本日のオープン戦は、ベルーナドームでソフトバンク戦です。
中熊選手が1軍再合流です。
肘痛で心配されましたが、開幕に間に合いそうで良かったです。今季は正捕手不在のため、試合途中の代打なども考えると捕手は枚数も必要です。
中熊選手は柘植、古賀選手と打撃という長所がありますので、差別化の出来る捕手です。打力に特化した捕手を目指したいです。
また、先日のオープン戦で頭部死球を受けたペイトン選手がグラウンドに姿を見せました。
元気な姿が見られて良かったです。
日本に適応するために、今のうちに一つでも多くの打席に入りたかったですが、無理する時期ではないので、しっかりコンディションを見てから起用したいです。
本日のスタメンは、
與座投手が対外試合初先発です。
紅白戦以来登板がありませんでしたが、いよいよ先発争いに加わります。発熱のため登板が飛んだようです。
3、4月はそれほどキツイ日程ではありませんが、5月は6連戦が続きますので、ゆとりを持ってローテを組めるように與座投手も先発の1人として高いパフォーマンスを見せたです。
【結果】
【投手】
與座
高めのストレート、スライダーが効果的でしたが、高めは少しでも甘く入ると打ちごろのコースに行くため被弾される事も多い投手です。
今日も失点は高めに投げきれず甘く入った所を栗原、柳田選手にホームランにされました。球威もあまりなかったです。
久しぶりのマウンドで抜け球もあり、現状はまだまだ調整中といった、開幕どうこうという段階ではないです。
開幕ローテは難しいかも知れませんが無四球という所は良かったので、ここから状態を上げて行きたいです。
水上
球速は140前半とまだ物足りませんが、スライダー、シュートで両サイドを使い3人で終わらせました。開幕までには、キレの良い速いストレートを投げ込める状態にしたいです。
平井
ボール先行と制球が良くなく2失点です。キャンプでは良い球も投げていましたが、対外試合ではスライダーで空振りが取れず、イマイチの投球が続いています。
生命線はスライダーの投手ですので、スライダーで空振りが取れるようにならないと苦しいです。
森脇
フォークが低めに投げられていましたし、140中盤のストレートで空振りも取れたのは良かったと思います。順調に調整してきていますので、今季は怪我なく開幕を迎えてもらいたいです。
大曲
ストレートは150キロ連発と走っていましたが、シュート回転し抜ける事もあり今日は2四球と、課題の制球難が顔を覗かせました。スライダーが使えたので無失点で切り抜けましたが、ここまでの対外試合では調子が良いのでこのまま制球難で崩れない投球を見せたいです。
仕上がりが早く2月から良い状態でしたので、開幕まで持つかどうか不安もありますが、今年は違うところを見せたいです。
佐藤
ストレートが抜けボール先行の投球でしたが、球威はあるので力ずくで抑えました。リチャード選手からはオールストレートで3ボールから空振り三振を奪いました。ストレートの質は良いので空振りも取れますが、1軍クラスの選手相手ならそう上手くは行きませんので、せめてゾーン内で散らばる程度の制球で投げられるようにしたいです。
起用法から、今季は中継ぎで行くようです。
先発陣に何かあれば、昨年のように急遽の先発はあるかも知れませんが、中継ぎをするなら持ち前の球威を存分に活かせる投球を確立したいです。
【野手】
試合を振り返ると、
初回、マキノン選手の来日初ホームランで先制です。
#マキノン 選手が対外試合来日初ホームラン!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) March 11, 2023
ファンの皆さんが待つレフトスタンドへ運びました!#埼玉西武ライオンズ #seibulions #オープン戦 pic.twitter.com/968l0Nmsoc
ようやく打球が上がりました。
アメリカでは苦手としていた、インコースの速い球を打てたのは大きいです。
中距離砲ではありますが、パワー不足の打線ですので長打を打てる状態で開幕を迎えたいです。
同点に追いつかれた2回には、1アウト1、2塁から、
柘植選手のタイムリーで勝ち越しです。
オフは中村剛也選手と一緒に自主トレを行いましたが、スイングする際に足を内側に入れる辺りは、どことなく中村選手っぽさがあります。対外試合では右打ちで結果を出しているので、昨年までの荒っぽい打撃から脱却したいです。
ソフトバンク先発の藤井投手からは4安打2得点でしたが7三振と打ち崩せませんでしたし、その後の中継ぎ陣からはノーヒットで、
結局4安打と貧打は変わらずです。
ただ、マキノン選手にホームランが出たのは良かったですし、ペイトン選手も復帰の見込みが立ちそうなのは朗報です。
既存戦力がなかなか底上げされないので、新戦力が活躍してくれないと苦しいため、両外国人には期待したいです。
新戦力で言えば蛭間選手は、ラッキーな内野安打がありましたが、打撃の内容はイマイチでした。
慣れない環境でここまでやってきましたし、そろそろ疲れもあると思います。
ペイトン選手の復帰やファームでは金子、高木渉選手の状態が上がってきているので、再びファームに行くかも知れませんが、アプローチの良さは対外試合でも見せられたので、状態を上げて再び1軍で躍動する姿を見せてもらいたいです。
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