7連戦の初戦は、エスコンFでの日ハム戦です。

岸、野村大選手が1軍昇格です。
両者ともにファームで好調です。特に野村大選手は、ファーム降格後IsoP.323とパワフルな打撃を見せています。
来季に向けて、期待の持てる打撃を見せてもらいたいです。

【結果】

サヨナラ負けで、今更ですが3年ぶりの最下位確定です。
情けないです。。。
【投手】

髙橋光成
5回3安打無失点と良い投球でした。今日はフォークが落ち切らない事もありましたが、今季あまり良くないスライダーが良く空振りも取れました。
相手の伊藤投手と比べると圧倒的ではありませんが、四球が少なく三振が取れゴロも打たせていると内容は良く、援護があれば勝てている投球でしたが、、、

余力を残して5回で降りましたし、次戦はおそらく中5日での月曜日になると思います。
このパフォーマンスを、次戦も出していきたいです。
甲斐野
粘られましたが、ストレートとフォークで2奪三振と素晴らしい投球でした。

来季は怪我なく、1年通してセットアッパーを担ってもらいたいです。
佐藤隼
ランナーは出しましたが、無失点で切り抜けました。変化球は制球しきれていませんでしたが、力のあるストレートは良かったです。平良
テンポが早い事もありますが、僅か9球であっという間に抑えました。空振りも取れましたし、習得中の速いスライダーも決まり良い投球でした。
これで通算100ホールド達成です。

いつまで日本にいるかは分かりませんが、次は先発として100勝を目指したいです。
ボー
四球でランナーを出し、2アウトまでは取りましたがサヨナラヒットを打たれました。
ストレートは150キロ、スプリットも140キロと球自体は良いのですが、出力を上げると制球がバラつきます。
140キロのスプリットは武器になるのですが、ボールからボールでは流石に振りませんので、精度を高めたいです。
【野手】

初回、源田選手が3ベースで先制のチャンスを作りますが、西川、佐藤龍選手連続三振で無得点でした。
点を取るなら、1アウト3塁の西川選手の場面でした。
日ハム伊藤投手は高めのストレートを続けていましたし甘い球もありましたので、せめて犠牲フライを打って欲しかったですが捕らえきれませんでした。

2回にも、2アウト1、2塁のチャンスはありましたが、ここでも三振でした。
相手は力のある投手ではありますが、西川選手もそれに負けないスイングを身につけてもらいたいです。
ただ、今日の伊藤投手は凄まじかったです。
7回まで3安打9奪三振と、空振り率も20%を超える圧巻の投球でした。
怖さのないライオンズ打線相手ですのでどんどんゾーン内に投げ込まれ、球数も少なくあっという間に抑えられました。

8回には、1アウトからようやくヒットが出ましたが、柘植選手がバントを投手前に小フライさせてしまい、伊藤投手は落ち着いてバウンドさせてから1塁に投げダブルプレーとなりました。

バントした柘植選手も、ちゃんと走らず見ちゃってますしね。
攻撃している方がバタバタしてしまいました。
こういう落ち着いたプレイが出来る余裕を、ライオンズも欲しいです。

また、相変わらずバントが下手なチームですが、相変わらず渡辺監督は1アウトからでもバントさせますね。。。
2アウトになってでも、2塁にランナーを進められれば得点の期待値は上がると本気で思っているなら、何を言ってもどうにも出来ません。
散々得点にはならない結果となっていますが、渡辺監督の経験値的にはこれが最善なのでしょう。
次の打者が、森友哉、山川穂高と続く数年前のライオンズ打線なら1アウトからのバントも理解出来ますが、今は。。。
本来はバントよりも打つ方を何とかしてもらいたいですが、どうしてもバントと言うならその分ちゃんと練習させないとです。
バントが役割でもある選手に対しては、オフにバント職人の岡田選手に指導してもらいましょう。

試合はサヨナラ負けで、ライオンズは3年ぶりの最下位が確定しました。

今季の日ハムと対戦するたびに思いますが、この3年でだいぶ差がついてしまいました。
ライオンズと共に最下位争いのお友達でしたが、一足早く底から抜け出し、ライオンズはさらに底へと突き進んでいます。
理由は色々ありますが、チーム強化に必要な育成と補強をセットで行えているかいないかの差は、大きいと思っています。
日ハムは以前はライオンズ同様に流出が多く補強の少ないチームでしたが、新球場設立が成功し資金も潤い球団のバックアップもあり、補強と育成をセットで行えるようになりました。
ライオンズは相変わらず補強がなく、流出しかありません。
当然、育成するための環境も整備しています。
ライオンズでも優秀だった佐藤友亮コーチも、今や日ハムの選手育成に携わっています。
対するライオンズは、自前でコーチを育成しています。
長い目で見たときにどうなるかはまだ分かりませんが、補強と育成をセットで行い、育成の出来る人材は余所からでも引っ張ってくる日ハムと、何でも自前でやろうとするライオンズでは当然差が出ます。
ぶっちぎりの最下位となりましたし、もうかつての王者のプライドなど捨てて、他球団から学べるものは学び、球団も現場と一体となり強いチームを作れるように真摯に取り組んでもらいたいです。

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