ライオンズは、今日が2023年シーズン最終戦です。
今年は納得できるチーム成績ではありませんが、ライオンズは骨牙からトノゲンのチームにシフトしました。
まだまだ骨牙に頼り切りですが、来季は開幕からトノゲンの2人が中心になって、勝てるチームに昇華させたいです。
スタメンは、
【結果】
シーズン最終戦を勝利です。
最後は、今年不甲斐ない成績だった松本投手が今季一番の投球を見せ、打線は期待の若手山村選手の活躍もあり、来季に繋がる良い形で終えました。
来季は頼みますよ。
【投手】
松本
7回10奪三振1失点と、シーズン最終戦でようやく良い投球が出来ました。4四球と制球は乱れましたが、140後半のストレートで空振りも奪えました。
球速は140前半から後半と幅があり安定はしませんが、140後半出れば空振りも奪えますので、この辺はオフのトレーニングでロン毛やYouTuberのようにレベルアップしたいです。
今日はスプリットでも空振りを奪いましたが、低めに決まれば良いのですが、決め球とするには精度がもう一つです。
決め球となる変化球も松本投手の課題ですので、まずは強みであるストレートをレベルアップさせなくてはなりませんが、決め球となる変化球も確立させたいです。
あれもこれもとなりますが、全て叶えば二桁は余裕で勝てるポテンシャルがある投手ですので、来季は期待させてもらいたいです。
平井
スライダーが浮き気味でしたが、今季球速が上がったストレートで打ち取っています。通算100ホールド達成です。
ライオンズでは、星野智樹、増田達至に次いで3人目の快挙です。
使ってくれた豊田投手コーチに、深々とお辞儀です。
故障と隣り合わせの中継ぎ投手のこういった記録は、素晴らしいです。
ただ、昨年は断られましたが、今後FA残留交渉となります。ライオンズのユニフォームを着ての登板は、見納めになるかも知れません。
豆田
いきなり四球と死球でランナーを2人出しますが、後続を自慢のストレートで抑えました。プロ初セーブです。
今季途中から支配下入りしましたが、今季は大きく成長しました。
球速も150キロが出るようになりましたし、1軍でも萎縮せずに、得意の高めのストレートを投げ込めています。
まだファームの時のように、ストレートで空振りを量産とは行きませんが、今季の経験を活かして、来季は増田、松本投手のようなライオンズが誇るストレートゴリ押し投手の系譜を継いでもらいたいです。
【野手】
試合を振り返ると、
2回、渡部、山村選手でチャンスを作ると、鈴木選手の内野ゴロで先制、さらに、
古賀選手にタイムリーです。
先制後もつづくチャンスに #古賀悠斗 選手の適時打で追加点!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) October 3, 2023
この回2点を先取し、流れを作っていきます!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/dcvTGjzPvw
若い選手達の活躍で得点です。
古賀選手は、後半戦は打撃が非常に良くなりました。来季はシーズン通してこれが出来れば、十分な正捕手です。
ライオンズファンではありますが、正直開幕時点の戦力を見た限りBクラスは想定内でしたが、渡部、山村選手が1軍で結果を出すのは想定外です。せっかくの1軍ですので、思い切って今までやってきた事を出したいです。
6回には、
昨日プロ初ホームランの山村選手が、2試合連発となるホームランで追加点です。
打った瞬間それとわかる #山村崇嘉 選手の一発!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) October 3, 2023
昨日のプロ初ホームランにつづき、若獅子が連夜のアーチを描きます!#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/ptboMJSIbZ
まだまだ完成はしていませんが、この1軍の舞台で力を発揮です。
OBの石井義人選手のような、広角に打てる打撃特化の選手になってもらいたいです。
今日はセカンドを守っていますが、30歳となった外崎選手の後釜も育てなくてはなりません。3年後を考えれば、年齢的に山村選手は丁度よいです。
ただ、将来的ではなく来季から戦力化するとなればサードとなりますので、佐藤龍選手と共に競争も加熱しそうなのは良い傾向です。
2試合の結果だけで判断は出来ませんし、そんなに上手くは行かないと思いますが、この活躍は自信にして良いですしライオンズのポジティブ要素です。
外野も3ポジション全て空いてますので、こういう競争をしてもらいたいです。
7回には、
佐藤龍選手が四球を選び、これで今季三振数を四球数が上回りました。
三振41、四球42です。
三振<四球はライオンズだと、森友哉選手や栗山選手が成し遂げています。
彼らと比べると、まだまだ警戒される強打者ではありませんが、それでもこの三振<四球という結果を出せたのは、アプローチ面の優秀さを見せています。
来季は、佐藤龍選手の今後の野球人生がかかった大事なシーズンになりますので、オフは羽目を外さずに身体のケアとトレーニングに邁進してもらいたいです。
ライオンズは2023年シーズン最終戦を勝利しました。
やっぱり見たいのはチームの勝利です。
苦しいシーズンでしたが、終わりよければ全てよし、、、とは行きません。
2023年シーズンは、65勝77敗1分の5位です。
常勝軍団を作ると豪語し、松井監督に託した球団は大反省のシーズンです。
得点力不足、勝ちパの不安定さ、先発5人目以降が物足りない、そして山川穂高の件など、様々な要因はありますが、最大の要因は戦力不足です。
FA補強は出来ず流出のみというチーム環境は、不健全です。
変えるのは難しいのは承知の上ですが、それでも変えることに編成は全力を尽くしたいです。
昨年は、近藤健介選手FA獲得レースに参戦し見事に破れましたが、個人的には、大物FA選手獲得に動いた事は評価しています。
もちろんFA獲得は結果が全てですが、いつも指を加えて羨ましい眼差しで見ているだけの球団が、参戦しただけでも大きな一歩です。
補強に対して消極的では、いつまでも弱いチームのままです。
今日の試合のように、若手の活躍は見ていて嬉しいですが、一番嬉しいのはチームの勝利です。
特に今季は何度も書きましたが、育成と補強はセットですので、どちらかではなく両立させる努力を球団にはしてもらいたいです。
来季は、ファンも選手も笑顔の増えるシーズンにしてもらいたいです。
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