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カテゴリ: 西武ライオンズ2022

ライオンズは7年ぶりに人工芝を全面的に張り替えます



早いもので、前回変えてからもう7年です。





今季から日ハムの監督になった新庄監督は、昔の西武ドームは芝が硬すぎてコンクリートみたいだったけど、今はフカフカと驚いていましたが、もっと良い人工芝に変わります。



今回も今までも使っていたミズノ製の人工芝ですが、今まで以上に品質の良いものです。






ベルーナドームは今季、野球のない日でもライブなどでたくさんの方が訪れました。レディー・ガガのライブでは、たくさんの方が来たことでニュースにもなりましたね。



ライオンズとしては、自前の球場を持っている利点を活かして野球開催日以外でも来場者を増やし収入を得たいです。



西武HDとして見れば、鉄道会社も持っていますし普段乗らない人が電車に乗ってくれるだけでも収入に繋がります。



ただ、ライブを頻繁に行えば人工芝の劣化が起こり肝心の野球に影響しますので、そういった意味でもヘタり辛い新しい人工芝の導入は良いと思います。








野球で考えれば、衝撃吸収に優れた人工芝となればイレギュラーが減り打球安定性も増しますので、ゴロアウトを取りやすくなります。






鉄壁の二遊間を有するライオンズとしては、守備の面ではメリットが大きいです。



一方、源田、金子選手のようなゴロヒットを狙うタイプの選手にとってはデメリットもあります。



ライオンズ打線は非力な選手も増えましたので、今までは抜けていたゴロ打球も、失速して相手守備に捕まる恐れもあります。



今季のライオンズはディフェンス力で上位へと進出しましたが、来季も今季以上にディフェンシブな戦いになるかも知れません。





そもそも松井監督は、就任会見でスピード感ある野球を掲げましたが、裏を返せば、打てないから走塁とか守備で戦うという事です。




今回導入する人工芝を使っている中日と同じような、ディフェンス重視の野球になりそうです。


 

とは言え、人工芝を変えることは選手の身体を考えても非常に良いことです。



ライオンズは野手の高齢化も迎えていますし、野手の戦力層を考えると主力が怪我をしないことが前提のチームですので、怪我予防の意味でも良いと思います。



来季は鬼門だった、カチカチの人工芝の札幌ドームも移転し新球場となりますし、勿論選手も入念に準備をしなくてはなりませんが、少しでも球場が原因で怪我をすることがないように、どの球場も整備してもらいたいです。




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ライオンズは来秋ドラ1候補の、佐々木麟太郎選手を徹底マークとの報道です。




菊池雄星選手、大谷翔平選手同様に花巻東高校のスター候補です。




高校通算106本塁打と、清宮選手が持つ最多記録の111本塁打を更新する事は確実視されています。




ポジションは1塁中心に、捕手、3塁、外野と色々と試していますが、山川選手のFA移籍が濃厚のライオンズとしては長距離砲であるスター候補は、ポジションに関わらず欲しい所です。









来秋のドラフトは豊作と言われています。



高卒では佐々木選手に加えて、大阪桐蔭の前田選手、広島広陵の真鍋選手、九州国際大付属の佐倉選手の4人は1年時から注目され、「四天王」と呼ばれています。



夏の大会になれば伸び盛りの高校生ですし、それ以外の選手でも四天王に匹敵する選手が出てくるかも知れません。



また、大学、社会人でも投手、野手共に注目選手がおり、不作と言われた今季ドラフトとは違った意味で、来季のドラフトは非常に悩ましいドラフトになりそうです。





ライオンズとしては、野手の核になる選手が欲しいです。




2020年の野手偏重ドラフトで獲得した選手たちが、今ひとつ伸び悩んでいますし、クリーンアップを打てる長距離砲は必須です。




即戦力を狙うなら大卒ですが、過去のプロ野球のスター選手といえば高卒が多いです。豊作と言われるドラフトだからこそ、高卒、大卒問わずしっかり戦力になる選手を獲得したいですし見極めが必要です。




まだシーズンも始まっていませんが、おそらく来秋ドラフトのドラ1は野手になると思います。それも、チームの主軸になれる選手です。




高卒も大卒もまだまだ伸びしろもある選手達ですし、来季一気に伸びてくる選手も出てくると思います。



佐々木選手も含めて、来秋ドラフトは将来的に4番を任せられる選手を獲得したいです。





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補強手段のメインがドラフトとなっている、ライオンズの過去ドラフトの振り返りです。

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FA流出が多いチーム事情もあり、ドラフトの失敗はダイレクトに戦力の低下に繋がります。





とはいえ、ドラフトは数年後を見据えた指名もあることから、4、5年先に主力になってくれればと言った側面もあります。





そこでライオンズの4、5年前のドラフトの振り返りです。







今季5年目となった2017年ドラフト指名の選手たちです。

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ヤクルト村上選手が指名された年です。


下位指名の平良、與座投手が主力になってくれましたが、上位3人が戦力となっておらず厳しい状況です。


プロ5年目となれば、主力となってもらいたい年数でもあり、結果が出なければ切られる年数でもあります。


成功すればラッキーと言った、下位指名から戦力化出来たのは良い結果ですが、期待をされ上位指名となった3人が戦力化出来ていない所は、ドラフトの失敗と言って良い結果です。









続いて、今季4年目となった2018年ドラフト指名の選手たちです。


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最強世代との呼び声も高い大阪桐蔭の選手たちが、ドラフト1位指名で重複した年です。



ライオンズはドラ1で柱となる選手を獲得出来ました。ドラフトが補強のメイン手段のチームですので、ドラ1は主力にならなくてはならないと言う事を考えれば、良い指名でした。



下位でも森脇投手が中継ぎとして活躍していますし、2位の渡邊投手も今後に期待が持てる投手です。





しかし、2017、2018年ドラフト共に主力になれたのは全て投手です。



それまで投手力の低さが課題でもあり、投手ばかり取ってきた事もありますが、その結果、今季投手力は向上しましたが、野手の駒不足が顕著になりました。




投手中心のチームを作ろうと指名して来たので仕方ないですが、コア4が解体した事もあり事情が変わりました。




投手中心の指名をするなら、チームバランスを考えても、せめて野手の核は残留させられるようにして貰いたかったですが。。。




2017、2018年ドラフトの中から1人でも野手の主力になれればまた違った結果になりましたが、誰も伸びてこなかった事もあり、コア4の次が未だに見つかりません。




数年先のチームを考えてのドラフトですが、FA流出を考えていなかったのかどうかは分かりませんが、見通しの甘さが出ました。








ちなみに2019年も投手中心のドラフトでした。

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主力と呼べる選手はまだいません。


来季は4 年目ですので、宮川、浜屋、柘植、岸選手と高卒指名ではない選手は戦力化しなければなりません。








2020年ドラフトでは、帳尻を合わせるように野手偏重ドラフトを行いました。


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コア4が来季以降もしばらく続くなら問題なかったですが、森友哉が抜け、おそらく来オフには山川穂高も抜けます。



打線の軸が居なくなる訳ですので、2020年の野手たちが主力になれなければ暗黒期を迎える可能性もあります。




特に、渡部、若林、ブランドン選手と大卒組は3年目となる来季は存在感を出したいです。







こうやって振り返ると、2017、2018、2019年と現在主力になった選手以外は、伸びしろを考えても厳しいと感じる選手も多いです。





しいてあげれば、高卒組はまだ可能性がありますので、大きく飛躍をしてもらいたいです。





流出が多いチーム事情を考えると、ライオンズにとってドラフトの失敗は致命傷です。





今年は2020年のように野手中心の指名をしましたが、今後を考えると野手の育成遅れは大きな課題となっています。




また、伸びしろを感じる若手中継ぎも少ないので、ここも課題でもありますが野手ほどではないため、育成は勿論のことトレードも考えなくてはならない状況です。




ただ、トレードは相手あってのものなので難しい所でもありますし、かと言って育成もすぐには結果が出ません。




そのため、個人的には山川選手が抜けた後は、若手野手の覚醒という不確かなものに賭けるよりも、しばらくは外国人頼みの打線を組むのが現実的です。




現状は投手3、野手2の外国人編成ですが、打線の迫力不足を補うために、外国人野手3人体制で臨みドラフト指名の選手たちの育成を待ちたいと思います。




頼みの栗山、中村選手も再来年には41歳と、流石にもう頼れません。




ライオンズもそれを見越して、外国人野手に関しては色々試しています。




来季はマキノン、ペイトン選手と、今まで以上に三振率の低い選手を獲得しました。当たればこの傾向を継続すると思いますが、どうでしょうか。



個人的には、ライオンズの外国人補強は良く言えば使い勝手を考えた補強、悪く言えば中途半端な補強です。





長距離砲でも扇風機では意味がないという考えもありますが、逆に空振り率が低くても外国人の場合は日本では空振りが増える傾向がありますので、それならばスイング、打球速度の速い選手をという考えもあります。




来季のライオンズは前者の考えで、マキノン、ペイトン選手を獲得しましたが、上手く行かなければメヒア、カブレラを狙った長距離砲獲得に舵を切りたいです。




再来年の山川選手のいない打線を考えると苦しいので出来れば残留してもらいたいですが、それがもう難しいと球団がもし分かっているなら、今季から試しに粗さがあり守備も走塁も駄目だけど、とにかくスイングスピードが速く、打球速度、飛距離に優れた外国人を取ってもらいたいです。




ライオンズにとって、ドラフトが最も戦力補強になる手段ですが、投手偏重のツケが回ってきましたので、それならば外国人で補ってこその助っ人です。




使い勝手を考えるあまり、中途半端になってしまった今までの外国人補強から、特化型の外国人補強へと切り替えるか、それとも空振り率の低い来季の外国人が当たるか、外国人補強の方針も来季のマキノン、ペイトン選手にかかっています。





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来季は不動の正捕手だった森友哉が、敵としてライオンズに向かってきます。


今季はチーム防御率1位に導くなど、捕手としての成長も見せていますが、移籍前後からリード面に関しての評価を疑問視する報道も増えています。




ソフトバンク藤本監督も、打者森友哉へは驚異を感じていますが、捕手森友哉には驚異を感じていない発言もしています。




リード面ではアウトコース一辺倒になることもあるなど偏りもありますが、舐めてかかれる程決して守備が悪い訳ではないです。







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森選手は、捕手として重要なブロッキング、スローイング、フレーミングのスキルを見ると、盗塁阻止の部分で高い成績をあげています。



来季は足を使う野球を目指すライオンズとしては、厄介な相手になると思います。





またフレーミングでは、アウトコースをストライクに見せる技術に長けていますが、低めをストライクに見せる技術が不足しています。




今季までオリックスの主戦捕手だった伏見捕手は、逆に低めをストライクに見せる技術に長けていたため、これが来季のオリックス投手陣にどう影響を与えるのかは見ものです。




リードに関しては投手のレベルによっても変わりますので何とも言えない所ですが、ライオンズ投手陣よりもレベルの高いオリックス投手陣ですので、捕手云々ではなく楽な相手ではありません。



オリックスは速いストレートを投げられる投手も多いので、ライオンズ時代よりもインコースを見せてきたり、高めで空振りを狙ってくるリードも増えると思います。




ただ、捕手としての嫌らしさという部分はあまりない選手ですので、ライオンズ打線としては捕手森友哉を警戒しすぎない方が良いです。


炭谷選手のように、山川選手に対してカーブを連投するような極端な嫌らしいリードはしてこないと思います。



警戒するのはやはり打撃です。


天才的な打撃センスを持っていますので難しい相手です。隔年で成績を出す傾向もある選手ですので、順番で言えば来季は良い時ですし非常に嫌な相手です。


今まで他球団の攻め方を見ていますので、ライオンズバッテリーもそれを学んで対策を立てたいです。



野球に対しては意外とデリケートな部分もある選手ですので、個人的には相手が嫌がる事の出来る岡田捕手で、徹底的に弱点を攻めて嫌なイメージを頭に植え付けたいです。






開幕カードで当たりますので、岡田捕手はコンディションに問題はありますが、開幕までに仕上げて来てもらいたいです。







どんな捕手であっても、同一リーグへの正捕手移籍はデメリットが大きいです。



投手の癖は見抜かれますし、対策も取られやすいです。



ライオンズとしては逆境の中での戦いとなりますが、若い古賀捕手の成長を信じながらも既存戦力を上手く使い戦うしかありません。


開幕でオリックスと当たりますので、特に森友哉選手には初戦から遠慮せずにぶつけるつもりで厳しいコースに投げ込みたいです。




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以前から松井監督は告知してましたが、WBCにより今季より5日開幕が遅れるため、キャンプインも5日遅らせます。





短期集中調整と言っていますが、実戦は例年通りの日程で行う予定とのことですので、個人調整は自主トレに任せる事になります。




実戦は通常通りやるのは良かったです。


ただ、WBCには源田選手が内定していますが、平良投手は辞退しましたし、おそらくそんなにはライオンズから選ばれないでしょうから例年通りのキャンプインでも良かったと思います。



キャンプは、チームプレイも含めて実戦的な動きの調整がメインの場です。特に今回は監督が代わり、目指すべき野球のスタイルも変わりますので、その習熟の時間を取るためにも、時間は欲しかったと個人的には思います。




走塁、ケース打撃など、松井監督はおそらく繋ぎの意識を求めると思いますが、選手個々に松井監督の考えを察しろではなく、ある程度決まり事を決めた上で選手の判断に任せたい所です。




ライオンズは例年キャンプ地の問題もあり、対外試合も少なく実戦調整不足の懸念があります。色々とありキャンプ地は動かせませんので、その分組織プレイの習熟に時間を使いたいです。



松井監督も言っていますが、今回はキャンプインを遅らせる分個人練習は自主トレ任せとなり、キャンプイン時には選手たちに仕上げて来てもらわなければなりません。



主力達はキャリアもありますし、開幕に間に合わせるために逆算して調整をしてくると思いますが、レギュラー半の選手や若手達はどうでしょうか。



求められる役割や、身につけたり伸ばして欲しいと首脳陣が考える能力を正しく理解していてもらいたいです。



秋季キャンプの時にも書きましたが、松井監督はじめ首脳陣は、選手とコミュニケーションを取り、オフにやってきてもらいたい課題や、来季望んでいる役割をしっかり選手に伝えられたでしょうか。




選手たちが分かりやすい言語で明確に提示出来れば、オフのトレーニングも効果的となりますが、その成否が見れるのは春季キャンプの時になります。




来季1軍首脳陣は今季と大きくは変わっていませんので、よく分かっていない若手がいれば、首脳陣からでも選手からでも連絡をとって、今からでも明確に何をやってもらいたいか提示したいです。






来季は新体制で臨むライオンズですが、課題は山積みです。



ソフトバンクのように大型補強は出来ませんし、既存戦力を底上げしないと戦えません。



また、選手起用や采配にも王道だけでなく工夫をして望まなければ勝てない戦力層です。



そのためにも、選手全員が何かしらの役に立てる役割を遂行出来る状態にしなくてはなりません。



オフの自主トレはそれだけ重要なものですが、戦力層で言えばライオンズは主力が怪我をしないことが、戦う上で前提のチームですので、くれぐれも怪我のないように入念に準備はしてもらいたいです。




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