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カテゴリ: 西武ライオンズ2025

先発に不安もあるライオンズですが、逆に育成投手にはチャンス到来です。

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リリーフはテコ入れしましたが、先発の補強はありません。


西口監督は、うちは先発は試合を作れるけど後ろが弱いと話ています。


その通りです。が、先発も余裕はありません。


むしろ、今井、隅田、武内投手以外となると他球団以下になりますので、勝敗に大きく影響を与える先発投手の質の低さは不安が大きいです。


ライオンズは、今井、隅田、武内、高橋光成投手と他球団に負けないローテ投手はいますが、5、6番手となると格が一気に落ちます。


シーズンを考えると先発6人では到底足りず、若手のお試し枠を入れれば12、3人は先発投手が必要です。


今井、隅田、武内、高橋光成、渡邉、菅井投手が
基本のローテになると思いますが、その6人に加えて松本、與座、青山、杉山投手だけでは足りません。


羽田、上田投手と若手の先発投手もローテ候補に入れたい所ですが、今季は中継ぎ起用濃厚ですがどうするでしょうか。


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個人的には、先発の外国人投手補強は開幕までに考えてもらいたいのですが、、、今までのライオンズ球団ならおそらくしないと思います。


シーズン中に先発から中継ぎは可能でも、中継ぎから先発となると簡単ではないので、助っ人はイニングを投げられる先発投手を取っておけば、万が一の時は中継ぎでも使えるので良いとは思うのですが、、、


補強がないとなれば、後は既存戦力からの抜擢となります。


育成には高卒2年目となる川下、木瀬投手と成長著しい先発投手もいますが、流石にまだ早いです。


先発投手の補充の可能性があるとすれば、1番手となるのは2021年開幕ローテ投手である上間永遠投手です。


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2021年シーズンは、プロ初勝利も挙げましたが、秋にはトミージョン手術を行う上間投手にとって激動のシーズンでした。


2023年に実戦復帰しファームで先発として登板を続けていますが、支配下復帰はならず今季も育成選手としてスタートとなりそうです。


トミージョン手術から復帰し今季は3シーズン目となりますので今季駄目なら、、、と言った所ですので勝負のシーズンです。


肘も馴染んだ頃だと思いますし、手術した時に本人がコメントしていた、レベルアップした姿を見せるシーズンとなります。


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昨年の春先は、4試合連続HQSとファームでも素晴らしい投球を見せていました。


ストレートは140後半出ていましたし、得意のシンカーも140キロ台と空振りも量産していました。


元々、カット、シンカーでゴロを打たせる投手ですので、あまり指標映えしない所がありましたが、球速が上がった事で変化球でも空振りが取れるようになりました。


この出力で安定して投げられるなら、支配下復帰も見えて来ます。


ただ、課題は出力だけでなく制球もです。むしろ、制球が不安定な事で投球を苦しくしています。


制球が不安定のためテンポが悪く、ファームで上間投手が投げると試合が長くなる事も度々、、、


ここを改善しないと厳しいです。


イニングを投げる体力は付いて来ていますので、どこまで制球と出力を両立出来るかがポイントとなります。


支配下復帰のチャンスはあります。


昨年の4試合連続HQSした時のような、150キロ近いストレートに140キロ台のシンカーで空振りを量産する投球を確立したいです。




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野球の華と言えば、やはりホームランです。

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得点の効率を考えれば、確率の低いホームラン狙いよりも2ベースを量産するような選手を揃えた方が点は取れると思います。


ただ、ファンの心を惹きつけるのはやはりホームランです。


近年はボールの影響もあり極端な打低となっていますので、新たなホームランバッターは出現しにくい環境ではあります。


しかし、ライオンズにはそのボールの影響を物ともしない、ロマン溢れるパワーヒッターがいます。


共に大阪桐蔭高校出身の、育成の仲三河選手、育成ルーキーのラマル選手です。

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仲三河選手は左の大砲候補です。


豪快なスイングから放たれる打球は、素人目にも打球の質が他の選手とは違います。


昨年の3軍戦ではOPS1.175、フェニックスリーグではOPS1.109と圧巻の成績でした。


確実性が低く戦力化するにはもう一つレベルアップが必要ですが、今季2軍戦で同様の打撃が出来ればすぐにでも支配下入り出来る選手です。


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ルーキーのラマル選手は、合同自主トレでも凄い打球を放っています。



前評判通り、飛ばす能力は高卒とは思えない圧倒的なものがあります。


ミート、選球眼、守備走塁と課題は多いですが、この飛ばす能力は唯一無二ですのでここは伸ばしたい部分です。


1年目ですのでまずは身体作りからですが、個人的には誰にも負けないスイングスピードを手にしてもらいたいです。


小久保監督ではないですが、安定して160キロ出せるくらいになればと思います。


守備はとりあえず守れれば良いので、お釣りがくるくらいの長打力を見せる選手に育って欲しいです。


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両者共に、非常に夢のあるロマン砲です。


ただ、ロマン砲を育て上げるのも非常に難しいです。それも、育成から長距離砲を輩出するとなると、難易度もかなり高いです。


中村剛也選手や山川穂高選手を見ても、あれだけ飛ばせるTheホームランバッターと言うのは努力ではどうにもならない所もあります。


パワーだけでなく、そこには高い技術も必要です。


ドラフト上位組にはその技術もある程度ある中で、あれだけ飛ばせる能力もあります。


それでも、開花するホームランバッターは限られます。ライオンズも、ドラ1渡部健選手を育て上げられていません。。。


育成選手となると、何か尖った能力があるからこそプロの眼に止まった訳ですが、総合力となると支配下選手よりも一歩二歩物足りない選手となります。


普通にやっていては開花するのも難しいと思いますので、勇気を出して声をかけ中村剛也や山川穂高と言ったホームランバッターに弟子入りするなどして一か八かに賭けてもらいたいです。




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現役選手が選ぶNo.1変化球に選ばれた、今井達也投手のスライダーです。



今井投手は、投球の8割がストレートとスライダーと言う、先発投手らしからぬ唯一無二のスタイルです。


周回効果により相手バッターの慣れも出てくる中、ほぼストレートとスライダーで抑えるのは至難の業です。


相手バッターからしたら狙い球が絞りやすい投手ですが、分かっていても打てないと言った所です。


2ピッチの投球で、スライダーの空振り率が22%は圧巻です。


ただ、昨年の投球を見ていても感じる事ではありましたが、スライダーの変化が不規則です。


カットのような横変化、縦スラのような縦変化、さらに右打者の内に食い込むようなチェンジアップのような変化もあります。


昨年チェンジアップかと思ったら握りがスライダーと言った事もあり、当時は抜けたのかと思っていましたが、これが今井投手のジャイロスライダーです。


こちらの動画でも解説されています。






今井投手のスライダーは、キレイな回転がかかっている事からジャイロスライダーとも呼ばれます。


ただ、ライオンズファンはご存知のように、今井投手は投球フォームやリリースポイントが不安定な投手です。


そのため、その軸がズレる事でスライダーの変化が変わるようです。


スライダー自体はどんなフォームでもジャイロ回転して投げていますが、手首の角度やフォームのズレから生じる事で起こる3種類の変化です。


投球フォームの不安定さは今井投手の長年の課題でもありましたが、弱みが強みになる副産物です。


意図せずこうなったと言う所は、やはりロマンの塊のような今井投手の魅力です。


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メカニズムは本人も理解していますので、これを安定して投げ分ける事が出来るとさらなる飛躍も見込めます。


ストレート、スライダーの2ピッチではありますが、スライダーの変化が3種類あれば、ストレート、スライダー、フォーク、チェンジアップを投げているようなものです。


このキャリアと成績から、まだまだ伸びしろを感じさせるのは改めて魅力的な投手だと感じます。


昨年、今井投手のジャイロスライダーを分析し習得した理論派平良海馬投手と、意図せず出来ている感覚派今井達也投手が仲が良いのも面白いです。


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順調に行けば、今井投手は今季も大きな活躍をしてくれると思います。


ただ、心配なのは個人的には怪我です。


投球フォームのズレが、意図せずスライダーの変化を不規則にする副産物となりましたが、反面投球フォームのズレは故障のリスクも高まります。


150キロを超える出力で常時投げていますし、投球フォームがズレながらその高い出力を続けると負担も大きいです。


何度か怪我もしている投手ですし、その辺はメンテナンスもしっかりしていると思いますが、今季もケアは万全で行きたいです。


タイプ的に、怪我予防のために投球スタイルを変える投手ではありませんので、その投球スタイルを貫く事が出来るコンディションを保てるケア方法も確立してもらいたいです。




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クラブチームからのプロ入りとなる、異色の経歴を持つドラフト7位古賀輝希選手です。


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昨年のライオンズとの3軍戦で、山田陽翔投手から放った反対方向へのホームランで、ライオンズスカウトの眼に止まりました。




まさに、一振りで決めたプロ入りです。


両コーナーに加え、セカンドも守れる強打の内野手です。あまり守備評価は高くないですが、打てれば使い所もありますので、とにかく長所の打撃を伸ばしたいです。


千曲川硬式野球クラブに入る前は、ドラフト4位指名の林選手同様に日本経済大学に在籍していました。


同大学でコーチを務めているのは、元ライオンズ球団本部長の鈴木葉留彦氏ですので、ライオンズとの縁もある選手です。


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古賀輝選手は、オリックス紅林選手などを指導した、島田トレーナーの元で打撃を磨いています。



四球率も20%と選球眼もありますし、癖のないフォームから繰り出される長打力は魅力です。


ルーキーの中では、渡部聖選手、林選手が即戦力として期待されますが、この古賀輝選手も即戦力候補です。


年齢的には24歳とのんびりは出来ません。


左打ちの長打力もある内野手は今のライオンズにはいませんので、古賀輝選手としては打撃で差別化をしたいです。


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強打の左打ち選手と言えば、ライオンズには昨年戦力外となった高木渉選手がいました。


度重なる怪我で成長しきれませんでしたが、打撃は非常に魅力的でした。


古賀輝選手も同じ左打ちですし、高木渉選手を彷彿とさせる長打力も持っています。


怪我することなく打撃を伸ばし、出来れば今季から戦力化してもらいたいです。




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佐々木朗希投手は、ドシャースとの契約が合意しました。



来季から日本が誇る大谷翔平、山本由伸と同じチームとなります。


大谷、山本、佐々木のローテとなると、まるでゲームのようです。


メジャーと言う大舞台で、日本人選手がチームの勝敗を左右する大きな戦力として認められているの素直に嬉しいですね。


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物議を醸した今回の移籍に関しては、色々想う事がある方も多いと思います。


特にロッテファンからすれば、なかなか複雑な想いが強いと思います。


ライオンズファンでも、今回の移籍の仕方は疑問が残ります。。。


ただ、能力に関してはNPB史上No.1と言っても良い才能です。


2022、2023年の佐々木朗希投手の指標的な成績は、渡米前のダルビッシュ、大谷翔平、山本由伸をも上回る成績です。


K/BB%が30%超える異次元の投球でした。


野球ファンなら誰もが一度は考えるであろう、もし全盛期の藤川球児の9回のパフォーマンスを先発として出来たら、、、を体現した投球でした。


移籍の仕方は良くなかったですが、我儘を押し通した分誰もが認める成績を1年目から出してもらいたいです。


それが出来る才能ですので、期待しています。


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近年のNPBで圧倒した投手である、山本由伸、佐々木朗希とメジャーへ移籍しました。


野手で圧倒しているヤクルト村上選手も、おそらく今オフにメジャー挑戦となります。


寂しい気持ちもありますが、まだNPBにはオリックス山下投手のような化け物級になれる可能性を秘めた選手もいます。


ライオンズの羽田投手もその候補の1人です。


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メジャーは遠いものではなくなりましたが、やはり見たいのはNPBで圧倒した選手のメジャー挑戦です。


最近では、NPBを経由せずに直接アメリカへと言う流れも出来て来ましたが、NPBで圧倒的な成績を残してからメジャーと言う形がNPBの野球ファンとしては望ましいです。


やっぱり、若い才能をNPBでも見たいです。


そのためにも、佐々木朗希投手のようなNPBを経由し圧倒して来た選手がメジャー移籍したならば、メジャーでも圧倒する成績を残してもらいたいです。


NPBで磨いたからこその実力を、メジャーでも見せてもらいたいです。




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