょう。
一昨年は、全く打てずに引退を考えるほど追い込まれました。
頑固でこだわりの強い中村が、スタイルを変えて復帰してからはホームランを量産し、昨年は打点王も獲りました。
ただ、年々衰えてはいます。
怪我がちですし、現役に固執しそうなタイプではないので、
来季駄目ならもしかすると引退もありえます。
引退してもライオンズには居てくれるでしょう。
本来、口下手の天才はコーチ向きではありませんが、中村は弟子入りした巨人の岡本を覚醒させた実績があるので、案外同じ口下手の田辺タイプの良い打撃コーチになるかもしれませんね。
ただ、ドラ1渡部がポジションを奪うまでは高い壁として現役を続けて欲しいです。
正直ファンとしては、中村の引退を考えるのは寂しいですしね。
同級生の栗山が3年契約をしたので、中村もしっくりくる打撃を再度見つけて、3年は現役をしてもらいたいです。
↑↑ポチッとお願いします
スポンサードリンク