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カテゴリ:西武ライオンズ2020 > 2020総括

2020年の西武ライオンズ対オリックスの総括をしていこうと思います。



2020年対オリックスのチーム成績は以下の通りです。
※( )内は2019年の成績

11勝12敗1分け(17勝8敗)


チーム打率 .245(.285)


チーム防御率 3.81(4.02)



でした。

今年は負け越してしまいました。


オリックスファンには悪いですが、ライオンズにとっては昨年まではオリックス銀行と称する程にオリックス戦は貯金カードでした。

この大幅な貯金がなくなったのは痛かったです。


今年のライオンズのチーム打率は2019年の.265から.238と大幅にダウンしているので、

当然ですが課題は打線になります。



個人成績では、

源田.300

外崎.344

栗山.296

森.289


と、かなり打ってはいますが、

山川.197

中村.167

スパンジー.241



と大砲が打てなかった事もあり、打率の割に点は入りませんでした。

本塁打、打点共に他チームと比べオリックス戦は少ないです。


この辺は打順の組み換えなどで対処したかったですね。



主なオリックス先発陣に対しては、

山本0.93

アルバース2.93

山岡3.00

山崎2.37

田嶋7.17

張0.00


でした。


山本を打てないのはしょうがないとしても、ライオンズ専用機の山崎、張をどうにかしたいですね。

山崎は防御率4.50、張は4.31の投手です。


ライオンズのスコアラーと打撃コーチの課題ですね。




ライオンズ投手陣ですが、主な先発投手陣の対オリックス戦の成績は、

高橋1.93

松本2.71

ニール7.16

今井4.60


でした。

ニールが勝てなかったですね。
松本も防御率の割に1勝と勝ちに恵まれませんでした。


吉田正尚には.376と打たれてますので、吉田の前にランナーを貯めないのが基本です。

また、今年は外国人によく打たれました。


※( )内はシーズン通算打率

ジョーンズ.306(.258)

ロドリゲス.325(.218)

モヤ.333(.274)



大砲がライオンズに好相性なので、

オリックスは西武戦が一番ホームランが多いです。


外国人は穴も大きいので、来季は投手同様にスコアラーと新任の野田バッテリーコーチの活躍が期待されます。


総合的に、

打ててはいるが点にならない、

抑えてはいるがここぞでドカンといかれるという結果です。



今年は極度の不振者が多く、流れも悪かったのですが、来季は巻き返してくれると思います。


オリックスの張がライオンズの天敵になりそうなので、早めに対策をとって欲しいですね。


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2020 年のライオンズ総括を打者編、先発投手編、中継ぎ投手編、辻監督編と書いてきました。



2020 年ライオンズの各総括はそれぞれのブログを見て頂ければと思います。





今季は中継ぎ陣の活躍と終盤の栗山の勝負強さが最後までクライマックス争いを行えた原動力になりました。



しかし、優勝を狙っているチームとしては寂しい結果です。


ロッテとのクライマックス争いも、選手層の薄さと辻監督の選手起用失敗もあり逃しました。


来季も今年から増田を抜いた既存戦力で戦うことになると思われるので、選手起用を上手くやらないと厳しいです。

投手なら、内海、榎田、十亀のベテランは怪我さえなければ年に何度かは好調期が来ます。



その時期を逃さずに1軍起用をして欲しいです。

打者はケースバッティングを徹底して勝負を決める打者である山川、森にいかに繋ぐかを考えてもらいたいです。




ライオンズは選手層は薄いですが、スタメンのレベルは高いです。

しかし、山川、森、源田、外崎といった主軸が2023年までにFAとなります。



ライオンズは予算内での編成なので、全員残留は厳しいと思われます。


外国人も年俸が高い選手は取れませんし、既存戦力の育成以外で出来る事はトレードくらいなので今後は積極的に動いて欲しいです。




振り返ると、片岡、栗山、中島、中村を要したライオンズは2008年に日本一になりました。


これから黄金期が来るかと思いましたが、それ以来日本一から遠ざかっています。

西武グループの経営を考えれば、今後も流出は続きます。



特に楽天は絶対に狙ってきます。

山川、森、源田、外崎がいる間に悲願の日本一になってもらいたいです。



次回は書けたら2020年の対チームごとの総括も書いていこうと思います。
良かったら読んでください。

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2020年の西武ライオンズは勝率5割の3位でした。



中盤まではBクラス確定かと思われましたが、終盤の攻勢で一気にクライマックス争いまで来ましたが、最後はロッテに敗れて3位となりました。

辻監督は就任してから、2位、1位、1位、3位と結果だけを見れば名将です。


暗黒期のライオンズを引き継ぎ、さらに毎年主力が抜ける中でのこの結果は十分過ぎる結果です。


が、他球団ファンからしたら贅沢な悩みだと思いますが、物足りなさを感じる方も多いです。


原因は、

今年のロッテとのクライマックス争いや、昨年、一昨年のクライマックスでの敗退など短期決戦での勝負弱さだと思います。




ソフトバンク工藤監督はシーズンは大したことないですが、短期決戦だと勝負手が決まりまくります。



逆に辻監督は頑なにいつも通りの采配で負けています。


工藤監督が良いと言う訳ではなく、辻監督の方が良いですが、やはり辻監督も監督としてさらに成長して引き出しを増やしてもらいたいです。


辻監督の課題は、選手マネジメントです。



黄金期脳の辻監督は固定したがりますが、今季、多分来季もそれは難しい陣容です。

また、正々堂々と真っ向勝負をするほど余裕のあるチームではありません。


打線は固定打順に選手任せの攻撃で、同じ投手にやられる場面を今シーズン何度も見ましたね。


過去のクライマックスでもいつも通りの選手任せ打線でしたし、課題の投手陣もいつも通りの運用で負けました。

調子や相性によって柔軟に起用することと、作戦をたて選手にケースバッティングを徹底させることが必要です。



相手の嫌がることを徹底的にやることも必要です。

どんなに良いバッターでも7割はアウトです。そのアウトをどう使うのかが重要です。



特に金子、木村、源田はアウトになるにしても自由に打たせてポップフライではなく、進塁打を打つように徹底させたいです。





選手層の薄いライオンズなので、クライマックスの時には大抵満身創痍の状態です。

しかし、その選手層の薄さをカバーする選手起用も出来ていません。



2020年西武ライオンズ総括打者編でも書きましたが、

既存戦力を最大化させれば選手層の薄さを補えます。



打者だけでなく、投手も同じです。



2軍の選手は良い時に1軍で使う事が必要です。


今年は榎田や十亀なんかは良い時に2軍でしたし、1軍にあげても中継ぎ待機なんて事もありました。


辻監督には選手マネジメントをもっと上手くなってもらいたいです。





西武球団は松井稼頭央を監督にしたがっています。



采配批判はしますが、ライオンズファンとして辛かった伊原、田辺政権の暗黒期を変えてくれた辻監督には感謝してます。

辻監督にはこのまま監督をしてもらいたいです。



それに、内部調整で人事を行うライオンズが落合監督とか栗山監督とか大物を引っ張って来れる可能性はありません。

松井稼頭央以外なら多分潮崎を選ぶと思われます。




常に結果を出し続けないと代えられてしまう辻監督は大変ですが、

監督として自らも成長してもらいたいです。


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投手陣が課題と言われてる中、

今年のライオンズの強みは中継ぎ投手陣でした。



勝ちパの防御率は、

森脇1.35

平良1.87

増田2.02

増田はセーブ王のタイトルを取りました。



その他にもルーキー宮川は制球を乱すこともありますが、マウンド度胸がありピンチで登板することが多かったので、この経験を来季に活かしてもらいたいです。

増田を見ても分かるように、中継ぎ投手はスペシャリストです。



ストレートの質と得意のパワーカーブを磨いて欲しいです。


ギャレットはシーズン序盤は無双してましたが、中盤からスピードは出ますが打たれる事が増えました。

球種が読まれてるような事もありましたね。

豊田コーチともう一度復活出来るように練習してもらいたいです。


平井は先発や中継ぎと難しい使われ方をしましたが、対左が課題のままです。

起用法も含めて考える必要があります。



しかし、思い起こせば、2軍で無双、1軍で炎上を繰り返す1.5軍レベルの中継ぎ投手陣。通称、【俺たち】を要していた数年前のライオンズがこんなにも中継ぎ投手を頼りにする時が来たことが嬉しいですね。








ただ課題もあります。

増田は来季いません。


ギャレットは残留濃厚らしいですが、森脇が来季もこのパフォーマンスが出来るのか、平井の起用法をどうするかなどあります。


増田不在に加えて先発陣が来季も苦しいと思われるので、今年は宮川、ギャレットが担ってきた5、6回を投げる投手がもう1人~2人必要です。


タフな田村辺りがここに入ってくると来季も頼れる中継ぎ陣になれます。


来季の希望の陣容はまた書きたいと思います。


今シーズン中継ぎ陣は、

本当に頑張りました。



お疲れ様でした。


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毎年のように投手が課題と言われるライオンズです。

チーム防御率は4.28のパ・リーグ6位でした。


今年は先発投手に苦労しました。



主な先発投手の個人防御率は、

高橋光成3.74

松本4.37

ニール5.22

今井6.13

でした。

飛躍を期待したシーズンでしたが、今井は悪化してしまいました。



課題は明確でシュート回転するストレートと制球で、フォームが不安定なのが原因です。

完全に崩れてるというより不安定なので、時折、素晴らしいストレートを投げる事もあれば、楽天戦の炎上みたいなこともあります。

不安定なフォームを安定させるための練習をオフはしてもらいたいです。

土肥元コーチと菊池が一緒にフォームを作り上げたようにスコアラーも交えて分析して作り込んで欲しいです。

オープン戦では凄いストレートを投げてましたよ。


森や源田もびっくりしてましたね。

下手な外国人投手取るよりも今井の覚醒が先発投手の最大の補強です。



来季は大学を経由した同級生達がプロ入りしてきます。負けずに頑張りたいです。


ただ、大炎上した楽天戦の影響がなければ良いのですが。。。
コメントして下さった方々も言ってましたが、藤浪化しないか心配です。



大誤算だったのがニールです。



昨年ほどとは言わないまでも、もう少し勝てると思ってました。

こちらも終盤、ツーシーム、チェンジアップが落ちずに連打されました。

来季は契約最終年です。

頭の悪い投手ではないので、原因をつきとめ、来季に向けてオフを過ごしてもらいたいです。


逆に飛躍したのは、高橋と松本です。


高橋は終盤、エース候補からエースに片足突っ込む所まで来ました。



ライオンズのエースは松坂や涌井レベルを期待したいのでハードルは高いですが、

来季、年間通して活躍すれば文句なしのエースです。


 

松本も終盤に素晴らしい投球が続きました。


アウトローへのスピンの効いたストレートは大きな武器です。


来季は高橋と共に完投出来るように辻監督から信頼得られる投手になってもらいたいです。



新戦力や若手の先発投手陣達の今季は、

浜屋4.97

與座5.45

本田4.08

ノリン6.75


でした。


目立った活躍を見せたのは浜屋です。


浜屋は三振の取れる投手です。


しかし、柘植とのバッテリーでは力みから制球を乱すこともありました。

岡田と組み始めてからは打たせて取るピッチングで力みが取れ好投しました。

来季に向けては、まだ成長出来る投手なので打たせて取るスタイルではなく、強みを伸ばせるようにしてもらいたいです。

三振が取れるのは大きな強みです。


力まずに三振が取れる投手になってもらいたいです。

大きな目標としては、目指せ元ソフトバンク杉内です。




打者編でも書きましたが、投手も1、2軍の連携が上手くいきませんでした。

内海は計画立てて上げましたが、榎田、十亀はコンディションの良いときにもっと1軍で先発させたかったです。

また、相性の良いチーム、球場も考えてもっと柔軟かつしたたかに起用して欲しいです。


これは来季に向けた首脳陣の課題です。




多和田が育成選手予定なので、来季は今井の覚醒、当たりの先発新外国人に加えて若手の活躍が必須です。

2軍では、渡邉、井上と期待の若手投手もいます。

しっかり計画を立て育成して、夏頃には1軍デビューしてもらいたいです。



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