コロナの影響で各球団契約保留の選手が出たり、今年は荒れる契約更改となっていますが、ライオンズは順調に契約更改をほぼ終えました。
流出濃厚と思われていた守護神増田の逆転残留や、アメリカに戻りたがっていたギャレットの残留と、
今季の渡辺GMの功績は大きいです。
思い返せば、
2つ前の前田本部長時代は、年俸査定の専門家と言われていましたが、選手と感情面でぶつかることも多く、【荒れる契約更改】となっていました。
鈴木本部長に代わってからは、【荒れない契約更改】となり、当時は本部長が代わって良かったとのファンの声もありました。
しかし、、、
鈴木本部長の晩年は、真偽は不明ですが、FA保有者に対して「お前なんか獲る球団ないよ」的な不用意な発言が目立つようになり、炭谷なんかは怒りのあまり交渉にならず、渡辺SD(当時)が間に入り場をおさめた事もありました。
渡辺GMは現役時代からコミュ力が高く、誰からも好かれるような性格でした。
監督になってからは、賛否ありますが、『寛容力』で選手が伸び伸びとプレイし、明るいチームになりました。
今でもライオンズは、イケイケドンドン野球と言われるのは、渡辺監督の残した強みでもあり、負の遺産でもあります。
野球選手はプライドも高いでしょうから、決して上から目線ではなく、選手との対話を重視してくれるのはGMとしては適任です。
しかし、本番は主力野手のFAが始まる再来年です。
2022年の外崎、2023年の森、山川、源田とチームの中心選手のFAが控えています。
金子、十亀クラスを残すのとは訳が違います。
流出慣れしたライオンズファンなら、残せて1人かなとかネガティブに考えているでしょう。
ただ、渡辺GMも少しずつ手は打ち始めています。
FA移籍せずに、チームの功労者である栗山に対してこの年齢で3年契約という高待遇をしました。
残った選手への高待遇は、良いアピールにもなります。
再来年からの山場をどう乗り切るか、GMとしての本当の手腕が問われます。
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