レッズの秋山翔吾は、今季が3年契約の最終年となります。
出番も減ってきている事から、このままの成績だと、メジャーは今季限りとなる可能性も高い事は、本人が最も自覚されています。
日本復帰となっても、年齢的にもファンがイメージする、全盛期の秋山のようにとは行かない可能性が高いですが、それでも大きな戦力となる事は変わりありません。
本人は、ライオンズ在籍時に、自分がずっとセンターを守る事は、若手が出てこないと言う事なので、チームとしては良くない事と言ってましたが、現状、秋山の抜けた穴を埋められていませんし、若手は使えば育つ訳ではない事は、秋山が抜けた後のライオンズを見れば分かることです。
ライオンズには、栗山、中村とチームの功労者且つ
精神的な支柱の選手がいますが、今年39歳を迎えます。
秋山翔吾もライオンズの功労者ですし、渡米後もライオンズを気にかけてくれ、球団との関係も良好です。
栗山、中村が去った後は、秋山がチームの精神的な柱となり、森友哉や源田といったチームの中心選手を支えてもらいたいです。
ただ、年俸が大きなネックになります。
秋山の今季年俸は推定8億7400万です。
日本復帰となれば大幅に減りますが、ライオンズは今季オフには、再来年の2023年にFAとなる森友哉の引き止め複数年契約が最優先のため、予算捻出が難しいです。
他にも2023年には、源田、山川、外崎といった主力野手もFA取得見込みです。
予算的に、誰を残すのか選択が強いられる状況です。
秋山は、栗山を見て育っているので、練習にもストイックな選手ですし、怪我さえなければ長くやれる選手だと思います。
金子や増田と、高額な複数年契約をしている日本人選手もいる事から、今季オフに秋山を獲得出来るとするなら、外国人補強費を使って、ある意味外国人扱いだと思って年俸を捻出するしかなさそうです。
昨シーズンの外国人総年俸は、推定5億4000万です。今季は、今の所2億4000万ですが、あと1人外国人を獲るとしても、2億近く削減すると思います。
未知数の外国人を取るよりも、ある程度計算の出来る秋山加入は、チームとしてはメリットも大きいと思います。
その浮いた2億近くの予算で獲得出来るなら、外国人野手の代わりに秋山獲得に向かっても良いと思いますが、秋山も大事ですが、チームを考えれば、優先的に森友哉の引き止め費用に使いたいです。
秋山獲得や他のFA取得見込者の引き止め費用は、今季の球団の収入を増やして、チーム総年俸を上げてもらわなくてはなりません。
他の可能性としては、菊池雄星の譲渡金があります。今の所、用途は分かりませんが、おそらく赤字補填に使われると思ってます。ただ、もしこれを来オフの予算に一部上乗せしてくれるポジティブな未来なら、秋山獲得も可能性が高まります。
予算内編成のライオンズの場合は、高額な選手を雇い続けられないので、チームの新陳代謝を促進し、常に若手を育てながら戦わなくてはなりません。
しかし、コストを減らしてずっと最下位では、スポンサーもファンも離れてしまいますし、意味がありませんので、費用対効果を考えてバランスを取っていかなくてはなりません。
そのために、
やはり、優先順位を決めて、引き止めや獲得をしなくてはならなくなりそうです。
主力野手4人に秋山を加えるなら、個人的には、投打の要である森は最優先。他は、今の段階なら源田、秋山、外崎、山川の順ですが、もう昨年の契約更改は終わりましたし、森以外の優先順位は今季の活躍を見てからと言う気持ちです。
今季に山川が、きっかけを掴んで50本ホームランを打つかも知れませんし、秋山がレギュラーを掴んでメジャーに残るかも知れません。また、考えたくはないですが、大怪我をする選手もいるかも知れません。
まずは、今季の活躍から、今後の活躍も見込めるかです。
主力達も、今後の野球人生を考えれば、ベテランになっても栗山、中村のように、球団に必要とされる人材になるために、主力同士のある意味競争です。山川は2年連続マイナス査定となりましたが、取り返すとやる気になっています。
レギュラー選手も、競争意識を持ってシーズンを迎えてもらいたいです。
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