山川穂高、マキノン、呉選手の退団により、来季は1塁も競争となりました。
山川選手移籍は想定内でしたが、今季打撃だけでなく守備でも高いパフォーマンスを見せたマキノン選手の退団により、1塁は穴埋めが必要なポジションになりました。
今季は得点力不足ではありましたが、マキノン、外崎、佐藤龍、源田選手の内野陣は守備指標も良く、高いディフェンス力を発揮していただけに残念です。
何より、山川、マキノン同時流出となると、今季は打撃がイマイチでしたが1塁守備が良くバックアップとして貴重な存在だった呉選手の退団は、戦力的にも痛い退団となりました。
今季は内野ディフェンス力が高かったとは言え、1塁手に求めるのは守備よりも打撃ですので、来季は獲得調査中のアギラ選手を軸に、渡部選手、場合によっては中村選手も1塁を守ることになるかも知れません。
来季の事だけ考えれば、基本はアギラ選手で良いと思いますが、将来的な事を考えれば渡部選手を育てたいので、以前のメヒア、山川のように両者で競い合ってくれるのが理想です。
他にも、陽川、平沼、山村選手辺りは1塁での起用も想定されます。
中でも、伸びしろを考えれば山村選手には期待しています。
オフには外野守備練習も行い、ポジションを問わず出番を増やす試みをしています。以前は浅村選手もそういう使われ方をしましたし、まずは試合に出るためにチャンスを拡げています。
ただ、打ててこそです。
今季終盤には、来季に期待したくなる打撃を1軍でも見せましたが、継続的に出来るかどうかはまだまだ未知数です。
山村選手はファームでは、三振率15.1%、四球率8.2%と悪くないですが、OPS.713ですのでもう少し突き抜けたいです。
コンタクトは維持したまま長打を伸ばし、ファームでOPS.800以上出せる打撃にし、1軍チャレンジしてもらいたいです。
伸びしろはまだまだある21歳の選手ですし、不安よりも期待の方が上回ります。
何度か書いていますが、OBでもある石井義人選手のように広角に長打も打てる選手へと成長してもらいたいです。
山川穂高という大きな打線の核を失いましたが、アギラ選手で穴埋めをしつつ、渡部、山村選手と言った若手も育てる形を作れそうなのは幸いです。
アギラ選手が活躍できるかどうかは分かりませんが、少なくとも渡部選手には刺激を与える存在にはなりますので、渡部選手は競争により成長させ飛躍に繋げたいです。
育成と補強はセットですので、流出しても若手が育つまではその穴を埋める補強をしたいです。
出来ればFAで日本人選手を獲得したいですが、外国人選手でも穴埋めとなる選手を今回は獲得出来そうですので、競争を激化させて若手の成長に繋げてもらいたいです。
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