埼玉には何もない。@埼玉西武ライオンズブログ

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カテゴリ: 西武ライオンズ2022

今年のライオンズは、後半戦の快進撃により優勝も見えていましたが、終盤の大失速で悔しい3位でした。





昨年の最下位と比べれば巻き返した結果ではありますが、優勝を目指しているチームですので3位は残念な結果です。




シーズン終盤の大失速の時期に山田選手の奥様によるSNSトラブルが文春砲され、チームの優勝争いに水を刺した形になりましたが、それ以上にチームとして力不足です。



シーズン前半のツケが回って中継ぎも疲労困憊でしたし、何より貧打が深刻でした。



来季は打線の核でもある森友哉が抜けさらに苦しくなりますが、松井新監督に代わり、これを機にアピールする選手が増えることを祈りたいです。








そして、




2022年も【埼玉には何もない。@埼玉西武ライオンズブログ】を読んで頂きありがとうございました。



一昨年の8月から始めた本ブログも2年半が経ち、昨年同様に個人的に目標としていた毎日更新が今年も出来ました。来年も毎日更新を目標にやっていく予定です。



たくさんの方に読んで頂ける事が継続のモチベーションになっています。来年も本ブログを読んで頂けると幸いです。引き続きよろしくお願い致します。




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年末なので今季の振り返りです。

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昨年の年末は、昨シーズン最も期待を裏切り自己ワーストの成績を出し、ライオンズファンからもヘイトを集めてしまった、金子選手の奮起を期待し取り上げさせてもらいました。





昨シーズンは、怪我をしているのではないかと疑う程の絶不調でした。



奮起を期待された今季は、長所の足の衰えは見られますが、レフト守備の高さは健在でしたし、何より打撃面で復活したのは大きかったです。



ただ肉離れで2度の離脱と、癖になってしまったのは悔やまれます。




来季は複数年契約最終年です。


楽観視出来る立場にはいませんので、怪我を完治させ、今季見せたような打撃でチームの戦力になってもらいたいです。








そして、今年の年末も昨年の金子選手同様に高い能力を持ちながら、成績が奮わなかった選手を取り上げさせてもらいます。



ルーキーとしては酷なシーズンとなってしまった、隅田知一郎投手です。

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ライオンズファンに、ポジティブな未来を見せてくれたデビュー戦でしたが、その後は勝ちに恵まれず1勝10敗と大きく負け越しました。




制球と変化球が武器の投手ですが、ストレートに課題があります。



相手チームも追い込まれると多彩な変化球が厄介という事で、早いカウントからストレート狙いで来られ、打ち崩されてしまいました。



今井投手のように球威で押していくタイプではなく、制球とキレで勝負する投手ですが、疲労やメンタル的に勝てないことで自分にプレッシャーをかけ過ぎたのか、自慢の制球も乱れるようになり、ストレートもキレなく球速が出ているだけの状態となり、泥沼にハマりました。




ただ指標的には悪くなく、シーズン前半は高い奪三振能力に少ない与四球率と、ライオンズ3本柱に負けない成績でした。




そのため、持っている能力は高いと信じています。



今季は援護率1.78と極端に低く、被打率.285も高かったですが、これらは運の影響も大きい指標です。



今季は勝てない事でプレッシャーを感じ過ぎていましたので、自分を信じて長所である制球、変化球を崩さないようにしたいです。






今オフは、みっちりトレーニングのスケジュールを組んだとの事で、必死にやっているようです。




課題はストレートです。



ファーム相手なら空振りが取れていたので、全く駄目な訳ではないです。



もう少し出力を高めたい所でもありますが、それ以上に出力を高めても制球を乱さないようになれれば、空振りは取れなくてもファールでカウントを稼ぎ、変化球で打ち取れる投手です。




個人的には、変化球を活かすためにももう少し平均球速を上げてもらいたいのと、制球も含めて回転数を意識してストレートの質を向上させてもらいたいと思ってます。



まだまだ若く伸びしろもある投手です。



変化球が武器なのは変わりませんが、それを活かすためにもストレートでも勝負出来る投手になってもらいたいです。







また何度か書いてますが、今後チームを背負う投手になるのであれば、頭を使って投げられるようにもなりたいです。





エースと呼ばれる投手達はダルビッシュ投手のように、少なからず自分なりの哲学がありますし、捕手任せにはせずに自分でも考えて投球をしています。



特に隅田投手の場合は、細かいことは抜きで球威で押していくタイプではありませんので、エイヤーで目一杯投げるのではなく、投球術という部分も磨いて行きたいです。





個人的には、1勝10敗という見た目の悪い数字以上に、前半戦に見せた指標的な良さで来季に期待を持ちたい投手です。



明日から年も変わりますし、気持ちも新たに来季は先発として高いパフォーマンスを見せてもらいたいです。




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まだまだ各球団補強があるかも知れませんが、今のところの補強を見て、来季の個人的な予想です。

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優勝争いは、大型補強のソフトバンクが筆頭です。

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千賀投手のメジャー移籍により、軸となるエース不在となりますが試合を作れる先発投手が複数居ます。さらには、後ろはモイネロ、オスナ投手と盤石の布陣となりましたので、このチームの場合、エースがいなくても勝ててしまう戦力層の厚さがあります。


打線も近藤健介選手獲得、栗原選手の復帰、さらには外国人も補強しましたし、羨ましい陣容です。


ライオンズとしては、最小失点に抑えることは勿論のこと、ソフトバンク唯一の不安材料とも言える先発陣を打ち崩さなければなりません。


ライオンズ打線はエンジンがかかるのが遅いですが、初回から点を取れるように積極的に攻めて行きたいです。








対抗となるのはオリックスです。

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打線の軸である吉田正尚選手がメジャー移籍した事で打線に不安はありますが、森友哉をFA獲得、さらにはメジャーの大物マーウィン・ゴンザレス選手も獲得しました。


それでも吉田正尚選手の穴は埋まりませんが、このチームには強力な投手陣がいます。


中でも、山本由伸という絶対的なエースが居ますので、怪我なくシーズン通してローテを守れればチームとしてもソフトバンクを上回る可能性もあるのがオリックスです。


ライオンズとしては森友哉には負けられないので、絶対に勝ち越したい相手です。山本由伸対策は難しいですが、それ以外の宮城、山崎福投手といったライオンズ戦にぶつけるであろう投手をしっかり打ち崩す対策を取りたいです。










今オフは大人しい楽天は、戦力を減らさなかったという意味ではソフトバンク、オリックスに次ぐ戦力です。

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ただ、巨額な条件で乱獲した選手たちの高齢化も進んでいます。シーズン前半は独走してましたが、毎年恒例のシーズン後半に大失速です。


高齢化が進んでいるとは言え力はある選手達ですので、若手を上手く使い休ませながら起用出来れば貯金も増やせると思います。


ライオンズコレクターのあの監督も、来季だめなら流石に切られるでしょうから、試練のシーズンです。


ライオンズとしては、今年は勝ち越しましたが昨年は大きく負け越しました。基本は今季同様に左打者対策が必須のチームですが、来季の楽天は形振り構わず来るでしょうから要注意です。










守護神オスナ投手が流出したロッテは、吉井新監督でシーズンを迎えます。

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戦力的には若手野手の覚醒が必要なチームですが、佐々木朗希という山本由伸を超える可能性がある怪物投手がいますので、佐々木投手がシーズン通してローテを守れればダークホース的なチームとなります。


個人的には、名投手コーチと呼ばれた吉井新監督の采配に注目です。


吉井監督の投手の起用に関しては、コーチ時代から無理をさせない起用をし度々監督とも衝突していました。ただ、投手のやりくりは上手な監督です。


監督となっても選手ファーストの起用をするのか、それとも目先の勝ちを確実に取りに来るのか、起用法によっては勝てるチャンスも生まれてくるので、そういう意味でも吉井新監督の采配に注目です。










新球場元年の日ハムは、若手が伸びてきてはいますが戦力的には厳しいです。

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ライオンズも人の事言えませんが、戦力を考えたときにタラレバが多いので、ソフトバンクやオリックスと比べると苦しいです。


ライオンズとしては、怪我人がよく出る鬼門の札幌ドームと離れられたのは良かったですが、出来れば大きく勝ち越したい相手です。


ただ、上沢、伊藤、加藤投手と良い投手がいますし、若手主体の打線は勢いがつくと厄介ですので、少ないチャンスをものにし、しっかり守り勝てるようにしたいです。









攻守の要である森友哉が流出したライオンズも、戦力的には厳しいチームです。

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ただ、流出は今に始まった事ではありません。悲観的になっても仕方ないので、勝てる道筋を探さなくてはなりません。


松井監督としては、打線の迫力不足は承知の上でスピード感ある野球を目指すことにしました。来季は今季以上にディフェンシブな戦いになると思います。


打線に関しては、若手が覚醒すれば、新外国人が当たりだったらなどなど、タラレバも多いので大きな期待は出来ませんが、私はライオンズファンなので無条件で若手の覚醒に期待をしています。


ポジティブな要素で言えば、平良投手の先発転向です。上手く行けば絶対的なエース誕生も夢ではありません。


出力は中継ぎの時よりも落ちるとは思いますが、平良投手も怪物級の能力を持った投手ですので、出力を落とさずに長いイニングを投げられる姿を見せてもらいたいです。


ライオンズが上位に進出するためには、早い段階で勝ちの形を作りたいです。


平良投手の抜けた勝ちパ、森選手の抜けた打線の得点パターンと、勝ちへの形が早い段階で作れれば優勝争いにも加われます。


松井監督の手腕が重要となってきますが、そうはいっても戦力層は薄いですので、あとは主力に怪我人が出ないことを祈るばかりです。









個人的な順位予想をする際は、タラレバの要素が少ないチームが上位予想になりやすいです。



そういう意味では、同一リーグの強打者と守護神を獲得したソフトバンク、同一リーグの打てる捕手を獲得したオリックスの2強となります。


特にオリックスには勝ちを計算できる山本由伸がいますので、打線の援護、中でも森友哉と新外国人が嵌まれば一気に行きそうです。



パ・リーグは、ソフトバンク、楽天が大型補強をしてきましたが、オリックスも若手が飛躍し強くなった事で補強もしやすくなりました。



西武、ロッテ、日ハムと乗り遅れ気味ではありますが、タラレバが一つでも多く叶えばチャンスはあります。



毎年毎年、ライオンズファンはタラレバを信じないとならないのは苦しい所ですが、投手と守備を中心に何とか上位に喰らいついて行きたいです。




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ライオンズは現状、ドラフト選手や外国人を加えて支配下選手66名です。

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投手29名、捕手6名、内野手18名、外野手13名です。



投手はファームでイニングイーターをやってくれた内海、十亀、佐野投手が引退し、ルーキー2人が入り赤上投手も手術をしたので、もう少し居ても良いですが楽観視は出来ませんが今年よりはマシな状況です。



2021年ぶりにシーズンは支配下67名でしたが、今季は支配下63名で開幕を迎えるという、選手、首脳陣としては負担もかかる苦しい編成でした。



渡辺GMは少数精鋭と言ってましたが、育成から支配下入りをさせて、育成選手を保有出来る支配下65名に届かせれば良いと言う甘い編成を行ったため、ファームの投手陣に大きな負担がかかりました。





後に中継ぎとして大きな戦力となった本田投手は、投手不足の影響で154球を投げました。




壊れなくてほんとうに良かったです。



西口2軍監督も、育成どころではなく試合をこなすのに精一杯でした。






育成から昇格させれば支配下人数は埋まりますが、選手の数は変わらないため、皺寄せが来るのはファームです。




ファームは勝敗は関係ない育成機関ではありますが、今季はその肝心の育成が出来る環境ではなく、とにかくイニング消化をするので一杯いっぱいでした。




補強の少ないライオンズにとって、戦力に厚みを持たせるために必要なのは育成であり、それを担うのはファームです。




今季のファームは特に、投手にとっては酷な現場となりましたが、その中でもヘレラ、赤上、黒田投手、育成の豆田、菅井投手と成長を見せています。



若手を潰さないためにも、投手の頭数は必要です。




来季は開幕から、トミージョン手術後の斎藤、粟津投手がいますし、同じくトミージョン手術組の伊藤、上間投手もシーズン中には実戦復帰出来るでしょう。



イニングイーター兼ファームのエース級の活躍を見せたヘレラ投手も開幕からいますし、今季よりはマシな陣容です。



ただ、怪我人が出ると一気に苦しくなります。



今季よりはマシな状況とは言え、今季が酷かった事もありますし、イニング消化出来る赤上投手が手術ですし、無理に投げさせられないルーキーもいます。



また、今季イースタンで回跨ぎも行うなど、中継ぎでフル回転だった松岡投手もいませんので、先発だけでなく中継ぎの運用にも注意が必要です。




おそらく補強はもうないと思いますが、開幕までに万が一投手に怪我人が出た場合、ファームを育成機関として成り立たせるためにも、自由契約選手からすぐに補充が出来るように球団としては目を光らせておいてもらいたいです。




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今季の、秋山翔吾選手獲得レースの舞台裏を本人が話しました。




以前は西武ファンに対してブーイングされないように予防線を張るような発言もあったので、95%ライオンズだったと言うのは、本人なりに西武ファンへの配慮や予防線としての発言の可能性もあります。




実際の気持ちの部分もは分かりませんが、確実なのは、やはりライオンズが提示した条件が悪くて断られたという部分です。





当時は、森選手の残留のためには資金を使えないと思いましたが、あっさり森選手は流出しましたし、もう1人の打線の軸の山川選手にも複数年契約を断られました。



また、近藤健介選手の獲得にも失敗しましたし、秋山選手を見送り別の補強や残留資金にお金を回したというよりも、球団的に単に資金的に厳しかったようです。



ただ、広島が提示した推定1億5000万となると、ライオンズで言えば金子選手に毛が生えたくらいの金額なので、金子選手よりも戦力になる可能性が高い秋山選手に、実質的に獲得を見送るような条件を出したのは疑問です。



邪推ですが、球団との関係は良好でも今のチームの雰囲気に合わないとか、チームの方針として骨牙の次は源田、外崎選手中心で行くと決めていたのかも知れません。




結局、外野は今も弱点ですし全盛期からは劣りますが、まだライオンズならレギュラーを張れる秋山選手の獲得失敗は戦力的には痛かったです。






ライオンズは来季も外野は、若手の覚醒と新外国人が当たる事に賭ける事になります。




若手と言っても、ずっと覚醒を待っていたのでもう中堅です。



少なくとも愛斗、鈴木選手のどちらかがレギュラーとしてチーム内で地位を築いてくれないと、ライオンズとしては外野手問題が今後も継続していきます。サードも捕手も力を入れないとですし、再来年はファーストもです。



外野手問題は新外国人やドラフトでテコ入れしましたが、来季で今後の見通しがつかないと、編成が後手後手になってしまうため、何とか来季で見通しをつけたいです。



外野3ポジションの内、1つでも日本人のレギュラーが決まるように、来季こそは高いレベルで競争をしてもらいたいです。




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