埼玉には何もない。@埼玉西武ライオンズブログ

埼玉西武ライオンズファンブログ

カテゴリ:西武ライオンズ2022 > 2022総括

先発としてローテを支えた與座海人投手、平井克典投手です。


20221009_174823



両者共に、先発も中継ぎもと便利屋としてスタートしましたが、與座投手は二桁10勝をあげるなど、先発として大きく飛躍しました。



平井投手は、内容があまり良くなかったり、5回が目処だったりとありますが、ローテ5、6番手として考えれば、チームを助ける活躍をしてくれました。







今季の成績は、




與座投手

Screenshot_20221110-151000~2


Screenshot_20221110-135906~2

WHIP1.04 K/BB3.81 FIP3.41 QS52.6% 

奪三振率4.75 与四球率1.25



20試合115.2回と、たくさんのイニングも投げられました。


チームNo.1の与四球率の低さからも、制球の良さが武器です。


昨年から球速も上がり、シーズン後半では1軍でも良い投球を続けていました。トミージョン手術からようやく肘も馴染んで来たと言った所で、今季大きく飛躍です。



5月の沖縄でのキャリアベストとも言える投球から、先発として大きな成長を見せ、




7月にはプロ初完封を無四球完封で飾るなど、覚醒しました。




高低、緩急を使いバッテリーで相手打線を抑えてきました。球速が上がった事で高めのストレートも使えるようになりましたし、アンダースロー鬼門の左打者に対しては、インハイのスライダーも効果的でした。


奪三振は少ないですが、テンポ良く投げられますし、ライオンズの二遊間の守備も良いので打たせて取る投球が出来ました。



ただ、相手打線が慣れてくる3巡目以降が課題ではあります。


その日の調子を見ながらですが、継投するなら左腕投手のロングリリーフと組み合わせるなどの計画、準備もすれば勝ちも増えてくると思います。


来季も3本柱+隅田、エンスと共に先発ローテ最有力の投手です。イニングを投げられる体力もありますし、来季も二桁勝利を目指してもらいたいです。












平井投手

Screenshot_20221110-151038~2


Screenshot_20221110-142246~2

WHIP1.28 K/BB1.78 FIP3.84 QS23.1% 

奪三振率5.33 与四球率3.00




今年も便利屋として、先発に中継ぎに30試合81イニングを投げました。



今季はシュートやフォークを使いながら、課題の左打者に対して.238と抑えましたが、右打者に.273と打たれました。



左打者が課題ではありますが、基本はスライダーの投手ですので、このスライダーで空振りが取れないと苦しくなります。


先発では5回が目処と物足りなさはありますが、スライダーさえ良ければ試合は作れる投手です。今季は結果オーライの投球で、先発として使われ続け大事な試合で打たれるという事もありましたので、調子の見極めが大事な投手です。


また、5回が目処ですのでロングリリーフも待機させたいです。今季は中継ぎ陣が疲弊し、最後まで持たなかったので来季も平井投手を先発させるなら、先発ローテから外れた投手の中から3イニングくらいのロングリリーフも組み合わせて、平井+ロングリリーフで試合を作る起用も検討したいです。



来季の予想先発ローテで言えば、高橋、今井、松本、エンス、與座、隅田投手の6人を軸に、佐藤、渡邊、赤上投手といった若手が絡んで来る陣容になると思います。


増田投手の衰えもあり、中継ぎをテコ入れしたい所ですが、平井投手はどちらになるか起用法は注目です。



個人的には、便利屋に向いている投手だと思いますが、調子が良ければ三振も奪える投手ですので、中継ぎとしてブルペンに厚みを持たせてくれればと思います。



来季は32歳となる年ですので、ライオンズ的にはベテランの部類です。チームを支える投手として、来季も期待したいです。




にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします
















ライオンズの新旧スピードスター金子侑司選手、若林楽人選手です。

20221009_174823





今季の成績は、



金子選手

Screenshot_20221117-151831~2

Screenshot_20221117-151439~2

44試合

出塁率.323 長打率.370 OPS.693

三振率19.5% 四球率6.2%




昨年の自己ワーストの成績から、今季は成績を上げました。


再びレギュラーとしてやれるだけの活躍でしたが、右ハムストリングスの肉離れによる2度の離脱が痛かったです。



今季は盗塁3個、失敗も3個と足の衰えは否めませんが、レフト守備は上手いですし、今季のような打撃が出来ればレギュラー最有力です。



ただ、肉離れが癖になってしまっているのが心配です。


年齢的にも来季33歳となりますし、今後も不安を抱えながらのプレイになる可能性もあります。以前のように盗塁を武器にするのは難しいので、今季見せたように打つ方に力を全振りしたいです。



ヘイトを集めやすい選手ではありますが、活躍を願うファンも多い選手です。来季で4年の複数年契約も切れるため、ライオンズにとっては高年俸の金子選手にとっては勝負の年になります。


出塁率を意識し、泥臭くても塁に出る選手となれるように来季も期待したいです。










若林選手

Screenshot_20221117-152008~2

Screenshot_20221117-154143~2

28試合

出塁率.258 長打率.207 OPS.465

三振率35.7% 四球率4.2% 盗塁3




大怪我からの復帰となった今季は、まだまだ不安を抱えながらのプレイとなりました。


武器である盗塁も伸びませんでしたし、守備も粗さが目立ちました。


特に打撃面は良くなく、空振り率が高すぎです。


足の不安は来季も続くでしょうが、まずはアプローチ面を大きく改善させたいです。






ファームでは、


Screenshot_20221117-154302~2

38試合

出塁率.292 長打率.368 OPS.660

三振率16.0% 四球率5.1% 盗塁4

長打が出ているのは良い所ですが、ファームでなら三振率を15%以下には抑えたいです。


今季は足の不安があったため仕方ない部分もありますが、若林選手の武器は足です。長所を活かすためにも出塁率を意識した打撃をしたいです。



ガンガン積極的に振っていくスタイルですが、出塁率を高めるためにも、もう少し控えめの方良いと思います。ただ、若林選手が今のスタイルに拘りたいのであれば、積極的に振るのは構わないのですが、振るのであればゾーン内に来たファーストストライクを狙いたいです。



来季もまだまだリハビリの延長線上のような状態が続くと思いますが、昨年見せた輝きをファンは待っています。


完全復活に向けて、まずは不安なくプレイ出来る状態を目指して、来季も取り組みたいです。




にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします












支配下入りを目指す、豆田泰志投手、菅井信也投手です。

20221009_174823




今季のイースタンの成績は、




豆田投手


Screenshot_20221112-161332~2

Screenshot_20221112-155144~2

WHIP1.44 K/BB1.68 QS40%

奪三振率7.41 与四球率4.43



昨年までは、高めのストレートで空振りが取れる魅力がありながらも、制球難から度々炎上することがありましたが、今季は先発として奪三振率も高く、まとまった投球が出来るようになりました。



また、怪我がなかったのは幸いでしたが、ファームの投手不足から強制的に長いイニングを投げることになった事で18試合81.1回を投げ、先発としては長いイニングを投げるという経験が出来たシーズンでした。


今季は大きな成長を見せましたが、与四球率の高さからも制球難が改善とまでは行かず、奪三振数=与四球数というようなファームの今井達也投手といった内容です。



フェニックスリーグでは、特にその傾向が出ました。


4試合18回 防御率1.00 奪三振17 与四球14
奪三振率8.5 WHIP1.33 K/BB1.21




ストレートに魅力はあるものの、今井投手のような圧倒的な球威がある訳ではないため、カウント球、決め球と変化球の精度も高めたいです。



高めのストレートで空振りが取れるのは大きな武器ですので、それを活かせる変化球を使えるレベルに出来れば支配下入りも見えてきます。



来季は勝負の育成3年目です。


入団以来、着実に成長はしていますので、もう一回りレベルアップしたいです。











菅井投手


Screenshot_20221112-161521~2

Screenshot_20221112-155952~2



高卒ルーキーとして基礎体力作りから始めましたが、イースタンに3試合3イニング実戦登板することが出来ました。




高校時代は、相手レベルも高くはないですが、15イニングで30奪三振と、ストレートとスライダーで三振を量産する奪三振率の高い左腕投手でした。




プロに入ってからは、基本のストレートの球速が伸びていますし、フェニックスリーグでは短いイニングではありますが結果を出しています。


2試合4回 防御率0.00 奪三振3 与四球1

奪三振率6.75 WHIP0.50 K/BB3.0




秋季キャンプでもブルペン入りをしています。


高卒の育成投手ですが、1年目で早速成長を見せていますし、今後が楽しみな投手です。


オフもしっかり筋トレして身体を作り、来季はイースタンで定期的に登板したいです。フェニックスリーグでの投球内容が、来季イースタンでも出来れば支配下入りも見えてくる投手です。



まずは先発として試していき、もし短いイニングの方が出力が高ければ、左腕ですしストレートとスライダーで左腕キラーとして育成しても良いと思います。


プロに入り成長を見せているので、楽しみな投手です。ここで止まらずに、充実したオフを過ごして、一気に支配下入りをものにする成長を見せたいです。











流出が多く補強の少ないライオンズにとっては、育成選手も戦力として考えたいです。



継続的に強いチームでいるには、主力の補強も引き止めも出来ないなら、育成から第2の水上投手を発掘、育成しなければなりません。



特に投手は何人居ても困りませんので、可能性を秘めた若い2人には来季、支配下入りを期待したいです。




にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします








将来、投手の柱になってもらいたい、ルーキー黒田将矢投手、羽田慎之介投手です。


20221009_174823




今季のイースタンでの成績は、



黒田投手

Screenshot_20221107-122643~2


Screenshot_20221107-112929~2

WHIP2.12 K/BB0.96 QS0%

奪三振率6.27 与四球率6.54


10試合37.1回イースタンで登板しました。


高卒ルーキーですが、仕上がりも早くイースタン前半戦から登板が出来ましたが、度々炎上することもあり、数値的にはあまり良くありません。


制球、球威、体力と全体的にまだまだでした。


しかし、イースタン後半から好投することが増え、シーズン終了後のフェニックスリーグでは成長を見せています。


3試合16回 防御率2.25 奪三振12 与四球3


奪三振率6.75 WHIP1.06 K/BB4.0


シーズン後半から、変化球が使えるようになってきた事が好投に繋がっています。


まだストレートの球速も上がるでしょうし、先発としてスタミナもつけられると思いますので、非常に楽しみな投手です。


来季はイースタンのローテに入り、経験を積ませたい投手です。










羽田投手

Screenshot_20221107-122733~2


Screenshot_20221107-115728~2

WHIP1.57 K/BB2.00

奪三振率7.04 与四球率3.75


高校時代は、和製ランディジョンソンとも呼ばれた、大型左腕です。ポテンシャルの高さから指名されましたが、怪我明けのためじっくり調整してきました。


今季はイースタンで、5試合7.2回を投げられました。


デビュー戦では、最速151キロのストレートで三振を奪うなど、打者を押し込む球威も見せ、将来に期待を持たせる投球でした。


まだ、制球面や変化球、さらに武器であるストレートも不安定なため、投球フォームの再現性を高めたい所です。


身体もまだ線が細いですし、筋トレでもう一回り大きく強い身体を作りたいです。


タイプ的には、楽天の監督の全盛期のように、力で押していくパワーピッチタイプだと思います。


現段階でも、嵌まれば凄いストレートを投げていますが、身体を作りさらにレベルアップした球を投げられるようにしたいです。










黒田、羽田投手共に、高卒素材型ルーキーとして、期待の新人投手です。




黒田投手は思ったよりも早く実戦登板が出来る状態となり、イースタン後半からフェニックスリーグでは好投が続き、成長を見せています。来季はファームのローテに食い込んで来ると思います。



羽田投手はまだ試運転といった段階ですが、実戦で見せた球威あるストレートは、非常に魅力的でした。本格化するのは数年先だと思いますが、それまでにしっかり土台を作りたいです。



若い投手の躍動は、投手陣を活性化させますし、両者共に今後の成長が楽しみな投手です。




にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします













来季の扇の要を任される、古賀悠斗選手、柘植世那選手、岡田雅利選手です。


20221009_174823



絶対的な正捕手であった森選手のFA移籍により、今後補強がなければ来季はこの3人に頼ることになりそうです。






古賀選手

Screenshot_20221115-201426~2

Screenshot_20221115-153719~2

26試合 出塁率.265 長打率.241 OPS.506

三振率22.5% 四球率12.6%









ファームでは

Screenshot_20221115-154730~2

25試合 出塁率.382 長打率.406 OPS.788

三振率18.9% 四球率13.9%




来季の正捕手候補です。


ルーキーイヤーとなる今季は、まずはファームで育成し打撃面でも良いアプローチを見せていたこともあり、思ったよりも早く1軍でも起用されました。シーズン後半は2番手捕手扱いでしたし、プロでもやれる可能性を見せた年でした。



1軍では率こそ低いですが、アプローチの良さは活かせています。まだまだ粗さはありますが、四球率も良くボールを見れますし、右にも強い打球が打てたり、長打もありますので今後の成長に期待出来ると思います。



捕手としては、主にエンス投手と組むことが多かったですが、来日後適応に苦しんでいたエンス投手を良くリードしてました。ただ、肩は悪くないですが2塁送球に課題がありますので、この辺はキャンプでみっちり練習したいです。





前任者が球界を代表する捕手でしたので、プレッシャーもかかると思います。



ただ、前任者は我慢して育て育った所で既に移籍先が決まっていたかのようにすんなり出ていった選手ですので、おそらく多くのライオンズファンは古賀選手の味方です。プレッシャーを感じずにやってもらいたいです。



伸びしろもありますし、個人的にも今後が楽しみな選手の一人です。森選手の代わりを務めようとは思わずに、アプローチの良さを活かした打撃、堅実な守備と古賀選手らしさを出してもらいたいです。












柘植選手

Screenshot_20221115-201504~2

Screenshot_20221115-154303~2

42試合 出塁率.202 長打率.250 OPS.452

三振率27.9% 四球率3.3%




粗さはありますが長打が魅力の選手です。


今季は打撃面ではあまりアピール出来ず、捕手としてはミスもありましたが、肩で大きくアピールしました。


ライオンズ捕手陣は、2塁送球に課題もある古賀選手、肩に不安がある岡田選手ですので、柘植選手としては盗塁阻止の面で差別化を図りたいです。



来季の捕手は併用起用となると思いますが、古賀、柘植選手の2人が中心となると思います。柘植選手は1軍キャリアはありますが、あくまで森選手の控えとしてのキャリアです。


来季はレギュラー争いが求められますので、オフもしっかりトレーニングを行い、古賀選手と高いレベルでのレギュラー争いが出来るようになりたいです。










岡田選手

Screenshot_20221115-201633~2


今季は怪我もあり、1試合の出場に留まりました。



肩に課題はありますが、リードに定評がありキャリアもライオンズでは最もある捕手ですので、古賀、柘植捕手を支えてもらいたいです。


今までは正直森選手のサポート役でしたが、守備的には最も安心感のある捕手です。


個人的には、来季は絶対的な正捕手不在となりますので、岡田選手にはレギュラーを取りに行くつもりで来季は臨んでもらいたいです。


ベテランとなり怪我がちでもあるので、シーズン通してとなると難しいかも知れませんが、岡田選手が普通にやれれば森選手が抜けても守備面での穴は埋まります。


スタメンでも、抑え捕手としての起用でも使い所がある選手ですので、まずは怪我を完治させてシーズン通して戦えるコンディションにしたいです。












ライオンズはこれまで、伊東→細川→炭谷→森と捕手の世代交代を比較的スムーズに行いました。




ただ、絶対的なレギュラー捕手を作ってしまうと控え捕手の経験不足は否めません。




今までは世代交代前提でドラフト獲得し、育成や起用をしてましたのでスムーズに行きましたが、現状はまだ古賀選手が来季2年目とまだまだキャリア不足です。




もう少し、1軍でも使える捕手を増やしたい所ですが、補強はあるでしょうか。





森選手も居なくなりましたし、炭谷選手帰ってこないですかね。






当時は球団が森選手推しだった事もあり、炭谷選手はFA移籍しましたが、経緯的には仕方ない部分もありました。栗山、中村選手とも親交の深い炭谷選手を金銭トレードで獲得出来れば、少なくとも守りの面では厚みも出るのですが、、、楽天は出さないでしょうね。




既存戦力で行くのであれば、伸びしろも可能性もある若い古賀選手を中心に、柘植、岡田選手でバックアップしていく形が、現時点では望ましいです。




しかし、シーズン通してとなると森選手のようには行きませんので、コンディションを見ながら併用起用し育てながら戦う事になります。





ライオンズの強みであった、打てる捕手である森選手が抜けることで、また捕手打てない問題が再燃すると思います。



ただ、古賀選手はアプローチが良いですし、柘植選手は長打があり、岡田選手は勝負強さがあります。



森選手のように3番で正捕手とは行きませんが、打撃面でも期待をしたいですし、少なくともディフェンス面では森選手の穴を埋められるようにしたいです。





にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
↑↑ポチッとお願いします














↑このページのトップヘ