ベルーナドームでのロッテ戦は、金子侑司選手引退試合です。

試合前には引退会見が行われました。
会見には慕っている後輩達が飛び入り参加です。

満身創痍の岡田選手と比べて、正直まだやれる
選手です。
引退会見からも、まだやれると言う想いから葛藤も感じられました。
今日の試合では、憧れていた同じライオンズの背番号7、松井稼頭央監督も来場しています。

憧れの人の前で、しっかり気持ちを整理し次のステージに向かいたいです。


【結果】

金子侑司選手引退試合に華を添えました。
今日は投打ともに噛み合い、ライオンズ的には良い試合を金子選手と共に作れましたね。
【投手】

今井
8回12奪三振と素晴らしい投球でした。
2005年の松坂大輔以来の最多奪三振のタイトルも、手の届く所まで来ました。
三振も四球も多い投手でしたが、今季はスライダーの精度が上がり、ゾーン内でも勝負出来るようになった事で大きく三振数を伸ばしました。
投手にとって打球の行方を完全に管理する事は難しいため、打たれたないためには三振がベストです。
今季最多の12奪三振です。
金子侑司選手の引退試合に華を添える辺りは、今のライオンズのエースと言った所です。

投手として価値の高い奪三振のタイトルを獲得し、来季は復活するであろう髙橋光成投手と、エースの座を高いレベルで競いたいです。
上田
ランナーは出しましたが、無失点で抑えています。点差もありましたし、四球を出さなかったのは良かったです。【野手】

今日は打線も頑張りました。
2回、佐藤龍選手2ベースからチャンスを作ると、
野村大選手のタイムリー内野安打で先制です。
#野村大樹 選手の適時内野安打で先制!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) September 15, 2024
全力でもぎ取った1点に、#金子侑司 選手もベンチから拍手を送ります!#seibulions #西武ブルー #ありがとうねこさん pic.twitter.com/dbnO7RPJV7
結果的に得点に繋がりましたが、ノーアウト2塁から外崎選手にやらせたバントに関してはいつもと同じ感想です。打たせてもらいたいです。
ただ、長打でチャンスを作り得点が取れたのは良かったです。
続く3回には、滝澤、源田選手でチャンスを作ると、
西川選手のタイムリー、さらにフィルダースチョイスで2点を追加です。
三塁線を破る #西川愛也 選手の適時二塁打で勝ち越し!
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その後も追加点を奪い、リードを2点に広げます!#seibulions #西武ブルー #ありがとうねこさん pic.twitter.com/bZzluelkYe
叩きつけた当たりが続けてヒットになるなど、この回は運も良かったです。
西川選手も鋭い打球が打てたのは良かったです。
7回には、ドラマが待っていました。
代打栗山選手のタイムリーで追加点。
#栗山巧 選手の適時二塁打で追加点!
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終盤に入った7回、チームを勢いに乗せます!#seibulions #西武ブルー #ありがとうねこさん pic.twitter.com/P1fSHoF5Hm
そして、
金子侑司選手をランナーに置いて、金子選手を慕っていた源田選手がホームランです。
#源田壮亮 選手のホームランで #金子侑司 選手が生還!#ねこげん コンビの熱い抱擁です!#seibulions #西武ブルー #ありがとうねこさん pic.twitter.com/DhOyUa6l0z
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やっぱりネコゲンですね。
山賊打線後、1番金子、2番源田がハマる未来は見られませんでしたが、この引退試合で素晴らしい活躍を見せてくれました。

8回には、7回を上回る奇跡的なドラマが待っていました。
まずは、佐藤龍選手にホームランです。
#佐藤龍世 選手のホームランは満員のレフトスタンドへ!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) September 15, 2024
ベンチに戻って #金子侑司 選手と喜びを分かち合います!#seibulions #西武ブルー #ありがとうねこさん pic.twitter.com/jikrfAhbYY
さらに、
後続の打者達が粘って粘ってランナーを貯め、もう打席が回って来ないと思われた金子侑司選手まで回しました。
#ねこさんにまわせ!
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この回、7人目の打者 #金子侑司 選手が打席へ。
真剣勝負!ヒットならずも清々しい笑顔です!#seibulions #西武ブルー #ありがとうねこさん pic.twitter.com/Jyci2L7Rra
良い当たりでしたが、惜しかったです。
ロッテの茶谷選手も思わず捕ってしまったと言う顔をしましたが、反射的に捕る当たりでしたし仕方ないです。
何より、森本稀哲引退試合を思い出させるような、チームみんなで金子選手に打席を回そうと一丸になれたのが良かったです。
ロッテも、スイッチヒッターの金子侑司選手の右打席をファンに見せるために左投手に代えてくれましたし、昨日、今日と配慮してくれて有り難いです。
まあ、今年はその分大きく勝ち星をあげましたしね。。。

金子侑司選手は、ニゴロ、空三振、中飛、投ゴロ、遊直でした。

金子選手の場合、どうしてもまだやれると言う言葉が出てしまいますので、思い出にヒットと言うよりも、結果が出ないから引退となった方が個人的にはスッキリしますので、これで良かったのかも知れません。

守備では、レフト→センター→ライト→レフトと、多くの金子侑司ファンに少しでも近くで見られるように外野を一周しました。
引退する選手に言う言葉ではありませんが、まだまだ健在ぶりも見せられました。
#金子侑司 選手の球際の強さ健在!
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) September 15, 2024
金子選手らしい華麗な守備で球場を沸かせます!#seibulions #西武ブルー #ありがとうねこさん pic.twitter.com/lwDwK2vlhB

ライオンズが誇る、盗塁王2回のスピードスターが引退です。
全盛期は過ぎたとは言え、未だにレフト守備はライオンズで一番上手いと思いますし、ハマった時の打撃は十分通用します。
会見では言葉を選びながら話していた様子からも、おそらく球団から来季の構想外を伝えられ引退を決断をしたのだと思います。
それもこれも、ライオンズ一筋で終わりたいと言う金子侑司選手の想いからです。
ファンから厳しい言葉をかけられるなど、ヘイトを集めやすい選手ではありました。
ただ、そんなライオンズファンでも一番だと言ってくれた器の大きな選手です。
FA残留を早々に決めただけでなく引退までライオンズでと決めた、誰よりもライオンズ愛のある選手でした。

連覇の立役者がまた一人去ります。
寂しくも、惜しくもありますが。。。
金子侑司選手12年間お疲れ様でした。


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