本日の日ハム戦は、ドラ2佐藤投手のデビュー戦です。
ライオンズファン的には、佐藤投手の先発が楽しみではありますが、世間的にはやはり、本拠地開幕のビックボスが注目です。ゴールデンタイムの地上波で中継されることからも、注目度の高さが伺えます。
セレモニーが長かったですが、佐藤投手には集中を切らさずにマウンドに上がってもらいたいです。
スタメンは、
ライオンズ打線は、苦手な上沢投手相手です。
昨年は、ライオンズ戦3試合に登板し、防御率1.19、WHIP0.62、奪三振率8.34、被打率.137、QS100%と、オリックス山本、宮城投手よりも打てていません。ライオンズ打線は振れてはいますので、序盤から攻めの姿勢で臨みたいです。
平良投手が1軍昇格となりました。
まだ万全ではないと思いますが、それでもファームでは圧倒してしまうので、1軍で調整しながらの起用となります。ポテンシャルの高い投手なので、万全ではなくても1軍でも抑えてしまうかも知れませんが、シーズンはまだ始まったばかりです。楽な場面でまずは起用し、コンディションが上がってから後ろを任せたいです。
【結果】
ルーキー佐藤投手の素晴らしい投球に、山川選手の2本のホームランなどで打線が応えました。
これで、隅田投手に続いて佐藤投手にも勝ちが付きました。
初登板初先発初勝利が2人となったのは、62年ぶりの快挙です。
【投手】
佐藤
5回82球4安打2三振1四球無失点と、素晴らしいデビュー戦でした。
立ち上がりは緊張もあり、本来の投球が出来ませんでした。ストレートが制球出来ず、球速も130キロ中盤から後半と出ずに苦しみましたが、スライダーが比較的制球出来ていたので連投し、何とか無失点です。ただ、初回はストレートが走ってなかったとはいえ、それでもここぞの場面では良いコースに投げられました。
インコースにズバッと決めた!
— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) March 29, 2022
埼玉西武 #佐藤隼輔 投手がプロ初奪三振!#seibulions @lions_official
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その後もスライダーを軸に投球し、4回からはこの日130キロ台と球速が出ていなかったストレートも140キロ台に乗り、右打者のインコースもどんどん突いて行けました。
ビックボス一色の今日のデビュー戦は、より緊張もあったと思いますが、徐々に本来の投球が出来るようになりました。
球種はまだ少ないですが、それでもプロでも通用する所を見せられました。特にスライダーは、大きな武器です。また、右打者へのインコースのストレートも良く、今後の成長で球速がもっと上がれば、手のつけられないクロスファイヤーになる可能性も感じられます。
先発候補のエンス、スミス投手も近いうちに1軍合流します。今日の佐藤投手の投球を見る限り、短いイニングの方が結果を出しているスミス投手を中継ぎにし、佐藤投手はこのまま先発で見たいです。
ただ、外国人の場合はとりあえずは優先起用されるでしょうから、当初の予定通りに佐藤投手は中継ぎに回るかも知れません。しかし、今日の堂々たる投球を見る限り、やはり先発として育てたいです。
ともあれ、
佐藤投手、プロ初勝利おめでとうございます。
水上
四球を出しましたが、無失点で抑えています。球速もMAX148キロ出ましたし、力のある球が投げられました。平良
今季初登板。ワンアウト2、3塁のピンチを作りますが、一塁ゴロでアウトを取ると、中途半端に飛び出したままのランナーを挟み、結果ダブルプレイを取ると言う運もあり、無失点で切り抜けました。
昨年、相性があまり良くなかった日ハム相手というのもありますが、打たれた球は甘いところもありましたので、徐々に状態を上げて行きたいです。
平井
8回から登板。日ハムも左の王選手を代打に送るなど、平井投手対策をしますが、3人で抑えました。
今日は、左に対してフォークを使いましたがやや高めなので、今後は低めに集められるように気をつけたいです。
そして、何故か回跨ぎで9回も投げます。
スライダーが今日もキレ、9回は2奪三振。左からもスライダーで三振を奪いました。
【野手】
山川選手に3試合連続となるホームランが出ました。
苦手日ハム上沢投手相手でしたが、しっかり振り切りました。状態も良いですね。#山川穂高 選手の3試合連続の本塁打で先制!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) March 29, 2022
初先発のルーキー #佐藤隼輔 投手を序盤から援護します!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/duAQrDNMvs
さらにこの回、続く森選手もツーベースで続き、外崎選手の進塁打、栗山選手の犠牲フライと、山川選手のソロホームランだけで終わらなかったのは大きかったです。
鈴木選手にも、今季初のタイムリーが出ました。
貴重な追加点です。ルーキー佐藤投手を助けるタイムリーとなりました。#鈴木将平 選手が今季初の適時打でリードを広げます!#愛斗 選手の犠打、#栗山巧 選手の好走塁も光ります!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/Nz9k2YxMBX
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) March 29, 2022
そして8回には、山川選手に今日2本目となるホームランも出ました。
#山川穂高 選手が今日2本目となる本塁打!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) March 29, 2022
終盤での貴重な追加点です!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/Uw1UTxIJAz
何故かビックボスも拍手する、素晴らしいホームランでした。
山川選手は、メンタル面がプレイや表情にも出やすい選手ですが、上沢投手から2本のホームランと言う結果は、分かりやすく好調です。ここ2年、満足のいく結果ではありませんが、力はある選手なので、今日のように余裕を持って、堂々と打席に入ってもらいたいです。
また、好調な時ほど怪我には注意です。昨年のようにホームランの後の走塁で怪我をしないか、ちょっと心配でしたが一安心です。
隅田投手初登板のときは、本人希望の5点を本当に取った、後輩思いのライオンズ打線ですが、1点足りませんでしたが、苦手上沢投手から4点を取りました。
今は山川選手が好調ですが、どんな選手でも調子の波があります。山川選手の調子が少し落ち着いて来たときに、今はあまり打てていない、同じ大砲の中村選手が上がって来てくれると、チームとしては得点パターンをあまり減らすことなく臨めます。
ライオンズは良い流れで3連勝です。
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