昨年までライオンズに在籍しファンにも愛された、マキノン選手の発言が物議を醸しています。

西武ライオンズ球団への不満を語ったものですが、決してチームメイトやコーチ、そしてファンには感謝していると弁解もしています。
To be clear, This quote was referring to the front office of the Samsung Lions going above and beyond compared to Seibu front office who I felt disrespected by. I felt great respect from teammates, coaches and Japanese fans! This quote was taken out of context or mistranslated. https://t.co/XynrQUXoen
— David MacKinnon (@DCMacK24) March 5, 2024
個人的には、マキノン選手の発言は間違っていません。
実際どうだったかはともあれ、マキノン選手は今はサムスンの選手ですので、そのサムスンを褒める事は当たり前です。
前所属球団への未練を感じさせる発言は、サムスンのファンをがっかりさせてしまいますし、サムスンは素晴らしいと言うのが当然です。
また実際、渡辺GMは揉めていないと言ってはいましたが、契約更改では揉めた事で契約合意になりませんでしたので不満を持つのは当然です。
後に、マキノン選手よりも大物のアギラー選手を獲得したことで、積極的に残留させようとしなかった事も容易に想像出来ますので、マキノン選手サイドとしてはライオンズ球団の対応が冷たく感じたのだと思います。
一度そういう感情になれば振り返った時、過去のちょっとした出来事も冷たくされたと疑心暗鬼にもなります。
個人的には、マキノン選手は当たり外国人選手でしたし残留を望んでいたため、この結果は残念に思います。

ただ、ライオンズ球団としてはマキノン選手以上の戦力で優勝を目指そうと、アギラー選手に賭けたのは理解できます。
マキノン選手が残留すれば、ある程度の成績は見込めます。ただ、他球団との戦力差を考えるとある程度の活躍では上回ることは出来ません。
正直、カブレラ、メヒア級の活躍があっても戦力差を埋められるか微妙な所ではありますが、そのくらいの活躍を外国人選手に賭けるには新外国人しかありませんし、補強の少ないライオンズが他球団と渡り合うには賭けるしかないのは理解出来ます。
ギャンブルではありますが、上位進出のためにアギラー選手に賭けたのであればライオンズファンとしてはアギラー選手に期待をしたいです。
また、マキノン選手は山川穂高との共闘のために獲得した外国人選手です。長打もあり出塁も出来るからこそ、山川穂高の前に置こうという想定で獲得しました。
ただ、その山川穂高が抜けたため、球団としては山川穂高の前の打者ではなく、山川穂高の代わりの打者を探すことになりました。
アギラー選手は、衰えた可能性も否定出来ませんが、実績的には山川穂高の代わりとなる選手です。

そのアギラー選手は、マキノン選手クラスの活躍では駄目という高いハードルになりましたが、今の所は順調に調整をしています。
ただ、カブレラ、メヒア級かと言われると今の所はその片鱗は見えていません。
メジャー経験豊富な外国人選手ですし、練習試合から本気でやらないでしょうからシーズンに入ってからが本番です。
当たり外国人のマキノン選手を切って、アギラー選手に変えたのは成功だったとファンも納得する結果を今シーズン見せてもらいたいです。

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