先発に不安もあるライオンズですが、逆に育成投手にはチャンス到来です。
リリーフはテコ入れしましたが、先発の補強はありません。
西口監督は、うちは先発は試合を作れるけど後ろが弱いと話ています。
その通りです。が、先発も余裕はありません。
むしろ、今井、隅田、武内投手以外となると他球団以下になりますので、勝敗に大きく影響を与える先発投手の質の低さは不安が大きいです。
ライオンズは、今井、隅田、武内、高橋光成投手と他球団に負けないローテ投手はいますが、5、6番手となると格が一気に落ちます。
シーズンを考えると先発6人では到底足りず、若手のお試し枠を入れれば12、3人は先発投手が必要です。
今井、隅田、武内、高橋光成、渡邉、菅井投手が
基本のローテになると思いますが、その6人に加えて松本、與座、青山、杉山投手だけでは足りません。
羽田、上田投手と若手の先発投手もローテ候補に入れたい所ですが、今季は中継ぎ起用濃厚ですがどうするでしょうか。
個人的には、先発の外国人投手補強は開幕までに考えてもらいたいのですが、、、今までのライオンズ球団ならおそらくしないと思います。
シーズン中に先発から中継ぎは可能でも、中継ぎから先発となると簡単ではないので、助っ人はイニングを投げられる先発投手を取っておけば、万が一の時は中継ぎでも使えるので良いとは思うのですが、、、
補強がないとなれば、後は既存戦力からの抜擢となります。
育成には高卒2年目となる川下、木瀬投手と成長著しい先発投手もいますが、流石にまだ早いです。
先発投手の補充の可能性があるとすれば、1番手となるのは2021年開幕ローテ投手である上間永遠投手です。
2021年シーズンは、プロ初勝利も挙げましたが、秋にはトミージョン手術を行う上間投手にとって激動のシーズンでした。
2023年に実戦復帰しファームで先発として登板を続けていますが、支配下復帰はならず今季も育成選手としてスタートとなりそうです。
トミージョン手術から復帰し今季は3シーズン目となりますので今季駄目なら、、、と言った所ですので勝負のシーズンです。
肘も馴染んだ頃だと思いますし、手術した時に本人がコメントしていた、レベルアップした姿を見せるシーズンとなります。
昨年の春先は、4試合連続HQSとファームでも素晴らしい投球を見せていました。
ストレートは140後半出ていましたし、得意のシンカーも140キロ台と空振りも量産していました。
元々、カット、シンカーでゴロを打たせる投手ですので、あまり指標映えしない所がありましたが、球速が上がった事で変化球でも空振りが取れるようになりました。
この出力で安定して投げられるなら、支配下復帰も見えて来ます。
ただ、課題は出力だけでなく制球もです。むしろ、制球が不安定な事で投球を苦しくしています。
制球が不安定のためテンポが悪く、ファームで上間投手が投げると試合が長くなる事も度々、、、
ここを改善しないと厳しいです。
イニングを投げる体力は付いて来ていますので、どこまで制球と出力を両立出来るかがポイントとなります。
支配下復帰のチャンスはあります。
昨年の4試合連続HQSした時のような、150キロ近いストレートに140キロ台のシンカーで空振りを量産する投球を確立したいです。
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