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カテゴリ: 西武ライオンズ2023

来季はローテ投手として復活してもらいたい、松本航投手です。


松本投手は、ストレートゴリ押しスタイルの先発投手です。


スピンの効いた空振りの取れるストレートは大きな武器ですが、変化球に課題がありウイニングショットの変化球がありません。


一般的に先発投手は、相手打者と何度も対戦し慣れも出てくることから、変化球4球種を全体の10%くらい投げられ、緩い変化球で緩急も使えるのが望まれます。また、球数を無駄に増やさないためにも制球は当然必要です。


松本投手は、カット、スプリット、スライダー、カーブと投げますが、どの球も空振りを量産する訳でもなくカウント球としても機能しきれていません。


ストレートが軸の投手なので、カーブで緩急を使えると相乗効果も生まれると期待をしていましたが、今季はそのカーブのカウント率も悪く機能しませんでした。ストライク率も30%を切りました。


変化球がイマイチでも、それを大きく補うストレートがあるからこそ、入団以来ローテ投手として活躍してきましたが、今季はその生命線でもあるストレートがパワーダウンしました。


今季は、20試合に先発して6勝8敗、防御率3.47、WHIP1.29、K/BB1.85、FIP4.05、QS65%です。


昨年と比べると、K/9は7.22→6.87、BB/9は3.05→3.70と三振が減り四球が増えました。


何より球速が145キロを下回る事も増え空振りが取れなくなりました。



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松本投手の場合、球速が145キロ以下になると空振りが取れなくなる傾向があります。


変化球がイマイチな分、少なくとも高橋、今井、平良投手のように常時150キロ前後を出せるようにしなければなりません。


もう何年もカウント球の変化球、決め球の変化球が確立しませんので、そこに期待するよりも強みを伸ばしストレートをレベルアップさせたいです。


スピンの効いた空振りの取れるストレートが、常時150キロ投げられるなら大きな期待が出来ます。


髙橋、今井、平良投手といった、球速アップ成功組から学んでもらいたいです。


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髙橋、今井、松本投手とローテ3本柱と昨年までは言われていましたが、来季からは髙橋、今井、平良、隅田投手が先発の柱となります。


ライオンズはローテ5、6番手が課題ですが、松本投手が昨年までの投球を取り戻せればそこを十分に任せられます。


当然、ローテ3本柱と呼ばれた投手が5、6番手で満足してもらいたくはないため、さらなるレベルアップで再び柱の投手と呼ばれる立ち位置に戻りたいです。




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呉念庭選手の突然の退団で、ライオンズファンとしては驚き以上に寂しさが残ります。




選手想いの渡辺GMらしく、呉選手の意思を尊重しました。前向きな退団なのはせめてもの救いです。


本人の意思を尊重する辺りは、ライオンズらしい優しさです。


ポスティングに関しても、球団の権利とは言いますが、実際はFA獲得前年には行かせていますし、高橋、平良投手に対してもそのつもりだと思います。


選手からすれば、ステップアップしやすい環境です。



こう言った人の良さは、渡辺GMらしさではありますが、反面戦力の弱体化は避けられません。



他球団を凌ぐ圧倒的な流出は、ライオンズに何かしらの問題があるからです。


金銭面、立地面など色々と考えられますが、どれも現場レベルで変えられるものではないです。


だからといって諦めるのではなく、渡辺GMとしては選手想いも良いですがまずはファンのために、たとえ選手の夢であっても流出は阻止する姿勢を見せ、1人でも主力の流出は阻止したいです。


現場レベルで出来ることは限られますが、少なくとも選手にとって残留することにメリットがある魅力的なチーム環境を作ってもらいたいです。


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流出があれば、戦力的には使えるため選手が1人減ってしまいますので、球団としては考えなければなりません。


特に、急な退団となった呉選手の代わりは欲しい所です。



枠を埋めるだけなら戦力外の選手から補充すれば良いだけですが、必要なのは補充よりも補強です。


今季の呉選手は不調でしたが、昨年までは1軍戦力になっていた選手ですし、レギュラークラスは無理でも、少なくとも来季も一時的には1軍戦力になる可能性のある選手です。


そういうクラスの選手を補強したいです。


トレードも視野に入れつつも、支配下枠が予想外に空いた訳ですので現実的には外国人補強です。


渡辺GMは。外国人野手は2人を想定してますが、ボー投手が常時1軍の先発投手になる未来はまだ見えないですし、野手3人にして外国人選手6人体制でも問題ないです。



問題があるとすれば、予算です。


ただ、毎年恒例のリップサービスですが、お金の心配は要らないとオーナーは言っているので、今オフは本当にその通り動き獲得してしまってもらいたいです。





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台湾WL参戦中の青山美夏人投手が、先発挑戦をしています。





今季はキャンプから評価が高く、開幕戦は守護神起用されるなど、大きな期待をされている投手です。


制球、ストレートの球速、ウイニングショットと課題はありますが、松井監督、豊田コーチは1年間1軍で使い続けました。


次期守護神候補として、1軍首脳陣から英才教育を受けてはいますが、成績的にはイマイチです。


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亜細亜大学では先発として活躍し、スタミナもありイニングも投げられるという評価でした。一方、先発としてまとまっているが、突き抜けたものがないという評価もありました。


プロに入り、その投手としてまとまった能力を見せた事から開幕1軍入りを果たしましたが、中継ぎ起用となると空振りが取れる球が欲しい所ですがウイニングショットが不十分だったり、出力を高めようとすると制球を乱したりと厳しい投球が続きました。


マウンドでの面構えや守護神をやりたいと言えるメンタルは良いのですが、投球内容的には守護神が向いているとは言えない投球です。


シーズン終盤は、スプリットの精度も上がりウイニングショットとして機能する成長を見せていますので、後はストレートの出力と制球を両立出来ればと言った所まで来ました。



元々は、ストレート、スプリット、カット、ツーシームと球種はあり、緩いカーブで緩急も使うことが出来る事からも先発が出来る投手です。


ただ、先発、中継ぎどちらにせよ、基本となるストレートの制球面を向上させないと苦しいです。欲を言えば、出力を上げても制球を乱さないストレートにしたいです。


今季の成績的には、中継ぎとしては出力不足です。


シーズン終盤に、スプリットがウイニングショットとして機能する成長を見せましたので、伸びしろを先発、中継ぎどちらで活かすのかは豊田コーチの見極めが必要です。


先発をやるならイニングを投げるスタミナは必要ですが、それ以上に今の制球では四球から自滅もありますので、先発なら力まずに制球出来なら先発挑戦も良いと思います。



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個人的には、先発起用するなら以前から書いているように、與座、渡邉、宮川、浜屋投手などイニングを重ねると苦しくなる先発投手と組み合わせて、第2先発的な起用をしたいです。


先発は1人で投げきるのが理想ではありますが、ローテ5、6番手となると松本投手以外はイニングを投げられるか不透明な投手も多いです。


また、来季からは黒田、羽田投手といったこれからの先発投手も、タイミングを見て試して行きたいため、まだ半人前の先発投手登板時は2人で試合を作る起用をしたいです。



中継ぎも戦力的に万全ではない中、少しでも良いコンディションを続けさせるためにも、負担がかかると予測される先発投手の時には、ロングを投げられる投手を用意したいです。


青山投手もまずは、そのロング要員に入りイニングを投げる実績と経験を積み、しっかり結果を残せるようになったら先発として独り立ち出来るような流れにしたいです。


継投のタイミングや1、2軍の入れ替えなど上手くやらなくてはなりませんので、その辺があまり上手くないライオンズでは不安もありますが、少ない戦力で戦うためには必要な事です。


悲しいですが、編成が満足に戦力を揃えてくれなくても、戦わなくてはならないのがライオンズです。


既存戦力を最大限に活用するための工夫をしながら、来季は戦ってもらいたいです。



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4年契約を終えた金子侑司選手は、減額制限超えのダウンで単年契約です。


推定で来季は7000万となります。


大幅ダウンとなりましたが、正直7000万でもライオンズでは高額です。



成績と年俸だけ見ればコストカットされても可笑しくないですが、FA残留した功労者ですので優遇された形となりました。



FA流出の多いチームですので、このFA残留組の優遇を見て少しでも流出が止まれば文句もないのですが、今の所、森友哉や山川穂高のような主力中の主力には影響がないのが残念です。



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金子選手の複数年は正直失敗に終わりました。


秋山翔吾が去りレギュラーを期待されましたが、年々成績は下降しもうピークも過ぎました。


厳しい言い方をすれば、秋山翔吾がNPBに復帰し1.5億で広島入りしましたが、金子選手に1.2億払ってるなら秋山翔吾を獲得しておきたかったくらいです。外野のレギュラーも1つは固定出来ました。


FAは選手の年俸を成績以上に高める制度ですし、FAを取得した時にはもう肉体的に下り坂に入る選手も多いです。


特に、金子選手のように足を武器にしていた選手は、年を追うごとにどんどん厳しくなって来ます。実際、近年は怪我に苦しんでいます。


ただ、金子選手が4年契約を結んだ時に、ある程度想像は出来た事ですので仕方ない事です。過去を振り返るより、来季チームのために何が出来るかを考えたいです。



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現状、外野3枠は全て空いています。


ライオンズ外野陣の中では最もキャリアのある金子選手が、そこを埋めてくれれば一番良いのですが、ここ数年の成績では厳しいです。


元々波があり、良い時と悪い時がはっきりする選手ですが、良い時は強い打球を打てますし十分スタメンでやれる成績も出しますので、まずは良い時を少しでも長く維持出来るようにしたいです。



また、良い時は打球も良いのですが、全体的にアプローチ面が良くないです。スイング率も上がっていますので、四球も選べる落ち着きを見せたいです。



四球も選べるようになれば大きな戦力になりますし、使い所も増えてきます。



常にヒット狙いではなかなか長続きはしないため、打球の質を維持しながらもアプローチ面を意識してもらいたいです。



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チームは今季「走魂」を掲げましたが、盗塁はプラスアルファの部分ですので、それよりも守備走塁といった基本的な部分を満足に出来るコンディションにしたいです。


近年は怪我に悩まされていますが、まずは全力プレイが出来るコンディションを維持しなければなりません。


レギュラーは難しくても、一時的には戦力になれる可能性がある選手です。


来季は単年契約ですし、キャリア的にも結果を出さなければ切られる可能性も出て来ます。


本人も置かれた立場を自覚していると思いますので、オフもしっかりトレーニングを行い、来季は開幕から戦力になれるようにしたいです。




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ライオンズはヤンキースからFAとなった、フランキー・コルデロ外野手を獲得調査です。





ドミニカ出身の29歳です。ドミニカの選手を獲得するとの報がありましたが、この選手のようです。



打球速度が速く飛距離もある、大砲候補の外野手です。今季はメジャーでも6HRの成績です。


守備は雑との評価ですので大きな期待は出来ませんが、期待するのは打力です。


今季の3Aでは、82試合で打率.288、13HR、出塁率.403、長打率.476、OPS.879の好成績です。


飛ばす力がある一方、三振が多くコンタクトに課題はありますが、今季の3Aでは三振率22%と改善も見られ、四球率15%と選球眼も良いです。



適応具合によりますが、日本に来ると3Aよりも三振率は上がる選手が多いため、当たれば飛ぶけど当たるかどうかといった所です。




補強ポイントである外野手、さらには大砲を兼ねた選手を獲得調査です。


パワーは間違いないと思いますので、後はボール球を振らせに来る日本の配球に適応できるかどうかとなります。


今年は悪くなかったですがそれまで三振率が高かった事もあり、コンタクトは課題になります。ある程度三振することは、起用する方もファンも我慢が必要そうですが、今季は四球率も良いのは期待も持てます。


最近のライオンズ新外国人選手は、ユーティリティだったり、中距離砲だったりしましたので、久しぶりに大砲候補と言える外国人選手の獲得になりそうです。


外国人選手の場合はやってみないと分からない部分も多いため、ある意味一か八かです。それならば、ユーティリティのような中途半端な選手を獲得するよりも、パワーに特化した選手を獲得し賭けるのは悪くないです。


補強ポイントの外野&大砲ですので、まずはしっかり契約に結びつけたいです。





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