平良投手先発転向により、来季は守護神候補にも名前が挙がる水上由伸投手です。
昨年、育成から支配下入りし2年目の今季は、勝ちパ入りもし中継ぎとしてタイトルまで獲得した伸び盛りの投手です。
速いストレートとスライダーに加えて、強靭なメンタルを持っていますので、ピンチでも相手のインコースに投げきれる所が武器です。
今季はスライダーが浮き気味になるシーンもありましたが、打球管理能力が高くまともに打ち込まれなかったのは素晴らしい結果です。
平良投手の先発転向や、長年守護神を務めた増田投手の衰えも見え始めた事もあり、来季の後ろは今の所水上投手しか決まっていません。
現状、中継ぎ陣の中では最も期待出来る投手となっています。
現在の背番号は「69」ですが、今では中継ぎ陣の中心となりつつありますので、本人の希望にもよりますがもう少し若い番号への変更の声も挙がっています。
本人としては、
「もし変えるのだったら、21以外はないですねぇ。(球団にも)21番以外は付けませんと言っています」
古くは東尾投手が背負った事で、「21」はライオンズのエースナンバーとも言われています。
「僕をプロの世界にスカウトしてくださった渡辺智男スカウトが付けていた番号なので。智男さんに拾ってもらい、本当にギリギリで入れてもらった。すごく感謝しているんです」
入団すれば順位は関係ないとは言え、育成ドラフト5位指名と正直あまり高い評価ではありませんでしたが、最後の指名でギリギリプロ入りが出来ました。
ギリギリプロ入りが出来た背景にある、渡辺智男スカウトへの恩義もあり、同スカウトが現役時にライオンズで背負った「21」を水上投手も希望しています。
「21」の前任者である十亀投手が今季で引退しましたし、個人的には期待も込めて、来季からでも変更して良いと思います。
野球選手にとって背番号は顔でもありますので、もし来季の活躍次第と言うのであれば、それも一つのモチベーションにして、中継ぎエースと呼ばれる活躍を期待したいです。

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