本日現役ドラフトが行われました。
ライオンズは広島中村祐太投手を獲得し、愛斗選手がロッテに移籍となりました。
現役ドラフトの予想は当たらないものです。
可能性はあったとは言え、愛斗選手が出されるとは思いませんでした。
レギュラーに最も近い外野手ですが、伸び悩みもありライオンズとしては見切った形となりました。
秋山翔吾移籍から4年間、ずっと弱点のままであった外野手ですが、蛭間、長谷川選手が頭角を現し始めましたので、球団としては期待の外野手を愛斗、鈴木選手から蛭間、長谷川選手に切り替えたのでしょう。
愛斗選手は今季は不調でしたが、守備は既存外野手の中で最も良く、打撃面でも打球の強さは上位の選手です。
積極的に振りすぎる事からアプローチに大きな課題がありますが、シーズン終盤には控えめなスイングを試しているようにも思えたので、来季に期待をしていましたが残念です。
個人的には、基本現役ドラフトは1.5軍クラスの入れ替えになりますが、そう簡単に第2の細川、大竹選手は作れませんので、1.5軍クラスは勿体なく、指名順は気にせずに出すなら戦力外当落線の選手で良いと思ってましたが、まだ戦力となる愛斗選手を出すのは惜しい気持ちもあります。
ただ、伸び悩みんでいるからこそ環境を変え、心機一転というのは理解できます。
昨年までは、コア4の後には2015年ドラフト組の愛斗、呉選手が主力となり、渡部、ブランドンが育つまで繋いでもらいたいと書いてきましたが、ライオンズでは花開きませんでした。
8年間ライオンズに貢献してくれた選手ですので、出された驚き以上に寂しさが強いです。
そして、
広島中村祐太投手がライオンズに加入します。
プロ10年目28歳の投手です。
先発をやっていましたが、今季は中継ぎ起用がメインでした。
今季は1軍5試合の登板にとどまりましたが、ファームでは28試合に登板し防御率1.08、WHIP0.87、K/BB4.38、奪三振率9.45、四球率2.18と抜群の成績を残しました。
1軍登板は、交流戦の炎上以来ありません。その相手がライオンズだったと言うのは不思議な縁です。
ファームの成績だけ見れば抜群です。ライオンズファームで言えば、田村投手に次ぐ素晴らしい成績です。
ただ、キャリアもありファーム云々ではなく、1軍で結果を残さなければならない立場です。
先発では平均球速が130キロ台と出力不足が課題でしたが、今季中継ぎとなり平均球速が142.8キロと若干上がりました。
まだ、出力不足ではありますが、制球の良さを活かしてライオンズの本田投手のように中継ぎで覚醒出来ればと言った所です。
伸びしろがどこまであるのかは微妙な所ですが、中継ぎ転向した事で開花する可能性に賭けたいです。
愛斗選手、中村投手共に伸び悩んでいる1.5軍クラスの選手と、現役ドラフトの趣旨には合っています。
加入する中村投手は、今季のファームの成績をきっかけに来季は飛躍に繋げてもらいたいです。
ただ、やはり昨年同様に愛着ある選手が去る現役ドラフトには寂しさが残ります。
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