埼玉には何もない。@埼玉西武ライオンズブログ

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カテゴリ: 西武ライオンズ2023

今年のライオンズは、最下位争いの末の5位と不満の残るシーズンとなりました。



森友哉の流出、山川穂高の不祥事と昨年までのチームの中心選手の不在をカバー出来る程の戦力もなく、ファンとしても負けばかり見る辛いシーズンでした。



今オフは、競合ドラ1武内投手を引き当てたり、球団が狙っていた外国人選手を良いタイミングで獲得出来たりと、まだまだ足りませんが今季よりは戦力補強が出来ましたので、来季こそは上位進出を目指せる戦いを見せてもらいたいです。



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そして、


2023年も【埼玉には何もない。@埼玉西武ライオンズブログ】を読んで頂いてありがとうございました。


一昨年、昨年に続いて、個人的に目標としていた毎日更新が今年も出来ました。


来年も出来るだけ続けたいと思いますので、引き続き本ブログをよろしくお願い致します。



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年末ですので、今季の振り返りです。

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本ブログでは毎年、年末はその年に期待を大きく裏切ってしまった選手に来年こそはと期待と発破をかける意味でも1人取り上げさせてもらっています。



一昨年は、自己ワーストの成績を出してしまった金子選手。





昨年は、運なく1勝10敗と大きく負け越してしまった隅田投手を取り上げさせてもらいました。




そして、今季は本来なら山川穂高ですが移籍しましたので、球団が熱望して監督にしましたが戦力不足もあり思うように行かなかった松井監督です。

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将来の監督候補として、引退前のシーズンにライオンズに引き抜き、引退後は指導者として経験を積ませ今季から1軍監督となりました。


2軍監督をやっていた時から、ファームは育成機関ではあるとはいえ常に最下位争いをしていましたし、かと言ってそこまで1軍に戦力供給も出来ていなかったため、指導力に不安はありました。


それでも、球団主導で監督になり指揮を奮うことになるのですが、ご祝儀補強として獲得に向かった近藤健介獲得失敗、森友哉の流出、そして山川穂高の不祥事による出場停止と、采配云々の前に戦力が揃いませんでした。


今年のライオンズを表す一字となると「戒」でしょうね。。。



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また、采配面でも「走魂」を掲げてスピード感ある野球を目指しましたが、無謀な走塁が増えたり、そもそも今季のライオンズ打線は歴史的な得点力不足に陥り、出塁率、長打率共にワーストと塁にも出れませんでした。



松井監督は、「走魂」で塁を進め小技を駆使して1点を取り、投手を中心としたディフェンシブな野球で逃げ切る野球をしようとしましたが、投手力も防御率こそ良いですが指標的には三振が少なく、与四球が多いですし、守り切るほどの投手力はありません。



ただ、昨年同様にトノゲン擁する内野守備は良く、そこにマキノン、佐藤龍選手も入ったことでより内野守備力は高くなりました。今季のライオンズの強みは、投手力ではなく内野守備力でした。



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チームが勝てないこともあり、現場責任者である松井監督は批判をされることも増えて行きました。本ブログでも批判しました。



戦力的に足りないという部分以上に監督がやろうとしていることが上手くいかず、印象的にはやることなすこと上手くいかずに運もないという印象です。



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シーズンでは運もなく「持っていない監督」という印象でしたが、シーズン後のドラフトではここまでの鬱憤を晴らすかのように、競合ドラ1の武内投手も引き当てました。



正直、このシーンが今季の松井監督のハイライトです。



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まだまだ他球団と比べれば戦力は足りていませんし、外国人頼みな未知数な部分はあります。


ただ、今季と違うのは山川穂高が最初からいないというのが分かった上で采配を考えることが出来ることです。


1年目の監督に、突然4番が抜けた戦いをシーズン中に考え修正するのは酷でした。緊急補強もありませんでしたしね。



また、戦力が足りないため多くの若手を使わざるを得なくなった結果、順位は下がりましたが経験は積ませました。中でも、佐藤龍選手の成長は著しく、その成長はチームにとってはプラスとなります。


2年目となる松井監督としては、今季経験を積ませた選手たちを戦力としつつ上を目指した戦いをしなければなりません。



個人的には、主力に育てようとしている若手達が本格化するのはもう少し先だと感じてはいますが、今季優勝を諦め若手に経験を積ませた訳ですし、本格化が先だとしても工夫しながら起用して来季こそは優勝争いに入ってもらいたいです。



少なくとも、既存戦力を最大限活かすためにデータを用いてスタメンを決めたり、1、2軍の入れ替えを上手くやったりと行き当たりばったりではなく、根拠のある采配をしてもらいたいです。


また、個人的にはシーズン中から書いていますが、1点を取りに行っても勝てない終盤のビハインドでのバントは辞めてもらいたいです。惜しい敗戦も大敗も負けは負けです。



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松井監督がまず取り組むべきことは、今シーズンの振り返りからです。


全試合確認し、出来たこと出来なかったことをしっかり振り返った上で、来季の采配に活かし考えてもらいたいです。


また、今季良い方向に機能しなかった「走魂」はやめて、チームとして目指すべき姿を明確に選手たちに提示したいです。


個人的には、今季は野手なら打球面の強さ、投手なら奪三振が物足りなかったため、ここを選手たちに改善させるような方針にしてもらいたいです。


シーズン中は筋力維持が中心になりますので、本格的な身体作りは今しか出来ません。選手達はしっかり筋トレでパワーアップした身体を作って、キャンプでその身体を活かせるプレイや技術面の向上を図りたいです。




また、渡辺GMは今季圧倒的な強さを見せた阪神が取り入れたように、野手の四球の査定をアップさせると話していましたが、その結果見逃し三振が増えるのではなく好球必打が徹底出来る良い方向に現場が進めたいです。



とは言え、見逃し三振は増えると思いますので、松井監督がどこまで許容出来るかです。


四球狙いの采配ではなく、出塁意識を高めるくらいに考えてもらいたいです。



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プレイをするのは選手ですが、監督の言動でチームの雰囲気は作れます。


今季のようにハイライトがシーズン後ではなく、胴上げのシーンとなるようにしたいです。


現場のトップとして松井監督には若いチームを引っ張っていく姿を期待したです。




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今季ポテンシャルの高さを見せ、来季の飛躍へ大きな期待をされている蛭間拓哉選手です。

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ライオンズの弱点である外野を補強するために、ドラフト1位で獲得した逸材です。


キャンプ、オープン戦は疲れもあり結果は出せませんでしたが、ファームでは一時期首位打者になるなどポテンシャルの高さを見せました。


ファームでは41試合に出場し、打率.298、3HR、23打点、OPS.827の成績です。三振率14%、四球率8.8%と、ルーキーながらもアプローチ面も悪くなかったです。


怪我もあり離脱もありましたが、1軍にも56試合出場し打率.232、2HR、20打点、OPS.573、三振率16.6%、四球率6.3%の成績を残しました。


成績はまだまだですが、将来の主力候補にルーキーイヤーから1軍223打席、2軍171打席の合わせて394打席を経験させられたのは良かったです。



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個人的には、蛭間選手の完成形は秋山翔吾クラスの打者になることを期待しています。アプローチが良く、長打も打てる選手です。


そのくらい高いレベルを目指してもらいたいですし、目指せるポテンシャルの選手だと思います。



ただ、今季はルーキーイヤーということもありますが、成績的には期待ほどの成績を出せていません。


ライオンズは長年外野が課題ですので、その解消のピースとして蛭間選手には大きな期待をしているだけにプラスの補正がかかり、来季から主力へと期待をかけすぎてしまっていますが、今季の成績だけを見ればボール球スイング率や打球の強さといった、アプローチ面、打球面といった数値は既存外野手の中でも中位です。



WARも−0.3と思ったよりも伸びず、現状は期待ほど飛びぬけた成績を出せていないです。



期待が先行してしまっていますが、ルーキーという事を考えれば既に既存外野手の中位にいますしまだまだ伸びしろもありますので、ポテンシャルの高さは間違いないと思っています。


真面目にオフもトレーニングしてくるでしょうし、パワーアップした姿を来季は開幕から見せてもらいたいです。


長所の選球眼を活かしてボール球に手を出さず、打ちに行った時は強い打球を飛ばせるようになってもらいたいです。




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ライオンズは2024年シーズンも、源田壮亮選手がキャプテンを務めます。




源田選手のキャプテンは、2020年シーズンから5シーズン目となります。副キャプテンには今季同様に、外崎選手が務めます。


キャプテンがいるいないは大きく影響はないと思いますが、今や源田、外崎選手はチームの顔ですので、2人でチームを引っ張る活躍をしてもらいたいです。


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ライオンズは、中村・栗山のチームから浅村・秋山、森・山川のチームへと変わり、今は外崎・源田のチームです。


個人的には、チームの中心には打線の柱となる選手であってもらいたいため、森友哉の残留を強く望んでいましたが叶いませんでした。


ただ、外崎・源田選手もやや衰えが見え始めたとはいえ、持ち前の守備力を活かしてチームに大きく貢献しています。




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髙橋、今井、平良、隅田投手を擁するライオンズは、以前と比べれば投手力はあがりましたが、それ以上に内野守備力の高さが強みのチームです。


トノゲンを中心に今季も内野守備力の高さから失点を防ぎ、大きくチームに貢献しています。


また、外崎、源田選手に関しては守備力だけではなく、打撃、走塁面での貢献も大きく森、山川のように打率やホームランという見栄えの良い成績ではありませんが、チームを土台から支えている選手です。


ただ、両者ともに30歳を迎えましたし、運動量の多い二遊間となると今後は衰えてくる可能性は十分あります。


トノゲンは違うと思いたいですし、そうであって欲しいという気持ちはありますが、今までの歴史的にも衰える可能性の方が高いですので、チームとしてはそこも考慮して起用をするようにしたいです。


松井監督は、源田選手にフルシーズンの出場を期待していますが、経験を積ませたい若手ではありませんし記録がかかっている訳でもありませんので、大差ゲームまでフル出場する意味はありません。


児玉、元山選手と二遊間を守れる選手もいますし、大事な試合でコンディション不良とならないように、来季は試合展開によっては途中交代も積極的にやってもらいたいです。


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今季は山川穂高が打線にいる予定でしたので、個人的には源田、外崎選手が出塁し山川+外国人選手が返す打線を希望していました。


トノゲンには、中日黄金期を築いたアライバのようになってもらいたいと書いてきました。


来季は打線の軸が、コルデロ、アギラーと新外国人ですので未知数な部分が大きく、キャンプやオープン戦で見てみないことには分かりませんが、基本的には上位が出塁し中軸が返すというのが打線の基本です。



理想を言えば、外国人選手が当たり、若手も成長し、トノゲンが下位を打つくらいの打線になるのが理想ではありますが、現実的には、源田、外崎選手に加えて今季大きく成長した出塁率の高い佐藤龍選手で上位を担い、コルデロ、アギラーで返す打線になると思います。


源田選手は出塁率、外崎選手は長打率を意識し、来季も攻守ともにチームを支える選手でいてもらいたいです。




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ポジション的には支配下に最も近い反面、おそらく来季がラストチャンスとなる齊藤大将投手です。


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佐々木投手のトミージョン手術や、公文投手の引退もあり、左の中継ぎ投手はライオンズの補強ポイントでもあります。


試合の中で相手の目先を変えるという意味もありますが、欲しいのは左の中継ぎ投手ではなく左キラーの中継ぎ投手です。


齊藤大投手は、今季その左キラーとして大きくアピールをしました。


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ドラ1として入団しましたが制球難から炎上も度々あり、なかなか戦力化が出来ませんでした。


背番号も大きいものに変わり、正直戦力外間近の投手でしたがトミージョン手術により再起を期す選択をしました。


復帰2年目となる今季は2軍で40試合43.1回を投げて、防御率2.70、WHIP1.18、K/BB3.00、奪三振率8.72、四球率3.24の好成績です。


復帰1年目となる昨年は、手術前同様に四球連発から炎上することも度々ありましたが、今季はある程度制球もまとまり、何と言っても三振が取れるようになったのは大きいです。


K/BB3.00と、戦力化も視野に入る成績となりました。


手術前から、生き残るためにはスライダーを磨き左キラーとしての道を切り開くしかないと書いてきましたが、今季はその片鱗を見せることが出来ました。


戦力外間近と思われた手術前と比べると、今季は可能性を感じさせる投球でした。


ただ、1軍戦力化を考えると球速が足りません。


左にはスライダー、右にはスクリューで組み立てる投球ですが、基本となるストレートが140キロ程度と1軍を想定すると物足りません。


特に左キラーとして1軍を想定するならば、相手となるのは柳田、近藤、森友哉といった左の強打者相手です。


今の球威で抑えられるイメージは湧きません。


左キラーとして生き残るには、球種はストレートとスライダーのコンビネーションで良いと思いますので、後は出力を高めたいです。少なくとも、公文投手のように145キロ以上は欲しいです。


しかし、来季29歳となりますし伸びしろを考えてもラストチャンスとなります。


ライオンズのようにドラフトがメインの補強手段となっているチームにとって、最も期待をしていたドラ1が戦力とならないのは厳しいです。


最後だと思って、来季はドラ1の意地を見せてもらいたいです。




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