本日の日ハム戦は、ライオンズの2021年シーズン最終戦です。
ライオンズにとって、今季は悔しいシーズンとなってしまいましたが、最下位と言う不名誉は避けたい所です。
今日の試合、勝つか引き分けで5位確定ですので、最後くらいは気持ちよく勝って終わりたいです。
スタメンは、
今日勝てば最下位回避ですが、投手は豪華に、野手はあまり順位にこだわらないメンバーで来ました。
森、源田はベンチ入りしてますが、中村、栗山はベンチ外です。日ハム上沢相手にきついですが、好調のブランドン、3戦連発中の山川に期待です。一方、
投手では高橋光成、今井、松本がベンチ入りです。また、今季はもうあがりだと思っていましたが増田が登録され、野手に比べて豪華な中継ぎ陣となっています。
先日の試合で、落球により点を与えてしまった山野辺が、今日も同じレフトでスタメンです。
渡辺久信政権時、エラーした浅村を翌日4番に据えた采配を思い出します。山野辺と浅村では格が違いますが、取り返すチャンスを貰えたので、山野辺は打って取り返したいです。【結果】
若手中心の打線は、やはり日ハム上沢を打てませんでした。先発與座は好投しましたが、見殺しとなってしまいました。最後は、申告敬遠からの押し出しでサヨナラ負けです。
勝てば最下位回避でしたが負けてしまい、後は日ハムの結果次第となりました。
日ハムが残り2試合、2勝か1勝1分なら、ライオンズは42年ぶりの最下位となります。
そして、
長らく敵として戦った日ハム栗山監督とは、今日で最後となりました。就任時、ライオンズの様なチームを作りたいとコメントされた事は、ライオンズファンとしては光栄でした。
長い間お疲れさまでした。
ライオンズは、今日の試合で今シーズン終了です。
2021年シーズンは、55勝70敗18分で終わりました。
【投手】
與座
前回好投した相性の良い札幌のマウンドでしたが、今日も6回無失点と素晴らしい投球でした。
最近はストレートの出来が良く好投が続いていますが、今日も左右高低を使いながら抑えました。アンダースローの天敵でもある左打者へは、外中心に攻めましたが甘い球もあり、左対策は来季への課題です。
ただ、右打者へはインハイで空振りを取るなど、厳しいコースにも投げ切れました。
シーズン後半からは、先発として結果を出せるようになっています。オフにしっかり練習し、来季の開幕ローテを狙いたいです。森脇
今季で引退の谷口にヒットを打たれましたが、その後はしっかり抑えました。今季は怪我で出遅れましたが、来季は開幕からブルペンを支えて貰わないと困る投手です。
公文
西川からストレートで三振も取り、無失点で抑えています。ライオンズは、小川、榎田を戦力外にしましたので、来季は貴重な中継ぎ左腕として公文にかかる期待は大きいです。
武隈
今日の試合から増田を上げたので、9回は増田だと思いましたが、左の近藤に対して武隈を出しました。が、ストライクが入らずに四球を出し、田村に交代しました。
田村
ノーアウト1塁から登板。バント処理した捕手柘植の、フィルダースチョイスもありピンチを作ると、最後は申告敬遠で満塁にして、押し出し四球でサヨナラ負けです。
【野手】
若手中心の打線は2安打と、日ハム上沢に格の違いを見せられました。
9回には、ロッテ和田と盗塁王争い1位タイの源田が、代走で出て走りますが、盗塁は失敗に終わりました。
ロッテは残り3試合あるので、源田の盗塁王は厳しくなりました。
9回ツーアウトから、森も代打で出ましたが、三振に終わっています。
おそらく、多くのライオンズファンは、今年らしい負け方だと思ったことでしょう。
投打共に精彩を欠いた今シーズンでしたが、高橋光成、今井、松本が先発投手として成長し、抑えの平良は日本代表クラスにまで成長、さらに渡邉、水上といった若手が出てきた投手陣に比べて、野手陣の物足りなさが目立ちました。
2018、2019連覇時の山賊打線のイメージが強いので、物足りなさを感じてしまいますが、成績的にも、捕手の森、ショートの源田以外は他球団と比べても劣る結果となっています。
得点力に大きく影響するOPSを見ても、軒並み物足りなさが目立ちます。
投手陣は成長したとはいえ、各指標的には軒並みワーストですので、決して楽観的には見られません。
ライオンズは大型補強はしないと思われるので、投打共に全選手が一回り大きく成長しないと、積極的に補強をしている他球団と差をつけられてしまいます。
オフの間もしっかりトレーニングを行い、来季は巻き返したいです。
今シーズンは情けない結果となりましたが、来季は期待しています。
選手、監督、コーチ、スタッフの皆様、今シーズンお疲れさまでした。
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