後半戦、来季に向けて期待の持てる投球を見せた、與座海人投手です。

今季イースタンでは、特に先発として好成績でした。
9先発
防御率1.33 WHIP1.13 K/BB2.00
QS率88.9%
先発として素晴らしい成績を出しました。
ただ、1軍では中継ぎ起用される事が多く、後半戦に入り、ようやく先発起用が増えました。
今季の1軍成績は、

15試合 WHIP1.06 K/BB2.80
奪三振率6.52 四球率2.33
内、先発としては5試合に登板し、防御率1.11、WHIP0.86、QS20%でした。
四球が少なく三振も取れ、安定した投球が出来ました。
今季はストレートが良く、好調の要因となりました。
昨年はストレート押しのパワーピッチをするようになってから、ファームでも打ち込まれるようになりましたが、今季はそのストレートの球速が上がり、空振りも取れるようになりました。スライダーも良く、効果的に使えてました。
ストレートの力で抑えると言うよりも、変化球も交えながら、左右高低と投げ分ける事で、ストレートを効果的に使える投球が出来たといった所です。
イースタンではQS88.9%と、長い回を安定して投げているので、スタミナがない訳ではないのですが、アンダースロー投手には、対左打者という課題があるので、ここをクリアーしないと長い回は難しくなってきます。
現状では、與座+左に強い投手で1試合投げられれば、勝ち星を重ねられると思います。
與座が先発だと左打者を並べられると思うので、與座は打者2巡くらい、4、5回辺りを目処に下げて、左に強い投手を出したいです。
ただ、ライオンズには左に強い投手は居ないのが難点ですので、佐々木や浜屋がレベルアップし、第2先発的なロングリリーフも出来るようになってもらいたいです。
ライオンズは先発3本柱以外は、ローテ未確定です。
特に、與座、浜屋、佐々木、本田といった1.5軍クラスの先発投手は飛躍が期待されます。
この1.5軍クラスの中では、今季の成績から與座が最も期待の出来る投手です。
アンダースローの性質上、使い方がポイントにはなりますが、使い方によっては大きな戦力となる投手です。
左打者の多い楽天戦は厳しいですが、相性を考慮して上手く起用をしてもらいたい投手です。

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