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カテゴリ: 西武ライオンズ2021

ジャンセン選手の獲得で、野手の新戦力獲得は終了だと思われます。






まだトレードの可能性はありますが、足りないのは投手ですので、おそらく野手はこのメンバーで来季戦うことになります。






ドラフトで獲得したルーキー野手では、古賀捕手が即戦力候補ですが、ライオンズには森友哉がいますし、ベンチの置物にするくらいなら、将来のためにまずは来季はファームで育成です。




また、育成の川村選手が、守備に課題はありますが、アマチュア時代と同様の打撃が出来れば支配下も近く、即戦力候補ではあります。




ただ、まだ未知数な部分も大きいので、今季の既存選手に、オグレイディ、ジャンセンを加えた野手陣で、戦うこととなりました。










オグレイディ選手は外野のレギュラー候補です。

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74試合 .281 15HR  OPS.913 三振率25.8%




指標的には、打撃に期待が持てる選手です。中軸を任せられる打撃を見せてくれれば、森を2番に置くなどのバリエーションも増えるので、長打を期待したい打者です。



守備も悪くないと評判ですが、打ってくれれば、守備がイマイチでも問題ないです。



普通に守れれば、ライトを中心に両翼での起用が増えそうです。













ジャンセン選手は、今の所は内野のバックアップです。

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104試合 .299 19HR OPS.856 三振率17.6%

2018、2019と一桁ホームランですし、今季の19HRはそのまま数字を鵜呑みには出来ません。



ただ、三振率は比較的低いので、日本野球に適応し、思ったより打撃が良ければ、サードや指名打者、無理してでもレフトでの起用もありそうです。



起用に関しては、今季のスパンジー同様に、中村、栗山との兼ね合いで決まりそうです。









ユーティリティ内野手を獲得した事で、他の選手にも多少影響があります。






影響が出そうなのは、呉念庭選手です。

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今季、スパンジーの使い所が減りましたが、自身の打撃力の低下に加えて、同じような役割が出来る呉念庭の成長も大きかったです。


打撃が覚醒した呉は、打線に組み入れたい所ですが、今の所来季のポジションが決まっていません。


秋季練習では、外野練習をしていましたが、外野へのコンバートの話は聞かずに、あくまでユーティリティという位置づけでした。






本職のセカンドには外崎が居ますので、セカンドのレギュラーは難しいです。

外崎はFAが近いですが、2023年に取得予定ですので、万が一、流出となったとしても2024年シーズンからです。それまで、呉を寝かしておく戦力的な余裕はライオンズにはありません。





今季は、後半戦からレフトも守るようになりましたが、急造のレフトと言った守備力でした。しかし、努力を重ねて今季ようやく飛躍した選手ですし、外野に専念させれば、努力してある程度は守れるようになると思います。




今季後半戦は、マークも厳しくなり、疲れも出てきて打撃不調が続きましたので、当然来季、今季の前半戦の様に打てる事が前提ですが、打力を重視するなら、呉は打線に欠かせません。


ジャンセン選手が思ったより外野守備が良ければ良いのですが、キャリア的には内野手です。




助っ人であるジャンセン選手をベンチ要員にする余裕はないので、慣れたサード中心に守らせるとするならば、呉の使い道は外野しかないです。





本来は、呉を内野のユーティリティとして起用し、外国人は外野での起用をしたい所ですが、仕方ありません。



呉は、秋季練習で外野練習もしていましたが、キャンプでは本格的に外野練習をしたいです。チーム方針としてだったり、コンバートにためらいがあったりするなら、内外野のユーティリティでも良いですが、打球判断、クッション処理、送球と外野手らしい動きが出来るように、佐藤友亮コーチからマンツーマンで指導を受けたいです。




佐藤友亮コーチも内外野を守った選手でしたし、基本的な外野手としての動きを学びたいです。








今季のライオンズを見る限りでは、打線の強化は欠かせません。


補強は少なく、現有戦力で戦わなくてはならないので、少しでも打てる選手は使いたいです。




球団は補強はしたと言うスタンスだと思うので、後は現場判断でとなりそうです。大変ではありますが、辻監督の起用法にも注目です。





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ジャンセン選手の獲得により、ライオンズの外国人補強は残り1人となりました。











指標的に優れた、エンス投手、オグレイディ選手の獲得で、来季に向けた本気度を感じていましたが、育成型投手のタカハシ投手、ユーティリティのジャンセン選手と、ここに来てトーンダウンしてきました。





タカハシ投手獲得までは、ニールの代わりをエンス、スパンジーの代わりをオグレイディ、ダーモディの代わりをタカハシと思っていたので、残るメヒアの代わりの大砲、ギャレットの代わりのセットアッパー候補を獲得すれば、予算の少ない中で球団も良くやっていると思っていましたが、予算の厳しさを感じさせる新外国人補強となっています。






しかし、外国人は蓋を開けて見ないと分からない部分も大きく、ジャンセン選手が駄目だとは限りません。ただ、大砲タイプを獲得出来なかった事は非常に残念です。












残り1人の新外国人は、ギャレットの代わりのセットアッパー候補にもなる、僅差で投げられる投手であって欲しいです。





戦力的だけでなく、人数的にも投手は足りていないので、補強は必須です。





以前、スペイン語通訳を球団が募集しましたので、おそらく中南米の投手です。




大砲は獲得してもらえませんでしたが、セットアッパー候補の獲得は、現場も譲らないでもらいたいです。




ギャレットは今季は、防御率3.77、WHIP1.57、K/BB1.79とセットアッパーとしては不十分な成績でしたが、61試合57.1イニングを投げています。



来季はもう少し先発が長い回を投げられると思いますが、終盤の僅差で投げられる投手は、今の所平良海馬だけです。





増田、森脇がどこまで復調するか分かりませんし、ギャレットが投げた61試合の穴埋めが出来る、僅差で投げられる投手の獲得は必須です。





来季も今季と同様のチーム総年俸で良ければ、補強費は残り2億程度ありますが、タカハシ2000万、ジャンセン4000万と安く済ませて来ているので不安はあります。




また、ギャレットの背番号33はジャンセン選手が付けることになりましたし、本来先発投手のタカハシ投手を中継ぎとして使うとGMは明言しましたので、実はタカハシ投手がギャレットの代わりで、残りは年俸の安い先発・中継ぎ両方出来る素材型投手に行かないか心配です。











ライオンズの場合は、チーム総年俸が他球団より劣っている訳ではなく、むしろ日本人プレイヤーに年俸を出しています。



生え抜き日本人の1億円プレイヤーも、ライオンズは多いです。




大砲の獲得はしてもらえませんでしたので、主力の復活、若手の覚醒にかける事になります。




コロナ禍で西武グループも苦しい状況ですので、補強費の限界もあるとは思います。ただ、残りの外国人投手獲得は、もう一踏ん張りしてもらいたいです。






外国人に求めることは、チームに足りない部分を補う即戦力です。




外国人が穴埋めしている間に、若手を育て、育ったら外国人がやっていた役割を任せる流れが理想です。






今のライオンズで足りないのは、




野手ではここ2年の課題である1番打者と、今季苦しんだ長距離砲です。ポジション的に外野が穴です。






投手は先発、中継ぎ共に、指標的にはワーストが多く、他球団よりも劣っているので、使える投手なら先発、中継ぎ問わずに欲しいです。




先発ローテ投手はエンス投手を獲得しました。もう一人先発候補でも良いと思いましたが、中継ぎとして育成込みでのタカハシ投手を獲得したので、後は中継ぎの僅差で投げられる、即戦力のセットアッパー候補が欲しい状況です。





また、怪我人も多く、育成前提の新人も獲得したことから、ファームのイニングイーターも足りません。





長くライオンズファンをやっているので、予算的に苦しいのは分かりますし、新外国人も微妙な選手を連れてくることがあるのも慣れています。





ただ、42年ぶりの最下位という不名誉から脱却し、優勝を目指すためには使える外国人補強は不可欠です。




セットアッパーも出来る僅差で投げられる投手は新外国人、ファームのイニングイーターは戦力外から獲得をしてもらいたいです。




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西武ライオンズは、獲得調査報道のあったユーティリティ内野手の、ジャンセン・ウィティ選手の獲得を発表しました。










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メジャー経験のない31歳の右打ちの選手です。サードがメインですが、内野はショート以外守れます。キャリアでは少ないですが、外野も守ったことのあるユーティリティ選手です。




背番号は、33番を貰いました。







今季の3Aでは、

104試合 .299 19HR OPS.856 三振率17.6%

比較的三振が少ない、中距離ヒッターです。




今季の3A成績はキャリアハイです。

今季は打高の3A西で、455打席19HR放っていますが、2019年は436打席8HR、2018年は113打席2HRですので、長打力に関しては判断が難しい所です。




渡辺GMは、コンタクトに優れた中距離ヒッターと表現しましたが、オグレイディにも中距離ヒッターと表現しました。






野手の新外国人は、大砲とスパンジータイプの2人との事でしたが、

結局は、オグレイディが大砲、ジャンセンがスパンジータイプでした。









スパンジー、オグレイディ、ジャンセン、そして獲得調査報道のあったジョーンズ選手の、来日前の3A成績を比べると、



スパンジー

113試合.309 14HR OPS.876

オグレイディ

74試合.281 15HR  OPS.913

ジャンセン

104試合.299 19HR OPS.856

ジョーンズ

48試合.331 10HR OPS1.009


スパンジータイプがオグレイディ、大砲タイプが打撃特化型のジョーンズだったら良かったですが、残念です。



ここ2年、売りであった打線も問題になってきています。特に今季は、長打が減ってしまったため、大砲タイプの補強は必須と考えていだけに、呉念庭もいるのに、内野のユーティリティの補強はイマイチです。





ユーティリティなら、どこかしらで使うことは出来ますが、打ってこそです。





今の所は想像出来ませんが、


蓋を開けたらホームラン量産なんて事もゼロではないですし、入団したからには期待したいです。




ユーティリティと言えば聞こえは良いですが、スパンジーを見てもどこを守れるのか分からない選手でしたので、まずはキャンプからチームに合流し、どこを守れるのか辻監督にチェックしてもらいたいです。




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今季のライオンズで最も飛躍し活躍した選手といえば、平良海馬投手です。



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昨年新人王を取り、今季はライオンズの守護神を務め、日本代表まで登り詰めた投手です。






今季の飛躍には投球スタイルの変化もあります。







剛速球投手から、球の速い変化球投手にモデルチェンジしました。





昨年と投球割合と比べると、


ストレート55%→39%
スライダー11%→26%
カット15%→18%
チェンジアップ8%→15%





特にスライダーが良く、被打率は.098と最も低くなっています。



平良自身は、ストレートの質的に空振りが取れずにファールになるので、無駄な球数を減らすために変化球を使っていると話しています。




昨年オフ、先発投手転向の希望を出していましたが、将来的に先発を希望するなら、長い回を投げるためには、変化球も使いながら球数を減らすことも必要な事です。






来季は、セットアッパーか抑えかまだ決まってないと話している事から、中継ぎをやる気持ちはあると思いますが、投球スタイルの変化からは将来的な先発も見据えていたのかも知れません。





ただ、投手の基本はストレートです。




変化球を活かすためにもストレートの質を高めることは必要です。





昨年までのストレートゴリ押し投手のイメージから、今季は他球団も変化球に手こずったと思いますが、来季は開幕から球の速い変化球投手と認識した上で打席に立ちます。




今季のデータをもとに研究もしてくるでしょうから、平良ももう1段階レベルアップしたいです。






平良は、山本由伸の様に、支配的な投球がしたいと話していましたが、山本由伸はどの球種でもカウントも空振りも取れます。



平良のストレートは、松本航投手の様に空振りを取るストレートではないかも知れませんが、本人も言っている様にファールになると言うのは、球威がある証拠です。




打者からしたら、160キロ近いストレートは当然警戒しますし、その中での変化球だから効果が出ます。



投げられるうちは、速いストレートを武器に、変化球も使う投球をしてもらいたいです。




とはいえ、平良もどの球種も被打率が低く、山本由伸程ではありませんが、どの球種でも勝負出来る投手です。




レベルアップも必要ですが、体が万全なら来季も大丈夫だと思います。





しっかり怪我を治し、どの球種でもカウントも空振りも取れる投手へと、さらなる高みを目指してもらいたいです。




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ライオンズは、2022年シーズンのスローガンを発表しました。



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ギアを入れ替えて優勝を目指すと言う意味だそうです。



辻政権になってからのライオンズは後半戦に強く、ギアが入れば大型連勝も可能なチームでした。



良くも悪くも、勢い次第のイケイケドンドン野球がライオンズらしさですが、今季はそれも見られませんでした。




おそらく今のライオンズの戦力だと、来季も山賊打線復活とはならないので、相手選手のデータをもとにしっかりと作戦を立て、上位が出塁して中軸が返すと言う基本的な部分を強化したいです。




来季は、最下位脱出ではなく優勝を果たし、辻監督を日本シリーズに連れて行ってもらいたいです。









トライアウト受験もNPBからは声がかからなかった、中塚駿太投手が社会人野球のジェイファムに入る事が決まりました。









ライオンズが育てきれなかった、ドラ2ロマン枠の投手です。









160キロを目指しましたが、制球難が改善出来ず、さらに球速も落ちてきてしまい、戦力外となりました。



中塚には悪いですが、ライオンズのドラフト2位の使い方、育成方法を見直す機会となったと思います。



プロ野球選手のセカンドキャリアは難しいですが、野球を続けられる環境で良かったです。




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