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カテゴリ:西武ライオンズ2022 > 2022総括

今季中継ぎとして大きな成長を見せた、水上由伸投手、本田圭佑投手です。

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昨年最下位から今季は3位となりましたが、中継ぎ投手の中でこの2人の成長は、上位進出の力になりましたし、大きな戦力アップでもありました。






今季の成績は、



水上投手

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60試合56回

WHIP0.91 K/BB2.35

奪三振率6.43 与四球率2.73



60試合56回を投げて、平良投手共に最優秀中継ぎ投手のタイトル獲得です。


育成からここまでの投手になれたのは、本人の努力はもちろん、見つけたスカウトも良い仕事をしました。



昨年育成から支配下となりましたが、ファームでは制球は良かったですが、それほど目立った活躍ではありませんでした。ただ、1軍昇格してからは大活躍でチームの大きな戦力となりました。


今季は、勝ちパに入る躍進を見せタイトルまで取れたのは、水上投手にとっても自信となります。


ピンチでも動じず、強気にインコースに投げ込めるメンタルの強さは大きな武器です。ストレートも速いですし、スライダー、シュートと左右の揺さぶりで凡打を築きます。


ただ、今季はスライダーが浮き気味な事も多かったので、この辺の修正はしたいです。また、今年は登板過多が原因で終盤は失速してしまいます。


使う方の問題ではありますが、来季もおそらく登板は増えると思いますので、オフはしっかり身体を休ませたいです。


来季も勝ちパとしての登板が期待されます。今季の登板過多が来季に影響出ないように、使う方も適度に休ませながら、本人もケアにお金をかけながら、シーズンに臨みたいです。











本田投手

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45試合50.1回

WHIP1.03 K/BB2.20

奪三振率5.90 与四球率2.69


先発投手としてまとまってはいるものの、突き抜けたものがなく、1.5軍クラスを抜け出せない投手でしたが、まさかの中継ぎ転向で覚醒しました。


中継ぎとして、45試合50.1回を投げました。



シーズン序盤は、ファームでイニングイーターをやらせていたのが恥ずかしくなるような活躍です。


本人は、ファームでイニングイーターをしたことが役に立ったと言ってくれましたが、故障のリスクも高まるので来季は避けたいです。



今季の飛躍に繋がった要因は、個人的には高めのストレートを投げ込めた事だと思います。


元々制球は悪くない投手でしたが、パワー不足ですし、フライボールピッチャーですので、中継ぎとしては一発の怖さもある投手でした。


ただ、中継ぎ転向されてから、高めのストレートを勇気を持って投げられた事で、低めのチェンジアップやスライダーも効果的に使えるようになり、道が開けました。


ストレートの球速も、今季は140後半が出ることもあり、非常に良かったです。


一時期は勝ちパに入る大活躍でしたが、シーズン中に慣れない中継ぎに転向しましたし、連投も重なり、終盤は失速しました。


ただ、慣れない中継ぎや連投もこなすなど、今季は本当に頑張ったと思います。



秋季キャンプでは、100球前後の投げ込みをしているようですが、出来れば身体を休ませたいです。


来季も、今季プロとしての活路を見出した中継ぎで行きたいですし、連投に耐えうる身体作りに加えて、消耗した肩、肘を休ませたいです。


来季は開幕から、僅差登板を任される中継ぎ投手としてブルペンを支えてもらいたいです。




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化ければ大きい、育成のヘレラ投手、コドラド選手です。

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シーズン途中に、育成外国人として加入しました。正直期待はしておらず、ファームの数合わせ程度の獲得かと思いました。



しかし、意外な活躍を見せたヘレラ投手、荒削りですが長距離砲としての片鱗を見せたコドラド選手と、楽しみな選手でもあります。






今期のイースタンの成績は、




ヘレラ投手

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WHIP1.23 K/BB2.15 QS60%

奪三振率6.24 与四球率2.90



想像してた以上の好成績です。


球は速くないですが、与四球率2.90と制球も悪くないです。ほぼストレートとスライダーの2ピッチですが、そのスライダーで空振りを量産出来るキレもあります。


空振りが取れるボールがあり、四球も少ないという結果は、1軍でも活躍出来る可能性を感じさせました。


また、ファームは投手不足でもあり、ヘレラ投手は必然的に長い回を投げることになりましたが、QS60%と炎天下の中でも投げ続ける事の出来るタフさも、ライオンズとしては助けられましたし、ヘレラ投手の武器でもあります。


一時は、ファームのエースクラスの立ち位置でした。


ただ、シーズン終盤は突然投げなくなり、怪我が心配されましたが、現在はウインターリーグに参加中です。


育成保有名簿にも入っているので、戻って来てくれるはずです。化ける可能性があるだけに、他球団には取られたくない素材です。


来季の外国人選手はまだ決まっていませんが、ヘレラ投手は支配下有力の投手です。


育成からの支配下となれば、年俸も抑えられると思いますので、出来れば外国人は今季同様に5人+ヘレラ投手の6人で行きたいです。










コドラド選手

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出塁率.270 長打率.370 OPS.641

三振率32.1% 四球率6.1%



飛距離を見ると、他のファームの選手とは桁違いの打球を飛ばしています。


まさに、長距離砲の打球といった所ですし、貧打のライオンズにとっては化けてもらいたい選手です。


ただ、課題はコンタクトの低さです。


荒削りですので確実性はありませんし、当たれば飛ぶけどなかなか当たりません。三振率は32.1%とかなり高いです。



今季は積極的に試合で経験を積ませましたが、来季後半くらいには目処が立たないと、契約を続けるのも厳しくなります。


外野はライオンズの課題ですし、長距離砲の外国人獲得も課題です。


コドラド選手が開花すれば、その両方の課題を一気にクリアー出来るだけに期待をしたいですが、今後の指導と努力次第です。



ただ試合に出して経験を積ませるのではなく、今季のデータや動作分析から、理論的に解決策を見つけて、しっかり指導したいです。


育成契約ながら、見知らぬ地で頑張っていますので、頑張ってもらいたいですし頑張ってもいると思いますが、外国人選手は度々オフに太ってしまう選手もいますので、そこは管理し具体的な練習メニューや具体的な改善ポイントを伝えて、しっかり練習をさせるように環境を整えたいです。









両者共に、化けることが前提の選手です。


ヘレラ投手は可能性も感じるシーズンでしたが、コドラド選手はまだまだです。ただ、ドラフトで入団した選手ではないため、育成とはいえ可能性を感じなくなれば、そこまでで契約終了です。



ここで活躍すれば生活も一変しますし、ハングリー精神を全面に出し、ライオンズの戦力となれるように頑張りたいです。




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外野手争いの先頭を走ってもらいたい、愛斗選手、鈴木将平選手です。


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ライオンズは、秋山翔吾選手が移籍して以降、外野3ポジション全てでレギュラーを固定出来ず、ポジション別WARでは弱みとなっています。



今年はオグレディ選手の加入で、レフトは埋まったかに思えましたが、後半戦に大失速し来季の契約も結ばない事になりました。



それでも、オグレディ選手はチーム外野手の中では最も試合に出てましたし、助っ人としては物足りないですが、チーム外野手の中では打てている外野手でした。



来季は、そのオグレディ選手もいませんし、新外国人選手が当たるかも分かりません。また、レフトを確実に埋められる近藤選手も、多分ライオンズには来ないので、既存外野手たちに期待したいです。



今季の成績的にも期待値的にも、愛斗、鈴木選手のレギュラー奪取に期待がかかります。








今季の成績は、



愛斗選手


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出塁率.266 長打率.369 OPS.635

三振率17.8% 四球率2.5%




外野手争いの先頭を走っている選手です。


今季はチーム外野手の中ではオグレディ選手に次ぐ、121試合に出場しました。


コンタクトに課題があることから、シーズン途中にバットを短く持ちミート重視にしたことで、率も上がりレギュラー奪取一歩手前まで行きましたが、怪我もあり、また打撃に波もあり、レギュラー確定とまでは行きませんでした。


ただ、外野守備能力が高く、コンタクトに課題はあるものの、長打も打てる魅力があることからレギュラーに最も近い選手です。



外のスライダーに手が出る事も多いので、我慢できるようにしたいですし、四球率もかなり低いので、もう少し見極めを良くして四球も選べるようになれば出塁率も上がり、OPSもオグレディ選手の.695くらいはなると思いますので、もう一回りレベルアップしたいです。




来季は、レギュラーに最も近い選手から、レギュラーにならなくてはなりません。


ライオンズは今季、ドラフト上位2名で外野手を獲得しました。渡辺GMも外野が補強ポイントとの理解ですし、球団も外野手争いを終わらせようとしています。


中島裕之選手が移籍した後、ショートが埋まらずに今の外野手争い同様に、色々な選手を試しましたが、結果的に源田選手の加入で解決しました。


来季は即戦力ドラ1蛭間選手を獲得しましたので、レギュラー候補筆頭の愛斗選手は負けられません。


今までは正直、外野手は消去法での起用でしたが、来季こそは高いレベルでの争いをしてもらいたいですし、その先頭を走る愛斗選手の成長こそが競争を生みますので期待したいです。











鈴木選手


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出塁率.279 長打率.321 OPS.600

三振率10.5% 四球率3.9%





ずっと期待されていた才能が、今季芽を出しかけました。


今季はオフのトレーニングの成果もあり、身体を大きくして臨みました。その効果もあり力強い打球が打てるようになり、オープン戦では長打も増え、元々持っていたコンタクトの良さから空振りも少なく高い出塁率となった事から、理想的な1番打者となり遂に覚醒かと期待されました。


しかし、シーズンでは結果が出ずに苦しみました。


オープン戦では出ていた長打も出なくなり、相手バッテリーからすれば怖さもなくなったため、どんどんゾーン内に球威ある球を投げてくる事から四球も減り、5月早々に降格となりました。


ファーム降格後もイースタンで良いところがなく、不振が続きました。結局、復調したのはシーズン終盤となりましたが、1軍でも存在感を出せました。



守備では球際の弱さや、走塁面では脚力の弱さを見せる事もありましたが、総合的には外野のレギュラー候補です。



特に、ミートに優れた選手で空振りの少なさは武器です。反面、ミートに優れているからこそ、当てに行って弱い打球となってしまうのは課題です。



もう少し四球を選べるようになれれば良いのですが、それならばもう少し長打も増やし、相手バッテリーが多少でも警戒する打者にならなくてはなりません。



来季に向けて、松井監督の目指すスピード感のある野球に対応するために、ウエイトを落とす選択をしました。



球際の弱さやベースランニングのスピード、打球判断の悪さは気になるので、そこは改善したいです。



しかし、スピードを出すのも良いのですが、力強い打球が打てなくては意味がありません。当てるのは上手い選手なので、非力とはならないように筋力はしっかり付けたいです。









流出が多く補強の少ないチーム事情ですので、現有戦力のレベルアップは必須です。




特に弱みとなっている外野手は、愛斗、鈴木選手が引っ張る形で底上げをしたいです。他にも、1軍キャリアもある川越、岸選手、復活を目指す若林選手、ファームでは無双出来る高木渉、西川選手、頭角を現して来ている仲三河選手、さらには実績では一番の金子選手と駒はいます。



おそらく外野の新外国人も獲得すると思いますが、外野は3ポジションありますので、既存外野手達は競争をして、来季こそはレギュラーを掴んでもらいたいです。




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期待の若手であり、色々問題を起こしてしまった若手でもある、長谷川信哉、山村崇嘉選手です。

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今季の成績は、



長谷川選手

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支配下昇格から1軍デビューも果たし、37試合に出場しました。


ファームでは昨年に比べると、ボール球スイング率が減り長打も増え、主力として活躍しています。


ただ1軍だと、投げる前から振ると決めていたような無茶振りをしたり、完全に相手バッテリーの思惑通りにボール球を振らされて三振したりと、まだまだ格の違いを見せられています。


1軍では三振率が30.8%とかなり悪いです。




ただ、ファームでは打てているので、力はある選手だとは思います。

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出塁率.395 長打率.528 OPS.922

三振率14.9% 四球率9.6%



高卒2年目でこの成績は素晴らしいですし、昨年から大きく成長を見せています。



素晴らしい成績ですが、目指す所は支配下昇格から1軍での活躍に目標が変わった選手ですので、ファームでは目先の結果を求めて打席に入るのではなく、1軍で活躍するためにしっかりボールを見て、一発で仕留められるような練習もしたいです。



1軍では甘い球は何度も来ません。それに球威もキレもファームとは桁違いです。ファームで積極的に振り回して成績を上げるのではなく、ボール球を見極める力と、一発で仕留める力も身に着けたいです。



守備では内外野のユーティリティですが、1軍デビューから外野中心となり、それ以降は外野を守っていますので、外野手として行くようです。あれもこれもは、まだ難しいレベルですので、守備は固定してまずは打撃を伸ばす判断は良いと思います。



来季は、ファームで空振りを減らし、四球を増やす打撃が出来るようにし、それから満を持して1軍へという流れにしたいです。









山村選手

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出塁率.332 長打率.365 OPS.697

三振率14.6% 四球率4.6%


ライオンズでは出世している選手も多い、ドラ3野手です。背番号も32と出世ナンバーです。


昨年の新人合同自主トレでは、1人天才がいたとまで評価された素材でしたが、イースタンでのショート守備では圧倒的にエラーが多く、打撃では長打もありますが、コンタクトに大きな課題がありました。



2年目となった今季は、イースタン後半戦からミートを意識した打撃にし、打率も急上昇しました。


守備に関しては、現状では二遊間は厳しいのでサードやファーストとなりそうですが、これからの成長次第です。



今年はコンタクトが向上した年でしたが、その分長打が減ってしまいました。


ファームの投手の球威を考えると、ファーム相手なら長打も打てるようにならないと1軍では厳しいです。




来季は3年目となります。高卒ですので、本格化するのはまだ先だと思いますが、コンタクトを上げましたので、来季はそれを維持したまま長打を増やしたいです。


年齢的にも、まだまだ身体も変化させられますので、オフはみっちり筋トレをして、力のある打球が打てるように打撃を伸ばし、念願の1軍デビューを果たしたいです。







両者共に、今季成長を見せた期待の若手ではありますが、

長谷川選手はSNSを使った女性トラブル、山村選手は未成年飲酒、喫煙と不祥事を起こしました。


しかし、これらは文春砲による発覚であり、球団からはどういう処分にしたとかの発表はなく、事実かどうかも分かりませんが、春先に両者共に怪我でもないのにイースタンにしばらく出てない所を見ると、事実であり謹慎させたのではないかと推測されます。


今までの他の選手の不祥事に対する処分と比べると、未成年というのを考慮したのかも知れませんが、それにしても甘すぎではあります。


一度甘くすると、そのくらいは大丈夫になってしまいますので、大甘裁定に思うことはありますし、彼らの今後が心配でもあります。


ファンあってのプロ野球選手ですので、回復させられるかは微妙な所ですが、地道にやっていくしかありません。




今年は他球団でも、女性トラブルが続出した年でもありました。


ただ、元ロッテの清田選手のように、契約解除になってから後悔しても遅いです。


せめて、今オフくらいは野球に真摯に取り組む姿を見せてもらいたいです。




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来季はどちらが守護神を任されるのかも注目の、平良海馬投手と増田達至投手です。

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平良投手は怪我で離脱もしましたが、復帰後はYouTuber兼野球選手としてどちらも活躍しています。



一方増田投手は、得意のストレートで空振りが取れなくなり、制球力と変化球で何とか躱して来ましたが、終盤には被弾も増えるなど、衰えを感じさせるシーズンとなりました。







今季の成績は、



平良投手

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WHIP0.94 K/BB4.17

奪三振率11.71 与四球率2.83

61試合57.2回と離脱期間がありながらも、かなりの試合に投げました。


水上投手と共に、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得しています。




ライオンズでは、最も力のある投手です。


160キロ近いストレートも投げられますが、本人も変化球が好きと言うように、今季はフォークを自分のものにするなど器用な投手でもあります。


今季は一時期、疲れもあり打たれる事が増えましたが、ストレート中心の投球にしてから復活しました。平良投手は変化球が投げたいかも知れませんが、速いストレートを軸に、変化球を織り交ぜるくらいの方が、より変化球も活かせますので、ストレートで押していけるような投球を見せたいです。



本人は数年前から先発希望をしています。


ライオンズ先発陣は、3本柱を中心に駒は揃い始めましたが、絶対的なエースはいません。


平良投手が先発転向すれば、その絶対的なエースになり得る力もある投手ですし、長い回を投げられるスタミナがあるなら、先発転向も良いと思います。


ただ、そうなると後ろが不安定となります。


分業制の現代野球では、中継ぎ投手は重要なポジションです。ライオンズは増田投手の衰えも見え始めましたし、平良投手が先発となると不安もあります。


平良投手の先発転向自体は、見たい所ではありますが、せめてスミス投手の残留に加えて、後ろを任せられる当たり外国人をもう1人獲得し、水上、増田、森脇、本田投手辺りで凌げる算段をつけたいです。


平良投手はライオンズのみならず、プロ野球界においても、トップクラスのポテンシャルのある投手です。


松井監督に代わり、平良投手をどういう使い方にするのかも注目です。











増田投手

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WHIP0.92 K/BB3.40

奪三振率5.96 与四球率1.76



長くライオンズの守護神を担ってくれていますが、今季は衰えを感じるシーズンとなってしまいました。


ストレートゴリ押しの投球スタイルが通用しなくなり、今季は制球力と変化球でやり繰りしてきました。


元々、変化球はイマイチの投手です。それに、真っスラとも呼ばれる、カット気味に入るストレートゴリ押しで抑えられる投手でした。


ただ、そのストレートで空振りが取れなくなり、イマイチな変化球を多投しなくてはならない現状は厳しい所でもあります。


奪三振率は通算で7.77ですが、昨年6.75、今年5.96と落ちてきています。


与四球率を見ても制球力は流石の投手ですので、何とか抑えてきましたが、今季終盤で見せた被弾の多さは、来季に不安を残します。


HR/9も1.23と、登板数は違いますが十亀投手くらいの高い数値となっています。



増田投手もFA残留してくれた功労者ですし、ここまでやってきたプライドにも配慮しなくてはなりません。


松井監督は、増田投手の起用方法を早めに決めて、もし守護神からは外すのであれば、本人としっかり放し合って決めてもらいたいです。


現状は、平良投手を来季も後ろで使うなら、守護神は平良投手ですが、あとは松井監督の判断です。


年齢的にも、ここからストレートが昔のように戻る事はなかなか難しいと思います。来季も制球力と変化球で躱していく投球となると思いますが、制球さえ間違えなければ抑えられる力はあると思います。


来季もライオンズの戦力として、活躍を期待したいです。




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