本日から京セラDで、オリックスとの3連戦です。

ライオンズは、京セラDとは相性が悪く、2013年以来勝ち越せていません。オリックス戦で大きく貯金をし連覇も果たした時でさえ、2018年は4勝5敗、2019年は5勝5敗でした。
現在、打線低調のライオンズですが、来週には山川選手、若林選手が復帰予定です。それまでは、現状のメンバーで一丸となって点を取りたい試合です。
スタメンは、

不調の中村、ジャンセン選手を起用しました。
中村選手はまだ状態が良くないので休ませたい所ですが、辻監督からの信頼も厚くスタメンです。今日の試合、結果が出なかったとしても、調子を上げるきっかけとなるような打球を飛ばしたいです。
比較的結果の出ていた山田選手もいますが、ジャンセン選手を起用しました。長打はあまり期待出来ませんが、パワー自体はあるはずなので、軟投派の山崎投手からまぐれ当たりでも長打が出て欲しいです。
先発は髙橋光成投手です。
昨季もでしたが、今季は特に落ちる球への依存が強く、変化球投手のような投球をしています。ストレートは、松本投手のような空振りが取れる質ではありませんが、球威のある打者を押し込むストレートが投げられるはずです。
前回は、落ちる球の制球が高くキレもイマイチで打ち込まれましたが、得意のフォークやスライダーを活かすためにも、今日は力強いストレートを投げ込む投球を期待したいです。
【結果】

髙橋光成投手の力投もあり、最小失点で経過しました。中継ぎも、ちょっと使いすぎではありますが、いつもの勝ちゲーム中継ぎたちが頑張りました。
打線は、牧野選手のタイムリーを皮切りに、一挙4点を取りました。今日もオグレディ選手は活躍です。
また、なかなか結果の出ていなかった外崎選手も、タイムリーを含む2安打1四球と活躍しました。
【投手】

髙橋光成
6回1失点と試合を作りました。球数も100球超えてましたが、エースとしては7回まで投げたかったですね。
それでも今日は、ストレートが平均で147キロと走り、力のあるストレートを投げていました。
象徴的な場面は初回です。いきなり連打でピンチを作りますが、吉田選手は147キロのストレートで空振り三振、杉本選手は153キロのストレートで見逃し三振と、力強いストレートでピンチを切り抜けました。
こういう力強いストレートが投げられる投手なので、得意のフォークやスライダーを活かすためにも、ストレートにはこだわってもらいたいです。【1回裏】
— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) April 15, 2022
埼玉西武 #高橋光成 投手ピンチを連続三振で切り抜ける! #seibulions @lions_official
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ただ、前回同様に球が高く明らかなボール球も多かったです。そのため球数も増えました。また、フォークであまり空振りが取れませんでした。
球威ある球を投げられるので、もっとゾーン内で勝負出来るようにしたいですし、落ちる球が武器の投手としては、今後変化球のキレも取り戻したいです。
それでも、勝負所ではギアを上げてしっかり抑えた所は流石でした。
水上
ストレートに力がありましたし、スライダーもキレていました。前回登板では失点しましたが、調子は良いです。宮川
オリックス中軸相手でしたが、3人で終わらせました。吉田選手の当たりはヒヤッとする大きな当たりでしたが、今日もストレートに力があり球威が勝りました。杉本選手に対しては、力のある152キロのストレートでファールを打たせて追い込み、フォークで三振も奪いました。
平井
今日もスライダーがキレていて三振も奪いました。右打者相手なら、打たれそうもないスライダーを投げていました。しかし、佐々木、宮川、水上、平井投手と登板数が増えている状況です。
平井投手は、9回5点リードで投げさせる投手ではありません。
十亀、ボー、大曲投手もいます。カード初戦を確実に取りたい気持ちは良く分かりますが、十亀投手も好調ですし、この点差なら十亀投手を投げさせたかったです。
この3人は敗戦処理で使われるケースが多いですが、敗戦処理と言っても大差敗戦の時であり、僅差なら負けてても佐々木、水上、宮川、平井投手が出てきます。
シーズン終盤や追い上げられている試合展開なら別ですが、今日は試合がほぼ決まった流れでしたし、この継投で1年は持たないので、今日のような試合なら、十亀、ボー、大曲投手を使う勇気を豊田コーチには持ってもらいたいです。
【野手】

牧野、オグレディ選手のタイムリーなどで、5回に一挙4点取りました。
一気に4得点で逆転!#ジャンセン 選手がチャンスを広げると、#牧野翔矢 選手が初球を見事に捉え、同点に!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) April 15, 2022
さらに #オグレディ 選手が2点適時二塁打を放ち #高橋光成 投手を援護します!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/omusagl58h
まずは、外崎選手四球、ジャンセン選手ツーベースからの牧野選手のタイムリーです。
連敗中は、チャンスは作るも得点に至らずが多かったので、ここで無得点の嫌な流れにならずに、確実にモノに出来たのは良かったです。
さらに、鈴木選手の当たりがオリックスのタイムリーエラーとなり追加点、そしてオグレディ選手が大きな当たりの2点タイムリーでこの回4点です。
辻監督から、オグレディ選手はしばらく3番で使うとコメントがありましたが、森選手不在の中、ランナーを返す打者として良い働きをしています。
外崎選手に、2点タイムリーツーベースが出ました。
#外崎修汰 選手がセンターオーバーの2点適時二塁打!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) April 15, 2022
終盤に貴重な追加点をあげ、勝利を引き寄せます!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/PL6ObkhJWq
今日は、ツーベース2本に四球1つと活躍しました。
高めの球を打ち返し、反対方向に打球が伸びる外崎選手らしい打撃も出来ています。不調の底は抜けたと思いますので、明日からも期待したいです。
森、山川選手不在の中、オグレディ、外崎選手と長打を打てる選手の活躍は、打線としては良い傾向です。
しかし、中村選手は今日も内容が良くなく心配です。
打撃の状態は一向に上がらず苦しんでいます。
どこかで必ず状態を上げ、チームの大きな戦力になってくれると思いますが、今の打撃を見る限りは、それは今ではないです。
首脳陣としては、起用することで打撃の状態を上げて欲しいという思惑もあるのかも知れませんが、打線を止めてしまっているので、中村選手はチームの功労者といえども、見直しが必要です。
幸い、長打が打てるオグレディ、外崎選手に当たりが出ていますし、来週からは山川選手も復帰しますので、無理してスタメンで使わずに、休ませながら状態が上がるのを待ちたいです。
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