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カテゴリ: 西武ライオンズ2023

12球団最短の春季キャンプは、早くも最終クールです。




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例年と比べると物足りなさも感じますが、今後の練習試合やオープン戦でしっかり調整出来るコンディションに仕上げたいです。







昨年は怪我に泣いた今井達也投手は、今期の巻き返しを誓います。


まずは、癖になりやすい股関節痛を再発しないようにしなければなりませんが、今の所は怪我なく来れています。


毎年のように投球フォームが変わりますが、早く固定できる自分の形を作りたい所です。


持っている力はエース級ですので、今季は怪我なくシーズン通しての活躍に期待したいです。




ちなみに、受けている捕手は中熊選手です。


肘痛もありB班から急遽古市選手を呼びましたが、練習には参加出来ています。



捕手は怪我人も多く層が薄いですので、開幕までには完治させたいです。








その古市選手はA班初合流です。



育成2年目の捕手です。


昨年はイースタンで打率.179、OPS.517の成績でした。怪我の影響もあり出場も15試合33打席と少ないですが、三振率6%、四球率15%は良い部分です。


フェニックスリーグでは、こちらも試合数は少ないですが、打率.455(11-5)、OPS1.026と打撃面でアピールです。捕手としても自慢の強肩で盗塁も刺しました。


中熊選手のコンディション不良もあり、本日からA班でチャンスを貰えました。


まだまだプロとしてのキャリアが浅くアピールする機会も少ないですが、捕手は怪我人も多く手薄なため身体が万全であることを首脳陣に見せたいです。


万が一、今後捕手に怪我人が出れば緊急トレードもあり得ますが、相手あってのものなので見込みが立ち辛いです。そうなると、育成からの支配下入りで人数合わせとなりますが、それが出来る捕手は古市選手しか選択肢はありません。


そういう未来を想定するとチームとしてはかなり苦しくなりますが、あれもこれもとは行きませんので、古市選手としてはある程度でも盗塁抑止出来るスローイング、1軍クラスの投手の落ちる球に対するブロッキングといったディフェンス面を徹底的に鍛えたいです。







迷える大砲渡部選手は、今キャンプで飛躍のきっかけを掴みたいです。



サード守備も鍛えていますが、ちょっと難しそうですので今オフ流出濃厚な山川選手の守るファーストの後釜になりたいです。


ただ、そのためには打てなければ使えません。


松井監督からも、3打席凡退でも4打席目にホームランを打てば良いと、あらためて渡部選手を大砲として育成する方針を掲げました。


昨年、課題のコンタクト面は四球率が上がり三振率が若干下がったとはいえ、武器である長打が大幅に減ってしまいました。


昨年も打撃フォームを変えて挑みましたが今季もポイントを前に変えて挑むシーズンとなります。



昨年長打が減ったとはいえ、パワーは十分あります。


戦力化するのであれば、まずは打撃フォームを固める事が先決ですが、迷っている内に歳だけとっていくでは困りますので、自分に合った打撃フォームを出来るだけ早く完成させたいです。




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A班キャンプで評価を上げている、ルーキー児玉選手です。




当たりも多いドラフト下位指名の大卒社会人と言うこともあり、ドラフト時から即戦力の期待をされています。






ただ、いくら当たりの多い大卒社会人とはいえ、蓋を開けて見なければ分かりません。




大卒社会人となると源田、山野辺選手が居ますが、大当たりの源田選手なのか、イマイチの山野辺選手なのかは分からないため、今キャンプ、オープン戦が見極めの機会となります。




先日の紅白戦1試合では判断出来ませんが、今の所守備・走塁に関しては即戦力として使えそうな動きを見せています。




これをオープン戦も継続出来れば、山田選手が担っていた内野のバックアップとして開幕1軍も見えてきます。



源田、外崎選手も30歳を迎え、今すぐではなくてもフル出場が厳しくなってくる時が必ず訪れます。その時に、安心してスタメンを任せられるように将来的にはなりたいです。







ただ、大卒社会人とはいえルーキーですので控え選手で満足せず、せっかくなら目標は大きくレギュラーを目指したいです。






レギュラーとして試合に出るためには、打撃の向上が必要です。



社会人時代の成績からは非力さが感じられますが、三振を少なくし出塁率を高められれば守備固め以外の起用法も見えてきます。



ただ、長打がない分四球は期待できませんので、三振率を減らしコンタクトの良い打撃で結果を出さなくてはなりません。




源田、外崎選手の二遊間は守備力的にも外せないため、児玉選手が今季からレギュラーを目指すならサードです。








サード一番手は未だに中村剛也選手ですが、流石にフル出場は難しいので呉選手が担うことが増えると思います。



ただ、呉選手は左投手を苦手としているため、児玉選手としては対左投手で結果を出したいです。




マキノン、陽川選手と打撃型のサード候補はいますが、両者共に守備がかなり怪しいため、もし児玉選手が打てるならサードでの出番も増えると思います。




昨年ドラフト下位指名ながら大きな戦力となった大卒社会人の日ハム上川畑選手のように、守備型だと思ったら打撃も良かったとなれば儲けものですが、児玉選手はどうでしょうか。




同じく守備型の大卒社会人だった源田選手に、プロで打撃でも活躍するための秘訣を児玉選手はアドバイスしてもらいたい所です。





本来は得点力不足を解消するために、渡部、ブランドン選手のように長打があり、試合を決める打撃が出来る選手を積極的に起用したいのですが、、、




キャンプを見ても渡部、ブランドン選手はそういう状態でもないため、小粒とはなりますが1軍で使える可能性のある新戦力は使い所を見い出したいです。




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ライオンズのスピードスターといえば今や若林選手ですが、まだまだ老け込みたくない元祖スピードスター金子選手も復活を目指します。




今季は昨年癖になっていた肉離れの影響もあり、B班スタートです。年齢的にも、ライオンズの中ではベテランになって来ました。



この選手も、FAせずにライオンズに残ってくれた選手です。球団としても雑な扱いは出来ませんが、今季で複数年契約も切れます。




複数年契約期間中は期待していた程の成績は残せず、自慢の足も衰えが見られ、昨年は怪我と厳しい状況です。



元々確固たるレギュラーではありませんでしたので、こういう未来も想定内ではありましたが、球団としては正直複数年契約は失敗です。






推定年俸1億2600万ですので、メジャー帰りの秋山翔吾に1億程度しか提示しないライオンズとしては高額です。




最近のライオンズは年俸の高い中堅選手を切ってきましたし、残ったとしても大減棒は避けられないため、金子選手にとって今季は正念場となります。











足が武器の金子選手にとって、松井監督の掲げる走魂を体現するには本来最も適した選手です。



しかし、2019年の41盗塁から14→9→3と年々走れなくなって来ていますし、さらには肉離れが癖になってしまったため武器の足は満足に使えません。



ではもうダメかと言えば、昨年はその分打力が復調しました。



試合数は44試合と少ないですが、打率.277、出塁率.323、長打率.370と一昨年の絶不調からは脱出です。


昨年は打撃面とレフト守備で1軍の戦力になりましたので、今季もそこをアピールしたいです。




外野手は人数は居ますが決め手に欠けている状況ですのでチャンスはありますが、ドラフト1位で将来の主軸候補蛭間選手を獲得しましたし、今のスピードスター若林選手も完全復帰を目指しています。



年齢的にも金子選手が優先的に起用される事はありませんので、実力で出番を勝ち取らなくてはなりません。


出場さえすれば、打撃も固いレフト守備も戦力となりますので、まずは万全のコンディションに整えたいです。




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国際大会ではスモールベースボールを行うのが主流の日本野球は、今や特殊となってきています。





記事を要約すると、



メジャーでは、あくなき合理性の追求と絶え間ない変化を続けています。今や常識と思われていた事が変化もしています。



例えば、メジャーはストレート中心、日本野球は変化球中心という今までの常識は変わってきています。

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また、元々メジャーではバントが日本よりも少ないですが、その差も大きく開き8倍となっています。

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メジャーが変化している要因はシンプルで、その方が効果的だからです。





ストレートよりも変化球の方が打たれにくいというデータから変化球が増えましたし、先日平良海馬投手の発言で記事にもなりましたが、ストレートが武器の投手は、日本ではアウトローが原点と言われていますが、低めよりも高めの方が空振りを取りやすいというのがメジャーでの主流の考えです。



また、バントに関しては統計的にも多くの場合得点を増やすのに有効な作戦ではないという事から、メジャーでは選択することが減っています。



投手のレベルが上がり連打が難しいため、バットを強く振って長打を狙うことが得点への近道、というのが常識となっています。



自己犠牲により進塁打を良しとする、スモールベースボールとは違った考えです。



これらは勝利を合理的に追い求めた結果、メジャーが行きついたスタイルです。









松井監督の口ぶりから今季のライオンズは、そのスモールベースボールになると思われます。

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メジャーと日本野球では野球自体の違いもあるので、一概にどちらが優れているとは言えませんが、個人的にはチームのために一致団結する短期決戦ならまだしも、長いシーズンではスモールベースボールは優勝は難しいと考えています。




今季のライオンズは戦力的に仕方ないとはいえ、走魂を掲げスモールベースボールのように繋ぐ野球をしようとしていますが、これで勝ち上がるのは難しいと感じています。




記事にもあるように、バントするということは1点ならともかく、得点力をアップさせるにはある程度連打を必要とします。



昨年の貧打を見て、連打が出きる気がしません。



昨年のファームでも、二桁ヒットを放ちながらほとんど単打だった事でロースコアになった試合もありましたが、やはり得点力を上げるには長打です。



何も、確率的に低いホームランばかり狙えという訳でなく、またそういう事が出来る大砲はライオンズには山川選手しか居ませんので、2ベースを増やすことが出来ればと思います。



それにはパワーあるスイングが出来なければなりませんし、松井監督の掲げる足もあると尚良いです。



終盤の1点を取りに行く展開なら、バントで進めて一打に賭けるという作戦は理解出来ますが、初回からランナー出たら常に進塁を心掛ける作戦はやめてもらいたいです。



今季の戦力だとそういう作戦しか得点力を上げられないという考えに行きついたのかも知れませんが、それならば球団が今後のドラフト戦略や外国人補強の方針をもっと大きな目標のために修正したいです。




個人的には、それは山賊打線の復活です。




今季は無理ですが、将来的に目指したいです。



大味なイメージがありますが、実際は盗塁成功率も高く守備も良かったのが当時の山賊打線です。



FA流出により山賊打線は維持できず崩壊しましたが、あのような打線を将来的に組める陣容を揃えたいです。



時間はかかると思いますが、山賊打線の構成メンバーはライオンズが自前で育てた選手のみで構成されていましたし、もう一度組めるようにスカウティングと育成で成し遂げたいです。





ディフェンシブな野球にも良い所はありますが、現状他球団を圧倒する投手力ではないので、得点力不足では苦しくなるのが想定出来ます。




打線に長打力を持たせるための今季の追加補強はないと思いますので、今季は誰か覚醒してくれと祈るしかありませんが、来季以降は将来を見据えた打線構築を考えてもらいたいです。




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先日のBPで最も仕上がりの良さを見せたのは、今季は中継ぎとして行く平井投手です。

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ちょっと前には、トレードもあるのではという怪情報もありましたが、1軍戦力になる捕手ならともかく控え外野手という妄想記事でした。







今季FA取得見込み且つ、複数年契約を断った事もあり、今までの流れならオフにFA流出です。




増田投手を見ても分かるように、今後ベテランとなっていく中継ぎ投手にリスク承知で複数年契約を提示したライオンズ球団でしたが、断られました。




個人的には良い評価をされたと思いましたが、平井投手的には物足りなかったのか、それとも移籍したいのかはまだ分かりませんが、負担も多くいつ怪我するか分からない中継ぎ投手に複数年契約は良い評価ですので、断ったということは移籍濃厚でしょう。






人的補償が必要なBランクですので、どこまで獲得球団が出るかは分かりませんが、先発より中継ぎとしての平井投手の方が需要はあると思います。




本人の先発希望もあり一時は先発転向しましたが、ローテ6番手クラスとしては合格点ですが、物足りなさは残りました。




平井投手はスライダー投手ですので、こういった一芸タイプの投手は、先発だと狙い球を絞りやすいですし相手の慣れも出てくるので、1イニング全力の中継ぎの方が使いやすさはあります。




本人も今季は中継ぎで勝負すると話していますし、先発、中継ぎと便利屋から脱却したいです。






オフにFA流出濃厚なら、引き取り先があるならトレードも視野でもチームのためには良いと思いますが、それを忘れるくらいの仕上がりの良さを見せています。




ただ、昨年も一昨年も春先は良かったです。




先発転向を目指した一昨年は、充実したオフを送り、身体もしっかり作って来た事もあり、先発転向したにも関わらずストレートの球速も上がりスライダーもキレキレでした。




スライダー投手ではありますが、苦手の左対策のために変化球も増やしました。



一昨年習得したチェンジアップは上手く活かせませんでしたが、昨年はシュートを使い元々持っていたフォークも合わせて効果的でした。



昨年はずっと課題であった左打者に対して.238と抑えました。ただ、右打者に.273と打たれましたが、、、




スライダー次第の投手であることは変わりませんが、引き出しも増えました。



特に春先は好投が続いていました。毎年自主トレをしっかりやってきていると言うことです。



しかし、今季は中継ぎですので春先だけアピールするのでは困ります。シーズン通して活躍出来る状態にしたいです。






一昨年、昨年と好調期はキレキレのスライダーでしっかり抑えますがそれが長くは続きませんので、勝ちパを狙うならどこまで安定感を出せるかはポイントです。




以前中継ぎをやっていた時から投げたがりの性格ですが、本人の考えとは別にそれをやると明らかにパフォーマンスが下がります。




昨年、一昨年と先発ではありますが好調期が長続きしない事、疲労からパフォーマンスが落ちる事を考えると、調子が落ちてきたら一度休ませるか、先発で身に着けた投球の幅を使い誤魔化しながらやっていくかになります。





休ませるために抹消する余裕があれば良いのですが、おそらくないので、個人的には何度も書いていますが、先発ローテから外れた投手をロングリリーフとして使いながら、中継ぎの疲労管理を徹底して、主力中継ぎをシーズン通して活躍出来る状態を出来るだけ保つ工夫をしてもらいたいです。




豊田コーチの采配となりますが、それをやるには平井投手を含めた中継ぎ陣が、疲労管理が必要なくらい高いパフォーマンスを出さなくてはなりません。



平井投手はキャンプでの状態も良いので、怪我さえなければ良い状態で開幕を迎えてくれると思いますので期待したいです。




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