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カテゴリ: 西武ライオンズ2021

今回で3回目となる、ライオンズ期待の若手投手、上間、渡邉、井上投手の話です。





昨年のフェニックスリーグで存在感を出し、キャンプではA班に抜擢された、ライオンズ期待の若手投手たちです。




キャンプでは、井上、上間、渡邉の順でアピールが出来ましたが、練習試合、オープン戦と、上間が抜け、ローテ入りも果たしました。








前半戦は、


上間が順調に成長していき、渡邉はイースタンではイマイチでしたが、1軍の中継ぎで存在感を出し、井上はファームでも制球に苦しんでいる状況でした。










シーズン終盤は、


上間は、ファームで離脱し1ヶ月登板がなかったですが復帰し調整中、渡邉は1軍のローテ入りを果たすも課題が浮き彫りに、井上はファームでようやく状態を上げてきたといった状況でした。









そして、2021年シーズンが終わり、現在の状況にも変化がありました。




上間

ご存知の様にトミー・ジョン手術により、来季は絶望です。育成契約となり、来季はリハビリの年になります。


イースタンでは完投をするなど、先発投手として長い回を投げられ、防御率1.58、WHIP1.19、K/BB1.19と、奪三振こそ少ないですが、来季の飛躍に期待したい投球を見せていました。


球速は140程度とあまり出ませんが、元々、空振りの取れるストレートを投げられる投手ですので、リハビリをしっかり行い、復活させたいです。


1軍で戦力になるためには、制球や変化球にも課題がある投手ですので、復帰後直ぐに1軍とは行きません。


再来年は、ファームが主戦場となりますので、そこで圧倒的な成績を出し、後半戦くらいに1軍に呼ばれるようになりたいです。





渡邉

来季はローテ入りの期待がかかる投手です。


今季は9試合に先発し、防御率3.44、WHIP1.33、K/BB1.10、とまずまずでしたが、奪三振率5.40、与四球率4.91ですので、奪三振率を上げて、与四球率を減らしたいです。


課題は、長い回を投げる事と、対左打者です。

QS22.2%を改善するために、スタミナ強化に加えて、投球の引き出しも増やしたいので、カーブの精度を上げて緩急も使えるようにしたいです。



対右.167、対左.259と一時期は.300を超えていた左打者対策には、秋季練習ではスライダー、カットの精度を上げて、バックドアの習得にチャレンジしました。


今季は左打者にはスプリットを多投し、効果もありましたが、高めに抜けたり、落ち切らなかったりしていたので、バックドア習得に加えてスプリットの精度も上げてもらいたいです。



まだ新外国人が決まらないので、来季のローテは分かりませんが、ローテ入りしてもらわないと困る投手ですので、しっかりトレーニングを行い、万全の状態でキャンプを迎えたいです。






井上

3人の中では今季もっとも苦しんだシーズンでした。


キャンプでは球威のあるストレートを武器に、上間、渡邉よりもアピールが出来ましたが、イースタンでは、奪三振率5.29、与四球率4.57と制球に苦しみました。


今季は中継ぎとなり、シーズン後半にはファームの守護神も務めました。シーズン終盤には状態が上がり、1軍昇格をするなど来季に向けて期待をされている投手の一人です。



秋季練習ではフォームの見直しを行いました。球種によってフォームが変わらないように、修正を行っています。

来季も中継ぎをやるなら、制球はもちろん、武器であるストレートの球速も、常時150キロ出るようにしたいです。


変化球はスライダーがメインになっていますので、空振りが取れるように精度を高めて行きたいです。


怪我持ちで入団した経緯もあるので、連投に耐えうる体作りにケアも継続的に行ってもらいたいです。








3人共1年前は、ほぼ横並びでしたが、置かれた状況に差が出てきました。



現状だと来季は、上間はリハビリ、渡邉は1軍ローテ候補、井上はファームです。


ただ、渡邉、井上はオフやキャンプ次第で良くも悪くも状況は変わります。



年齢的には、次世代の投手たちではありますが、毎年新しい期待の若手が入ってきますし、期待されている内に、結果も出したいです。



ライオンズはファームの投手が足りていない状況ですので、これ以上怪我人を出さないように、まずは怪我をしづらい体作りとケアを行ってもらいたいです。




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大卒育成ルーキーの、赤上優人投手です。



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大学1年の時に投手に転向した、最速155キロ右腕です。





今季はイースタンで、中継ぎとして12試合に登板しました。


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奪三振率7.15 与四球率10.5


三振を取れる魅力はありますが、与四球率がかなり高いです。


同じ育成ルーキーの豆田投手同様に、三振は取れるがそれ以上に制球難と言う現状です。








武器は、速いストレートです。


イースタン序盤は150キロを連発し、空振りも奪っていました。速くて空振りの取れるストレートは魅力的ですし、早期の支配下入りも期待されていました。ただ、次第に制球難が目立つようになり、制球を意識し過ぎてか球速も落ちていき、与四球率も悪化していきました。




変化球は、カーブ、スライダー、チェンジアップと投げ、中でもチェンジアップは決め球として使う事もあり、空振りを奪う事もありました。







課題は、制球です。



与四球率がかなり高く、せっかく速いストレートを投げられても活かしきれていません。



ただ、制球を意識し過ぎて球速を落としてしまっては意味がないので、投球フォームも含めて自分に合ったものを掴みたいです。






イースタン序盤の活躍から、支配下の可能性も見えていましたが、苦しんでいます。



しかし、フェニックスリーグでは活躍し、イースタンではK/BB0.69でしたが、フェニックスリーグではK/BB2.25と結果を出せました。



ただ、制球改善のためなのか、ダイナミックさが減り、こじんまりした印象を受けたので、赤上投手の良さは消さずに制球をまとめたいです。




150キロのストレートに、チェンジアップのコンビネーションで抑えていくスタイルです。



速い球に加えて落ちる球を持っているので、開花すれば中継ぎとして期待も持てます。



現状は制球改善に苦しんでいる状況ですが、育成投手ですし、思い切って尖った能力を鍛えたいです。



投手としての経験が浅い分、伸びしろもあると思うので、オフもしっかりトレーニングをして来季を迎えてもらいたいです。



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新たに育成契約を結んだ、中熊大智選手です。




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育成契約3年が経過しましたが、ちゃんとレベルアップしていますし、新たに育成契約をしてもらえました。







中熊選手は、打撃に魅力のある捕手です。




今季のイースタンでは、


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OPS.631 長打率.310 出塁率.321

三振率13% 四球率7%




コンタクトが良く三振が少ないのは良いですが、パワー不足でもあります。

 



ホームランバッターではありませんので、ミートに優れているのは良い事ですが、1軍クラスの投手だと球も強いので押し込まれないように、2軍クラスが相手ならもう少し長打も欲しいです。





1塁と捕手をやっていましたが、1塁としては打撃力が足りないですし、ポジション的に足りないのは外野手ですが、人数的に飽和してますので、捕手として守備力も高めたいです。







個人的には、中熊選手の目指すところは、現コーチでもある上本氏のポジションです。



森、岡田、柘植の1軍捕手陣は、森がFAしなければ数年は安泰です。




岡田がベテランになってきましたが、ドラ3古賀捕手を取りましたし、打撃が向上してきた牧野捕手もいます。




来季のイースタンは、古賀、牧野捕手が中心になると思いますので、中熊選手としては使い所のある捕手になれるように、強みを伸ばしたいです。



上本コーチが現役の時は3番手捕手でしたが、代打の切り札として打撃面での役割もありました。




中熊選手も守備はイマイチですが、打撃の良い捕手です。



上本コーチの様に、3番手捕手ではありますが、ベンチの置物ではなく、使い所もある選手へとなりたいです。



現状は、そこそこ打てる捕手ですが、打てる捕手へとレベルアップしたいです。


まずは支配下契約をしてもらえるように、コンタクトは維持したまま、もう少しパワーを付けて、打てる捕手になってもらいたいです。




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昨年2月11 日に死去された野村克也さんのしのぶ会が行われました。







名選手でもあり名監督でもある野球界の偉人です。


捕手をグラウンド上の監督と位置づけ、捕手は体がデカければ良いというポジションから、頭を使うポジションだと、捕手のイメージを変えた先駆者です。



ID野球という言葉を流行らせ、考える野球を日本に広めた監督でもあります。






野村ノート
野村克也
2014-12-19







現役時代は見ていませんが、様々な通算記録を持ち、三冠王も獲得するなど、元祖打てる捕手です。





個人的には、歴代最高の日本シリーズと呼ばれる、森西武対野村ヤクルトの日本シリーズの印象が大きいです。


辻監督が現役だった頃の、西武黄金時代です。



無敵だったあの時代のライオンズと、互角の勝負をしたのはヤクルトだけでした。



森祇晶監督と野村克也監督の頭脳戦も見応えがあり、野球は頭を使うスポーツだと、子供ながらに感じた日本シリーズでもありました。













野村さんはよく、ライバルでもあるスーパースター長嶋茂雄さんと自身を比べ、自分には華がないとか、人望がないとか言ってましたが、しのぶ会には多くの野球関係者が参加されていました。


参加者それぞれのエピソードもたくさんあり、人望の高さを象徴する会でした。


教え子たちは、未だに野球界にたくさんいますし、亡くなった今でも、教え子たちから野村さんの名前が出るあたり、影響力は計り知れません。






ライオンズ辻監督も、野村さんの下で4年間プレイしました。



野村さんは辻選手を高く評価していた監督です。


生前、歴代最高の二塁手として辻選手の名前を挙げていましたし、ヤクルトに入団した時も、教え魔の野村監督が、教えることは何もないと高く評価していました。



辻監督となってからもそれは変わらず、現役監督では一番と評価していました。



名監督からの高い評価は、ライオンズファンとしても嬉しい事です。







しのぶ会で辻監督は、野村さんのファンあってのプロ野球という言葉に影響を受けていると話されました。


ビッグボス程のパフォーマンスは出来ませんが、辻監督の言葉の節々には、ライオンズ愛が含まれています。


そういう指揮官は、ファンとしては嬉しいですし、応援したくなります。



今季は最下位でしたが、2018、2019と連覇を果たした辻監督は、勝てない監督ではありません。



辻監督は引退後、落合監督の下でキャリアを積んできましたので、試合に勝つことが最大のファンサービスという言葉も影響を受けていると思います。


野村さんのファンあってのプロ野球という言葉、落合氏の勝つことが最大のファンサービスという言葉を両方を胸に、来季は勝負に拘ってもらいたいです。




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来季は勝負の3年目となる、育成の出井敏博投手です。



20211207_121925





今季はBCリーグに派遣されるなど、色々な経験をした1年でした。



イースタンでは、12試合に登板し、内4試合に先発しました。


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WHIP1.78 K/BB1.54 QS25%

奪三振率5.93 与四球率3.88



育成投手の中では、まとまった投手ですが、もう一回りレベルアップしたい投手です。





武器は、制球です。


ライオンズは、球の力はあるが制球難と言う投手が多い中、ある程度まとまった投球が出来ます。



ストレートとスライダー中心の投球をしますが、球速こそ140キロ程度ですが、キレの良いスライダーと合わせて、空振りを奪う事もあります。




ただ、小さくまとまってしまっているので、現状だと1軍戦力としては厳しいです。



球速はそれ程出ないので、制球と球のキレを高めて、勝負をしたい投手です。


左右高低とストレートを投げ分けられる制球に、スライダーのキレを高めて打たせて取りたいです。






先発としては、まとまっている分、ある程度試合を作れる投手ですが、三振を取るタイプではないので、今季多かった中継ぎでは、目立った活躍は出来ませんでした。




来季はファームの先発不足から、先発ローテ入りになると思います。


イニングイーターとして終わるのか、それとも大きく飛躍するのか、育成最終年となる来季に期待がかかります。




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