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カテゴリ: 西武ライオンズ2023

今季ファーム投手総合コーチを務めた清川氏は、来季アドバイザー職に就任です。



来季のコーチに名前がなく退団も転任も報じられておらず心配をしてましたが、球団に残りアドバイザー職となります。


清川氏は2014年第2次伊原政権でライオンズのコーチとなり、伊原政権は短命に終わりましたが、清川氏はコーチや育成担当などずっとライオンズに関わってきた指導者です。


清川氏といえば、ドラ1ながらずっと芽が出なかった中﨑投手を魔改造したことでもお馴染みです。


結局上手くは行きませんでしたが、画面から消える投球フォームを作り上げ、左キラーとして開花させようとしました。


年齢的にも62歳となり、コーチ職は若い指導者達に譲る形となりましたが、指導者も育成するのがライオンズですので、若い指導者達が一人前になるまでは良き相談相手として支えてもらいたいです。



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ライオンズは指導者にも様々な研修を通して、レベルアップを図っています。また、新たにデータアナリストを雇いそれらのデータを育成にも活かそうとしています。



個人的には、自前で育てるだけでなく他球団の指導者や外部の力をもっと取り入れてもらいたいと思っていますが、それ以前にデータを選手育成や采配に活かす術をまずは作らなくてはなりません。





以前ダルビッシュ投手も話していましたが、今季からメジャーに移籍した千賀投手もデータに基づいた投球を心がけたとの事です。


いかに長打にならないコースに投げミスをせずに投げられるかという部分や、そのデータは首脳陣の共通認識となっている部分は学べる部分です。


アメリカと日本の野球の違いはあるので、一概に全て真似るとは行きませんが、少なくとも監督、コーチ、捕手がバラバラではなく、データに基づいた根拠のある配球、采配が共通認識となっていると言う部分はライオンズにも取り入れてもらいたいです。



日本で名将と呼ばれる野村監督、落合監督らが持っていた勝負勘と言うのも、日本ではまだまだ監督に求められる所ではあります。


ただ、松井稼頭央監督は監督としてはキャリアも浅い指揮官ですし、そこに依存は出来ません。


若い首脳陣だからこそ、今までの監督像に囚われず柔軟に、データから根拠ある采配を期待したいです。



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また、コーチもそれらのデータを選手のプレイに落とし込む事が求められます。



指導者を自前で育てているからこそ、選手との関係性は出来ているでしょうから、個々の性格を熟知しているはずです。


その選手が理解しやすい言語で、分かりやすく伝えられるコミュニケーション能力が必要です。


野球ファンですらデータを見て論じていたりするくらいですし、最近の選手達にもデータは身近なものになっています。


自分の経験から指導するだけでなく、データからその選手に合った指導や采配を行う事で説得力も増します。


戦力層に劣るライオンズとしては選手のレベルアップだけでなく指導者のレベルアップも図り、他球団に先駆けてデータを充実させ育成、采配に取り入れたいです。





そのためにも、まず松井監督は今季の振り返りからです。



全試合データと照らし合わせながら、振り返ってもらいたいです。


来季巻き返すためにも選手達はオフもしっかりトレーニングしてますが首脳陣達も必死に分析し反省し、来季に活かしてもらいたいです。




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山川穂高の移籍により、最強を誇った山賊打線は完全解体となりました。


秋山、源田、浅村、山川、森、外崎、栗山、中村、メヒアという、1〜9番までどこの打順も強打者が並ぶ打線でした。


山賊打線と言うと荒っぽいイメージもあるかも知れませんが、実際はUZRや走塁得点もトップでしたし走攻守全てが高いレベルの打線でした。


反面、投手指標が軒並みワーストでしたが、それを十分過ぎる程補い連覇も果たしました。


黄金時代の、辻󠄀、平野、秋山、清原、デストラーデ、石毛と続く、役割が明確でそれぞれがしっかりその役割を果たしていた打線も凄かったですが、山賊打線はそれ以上とも言える理想的な打線です。


何より野球ファンとして、見ていてワクワクする打線でした。



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山賊打線自体は、当時の中心選手であった浅村、秋山が去った時点で、実際はもうとっくに解体はしています。


ただ、その打線の顔でもある4番に座った山川穂高が去った事で、山賊打線は完全になくなりライオンズは新たな打線を作らなくてはなりません。



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個人的には何度か書いていますが、理想は新たなメンバーで山賊打線の復活です。


シン山賊打線として、走攻守全てに高いレベルを魅せる見ていてワクワクする打線を作りたいです。





期待をされた若林選手は伸び悩んでいる以上に、やはりあの大怪我の影響もあり劣化が懸念されますが、佐藤龍、渡部、蛭間、長谷川、古賀選手ら今季頭角を現し始めた若い選手達が数年後には打線の軸となり、外崎、源田選手を山賊打線の骨牙のように下位で使える余裕のある打線が理想的です。



勿論、山賊打線を作るにはそれだけでは足りず、ドラフトで有力な野手を獲得し育てなければなりませんし、当たりの外国人選手も獲得しなければなりません。



ただ、強いだけでなく魅力あるチームを作るためにも、球団は現実とのバランスを取りながらも理想は追いかけてもらいたいです。


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来季に関しては、現実的には外国人頼みの打線となります。


おそらく、アギラー、コルデロ選手が中軸に入り結果を出して貰わないと打線の形は作れません。


評判通りホームランを量産するのか、それともこれも評判通り三振を量産するのか、楽しみも不安もある打線です。


しかし、無い物ねだりは出来ませんので、来季に関してはこれで良いと思います。


ただ、アギラー、コルデロ選手に中軸を任せている間に、将来的な中軸候補である渡部、蛭間、長谷川選手を育て上げなくては意味がありません。



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育成と補強はセットです。


暗黒期を作らないためにも、補強した外国人選手で凌ぎつつ、次世代の打線の中心を育てなくては意味がありません。


今までは補強の部分が弱く、今季みたいに若手を無理やり使わざるを得ない状況になっていましたが、アギラー、コルデロ選手の獲得により、少なくともアギラー選手と同じポジションの渡部選手に関しては、調子が良ければ1軍、悪ければ2軍という起用が出来ます。


アギラー選手がハズレだと話は変わってきますが、選手を育てるには競争は必須ですので、珍しく今オフは同じホームランバッターという、タイプ的にも競争相手になる選手を獲得した良い補強だったと思います。



来季は新外国人選手に中軸で頑張ってもらいながらも、シーズン終盤には若い期待の選手達がその立場に並び追い越すシーズンになってもらいたいです。




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愛斗選手と共に外野争いの先頭を走っていた鈴木将平選手は、来季は後がないシーズンとなりました。



今季開幕前までは、外野レギュラー争いは愛斗、鈴木選手が総合力的にも先頭を走っていました。



若い蛭間、長谷川選手が育つまでは、愛斗、鈴木、外国人を基本に、既存外野手達が脇を固める形になって欲しいと思っていました。


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しかし、秋山翔吾が去って4年経ち、期待していた成長を下回る成績で伸び悩み、停滞している間に期待の外野手は愛斗、鈴木選手から蛭間、長谷川選手に思ったよりも早く今季で変わりました。


そして、遂に愛斗選手は現役ドラフトで放出をされました。



同じ外野手争いの先頭を走っていた鈴木選手にとっても、衝撃を与えたと同時に緊張感も出て来ました。


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思い返せば、昨年のオープン戦では3割を超える打率をマークし、覚醒の兆しを見せました。


元々、当てに行くのは上手い選手でしたが、打球が弱いのが課題でもありましたが、この時のオープン戦ではホームランも放つなど打球も良く、ファンだけでなくチームとしても期待し、開幕1番スタメンを任されました。


しかし、シーズンに入るとボール球に手を出す事も増え四球を選べす、また打球も押し込まれるようになってきました。結局結果を残せず、いつもと同じ伸び悩みのシーズンとなってしまいました。


レギュラーへのチャンスを掴みかけましたが、掴めませんでした。


今季は、昨年の反省も活かして四球を選べるようなスタイルとなりましたが、今度はまた打球が安定せずに弱くなるなどなかなか一歩抜け出すまで行きません。


全く使えない訳ではなく、良い時は十分外野を任せられる打撃を見せますが続きません。もう何年も同じパターンとなっています。



愛斗選手も同様の傾向があっただけに、鈴木選手としてはそろそろ見切られる可能性があるだけに、来季は勝負の年です。



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チームとしては、来季は蛭間、長谷川選手に期待をかけ、外野手争いを終わらせたい青写真があります。


ただ、実績も含めた総合力で言えば鈴木選手はその2人よりもレギュラーに近い選手ですので、今季のようにアプローチ良く、そして課題の打球面の強さを向上させ勝負をかけたいです。


昨年のオープン戦のような、高い出塁率に長打もある打撃を続けられればチャンスはあります。


ファンとしてはこのままライオンズで頑張ってもらいたいですが、戦力的にはチャンスは何年も与えていますし、キャリア的にもそろそろ見極めの時期に入っています。


渡辺GMも、鈴木選手は世代No.1だと思っていると昨年は期待をしていましたし、信頼と期待を取り戻したいです。




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今オフのライオンズは、例年と比べると積極的に動いています。

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今季5位に沈んだライオンズの課題は、外野手、ローテ5、6番手の先発、三振が取れる中継ぎです。



中でも得点力不足が大きな課題ですが、打線の中心である山川穂高選手と、今季チーム野手2位のWARを稼いだマキノン選手が来季は抜けます。



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例年だと、中途半端なユーティリティー新外国人を獲得して終わりなのですが、今季は補強と呼べる新外国人を獲得しています。





新外国人選手ですので、結局はやってみないと分からないです。全員ハズレの可能性もあります。


ただ、チームに足りない長打力を加えるために長打力に特化したアギラー、コルデロ選手、同じくチームに足りない三振が取れる中継ぎを加えるために奪三振能力に特化したアブレイユ、ヤン投手を獲得しました。


球団として、チームに足りない部分を何とか補強したいという明確な方針が感じられます。


勿論、アギラー、コルデロ選手は長打力に特化した反面三振も多いですし、アブレイユ、ヤン投手は奪三振能力に特化した反面四球も多いです。


蓋を開けたらどうなるかは楽しみでも不安でもありますが、使い勝手重視の中途半端なユーティリティー外国人を連れてくるよりも、足りない部分を埋めようという明確な方針で補強したのは何倍も良いです。







また、トレードも行い呉選手の抜けた内野手も補強しました。




ライオンズはトレードに積極的なチームではありませんが、ドラ1の宮川投手を出すというライオンズにしては思い切ったトレードです。



現時点では宮川投手の方が戦力化に近い選手だと思いますが、年齢的に伸びしろも少なくなりトレードの駒として需要のある内に放出したというのは、宮川投手にとっても球団にとっても悪くない判断だと思います。








さらに、既存選手達の中には新たな試みをしている選手もいます。


今季は中継ぎだったボー、青山投手は先発挑戦、現役ドラフトで獲得した中村投手もスターター的な先発を視野に入れています。また、内野の山村、平沼、陽川選手は外野オプションを試しています。


ライオンズの課題でもある、外野手やローテ5、6番手を埋めようと試行錯誤しています。


来季はライオンズの課題でもある、外野手、ローテ5、6番手、三振が取れる中継ぎは、外国人選手、既存戦力、そしてルーキー達で埋めることになります。


未知数な部分も大きく、これでも正直まだ戦力が足りませんが、今までは既存戦力の成長に期待するだけのシーズンでしたのでそれに比べれば前進です。


捕手が駒数的に3軍を稼働させるには心許ないですが、ここは岡田、柘植選手が順調に回復することと、ライオンズ復帰となった炭谷選手の頑丈さに賭けるしかありません。


捕手補充ばかり意識すると、今後の人的補償での選択に影響が出てしまいそうなので、それならば現状維持のままの方が良いです。数合わせだけなら、自由契約選手から育成として獲得するでも対処出来ます。


毎年この時期はFA流出による悲しみが大きいのですが、今年は悲しみよりもモヤモヤや怒りの感情も湧いたライオンズファンも多い中、球団は例年に比べれば明確な方針で補強をしています。








後は、山川穂高の人的補償です。




山川穂高の獲得は遅くとも昨年の段階から決まっていた訳ですし、プロテクトリストが出来ていない訳はないのですが、予想通り世間の反応を考えてしっかり考えていますアピールで遅くなるでしょう。



ただ、世間の反応を気にしてくれているなら、批判を受けそうな実績あるベテランをプロテクトし、その分若手が外れる可能性も出て来ます。



最近はトレードで、川越、宮川選手と伸びしろの少なくなった30歳手前の選手を出し、まだ伸びしろのある20代中盤の選手を獲得する傾向がありますし、人的補償でも投手、野手問わずポテンシャルの高さで判断をしてもらいたいです。



しかし、ここまでは例年に比べれば明確な方針の元、補強をしていますが、苦手な人的補償の選択で微妙な選手を獲得したり金銭で内部留保したりはライオンズあるあるです。



まだまだ足りないとは言え、ここまでは例年に比べれば良い感じで補強してますので、最後の最後であるあるを出さずに、過去の実績よりもポテンシャルの高い選手を獲得したいです。




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ポスティングによりメジャー移籍を目指した山本由伸投手は、大谷翔平選手と同じドジャースへの入団が決まりました。




12年契約3億2500万ドル(約463億円)と、二刀流の大谷翔平選手を除くと、MLB投手歴代最高額での移籍となりました。


まだメジャーでは1球も投げていない投手ですが、NPBでの圧倒的な成績がここまでの高評価に結びつきました。


現NPB最強投手ですので、この契約に負けない活躍をしてくれると思います。


大谷翔平に続いて、山本由伸投手も大きな契約を結びましたので、ますますメジャー志向の選手も増えそうです。


大谷、山本のいるドジャースは日本人にとって注目の球団となりそうです。



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この契約によりオリックスには、約72億円もの譲渡金が入ります。


元々お金は持っている球団ではありますが、当面補強費は大盤振る舞いしてきそうです。



ライオンズでは、近い将来髙橋光成投手、平良海馬投手がポスティングによりメジャー移籍濃厚です。髙橋光成投手に関しては、早ければ来季オフにもポスティングとなります。


ポスティングマネーで補強をと言う考えもありますが、髙橋光成投手はエースですのでお金には変えられない所もあります。


本当は、ライオンズに残留してくれるのが一番の補強です。


ただ、現実的に残留させるのは難しいです。もう何年もメジャー移籍を訴えていますし、本人もそこをモチベーションにレベルアップを図っています。


止められない流れならば、ポスティングは球団の権利ですので、少しでも球団にメリットがある時にポスティングをしたいです。



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山本投手程の大型契約は現時点では難しいですが、ライオンズがFA補強に参入できるくらいの譲渡金にはしたいです。でなければ、球団としてエースを手放すメリットはないです。



球団としても、ポスティングマネーは積極的に補強費に回して、チームが弱体化しないように補強と育成をセットで行いたです。



髙橋投手としては、来オフにでもメジャーに行きたいのであれば来季はK/BBやFIPといった指標を向上させ、山本由伸もいないことですしタイトルを総ナメするくらいの活躍を見せてもらいたいです。




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