イースタン順位 表です。

最下位争いが定番だったライオンズファームですが、今季は貯金20の3位と好調です。
残り15試合ですし優勝は難しいですが、今季は成績が良いだけでなく、1軍にも多くの若手を送り出していますし良い傾向です。
チーム打率.262(2位)、チーム防御率3.23(2位)と投打ともに健闘しています。特に、チームOPS.728は2位、長打率.396はトップと、1軍の得点力不足に反してファームは良く打っています。
ファームでは打つけど1軍では打てないとなると、1.5軍クラスの選手が多いという事ですので、来季は飛躍を期待したいです。
また、投手も昨年のエース格だったヘレラ、赤上投手を欠きながらも、最優秀防御率争いトップを走る宮川投手を中心に、リーグ2位のチーム防御率と好成績です。
期待の黒田、羽田投手といった若手に怪我があったのは残念ですが、黒田投手は復帰していますし、コンディションを整えて1軍デビューを早くさせたいです。
ただ、期待の若手投手がいる一方、チームとしては奪三振数がリーグ6位、与四球数はリーグワーストと、防御率は良くても指標的にはイマイチな状態です。
これは1軍投手陣にも言えることですが、ライオンズは四球が多く三振が少ない投手陣です。
与四球は2017年こそリーグ最少でしたが、その後はリーグ5位、6位が定着していますし、奪三振は2019〜2022まで4年連続のリーグワーストです。
今季は、髙橋、今井、平良、隅田投手の頑張りもあり、チーム奪三振数4位につけていますが与四球数はリーグワーストです。
与四球数に関しては、リーグ5位とは65個も差があるぶっちぎりのワーストですので、まだ試合はあるとは言え、今季もリーグワーストでしょう。
投手陣を底上げするには、ファーム時から四球が少なく三振が多い投球をしなければなりません。
ただ、もう何年も四球が多く三振が少ない傾向が続いていますので、スカウティングや育成方法から見直さなければなりません。
何度も書いてはいますが、ライオンズは指導者も自前で育成する流れではありますが、例えばオリックスなど投手育成に長けているチームから指導者を引き抜き、外部の血を入れてみるのも良いと思います。
弱点を補うための選手補強が出来なくても、弱点を補うための選手育成をするために、指導者の充実も図ってもらいたいです。

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