ライオンズは、アラン・ワイナンス投手、アレクサンダー・カナリオ選手の獲得を発表しました。
アラン・ワイナンス投手

3A無双の先発投手獲得です。
今季の3Aでは、12勝1敗、防御率1.63、K%26.7%、BB%6.4%と圧倒的な成績を残しました。
制球が良く空振りも取れ、イニングも投げられる投手です。
NPBと3Aと言う違いはありますが、K%とBB%だけ見れば今井達也投手と同じような成績です。
今井投手と大きく違うのは、球速と投球スタイルです。
ワイナンス投手のストレートは、平均で143.5キロと来日する助っ人としてはかなり遅いです。
ただ、そのストレートは投球の15%程度で、チェンジアップ、ツーシーム主体のゴロピッチャーです。
イメージ的には、かつてのニール投手です。
空振りを取るならチェンジアップとスライダーになりますので、この辺をしっかりNPBでも操れるかがポイントになります。
変化量、制球が保たれれば、空振りも取れると思います。

また、軟投派の助っ人となりますので、リード面も大事になって来ます。
チェンジアップ、ツーシーム、スライダー、ストレートの4球種を投げ分けることになりますが、当てに来るNPB打者相手に上手くゴロアウトが取れる配球が必要です。
ただ、この球速でアメリカでやって来た投手ですので、ワイナンス投手自身も相当クレバーな投手だと思います。
キャンプから捕手とコミュニケーションを密に取り、ワイナンス投手自身の知識にNPBの傾向を組み合わせた投球を作り上げたいです。
個人的には、始めは経験豊富な炭谷選手と組ませて、古賀悠、小島選手が参考に出来る取扱説明書を作りたい所です。

助っ人と言えば、ウィンゲンター投手のように高身長投げ下ろし系の速いストレートが武器の脳筋投手が良いと個人的には思っています。
かつては、ゴロピッチャーのウルフ投手、ニール投手でライオンズは当てましたが、相手が慣れた翌年は成績を落としました。
そのため、個人的には懸念があり、スタッツは良いけどスペックは低いと言う印象です。
ただ、プラスに働く可能性も感じています。
近年はNPB投手も高速化して来ておりとにかく速い脳筋投手も増えていますが、軟投派投手は減っています。
打者の慣れを考えれば、今のトレンドの逆を行く軟投派のワイナンス投手は珍しい投手の部類です。
ここが、上手くハマればと思います。
今季の3Aの成績は、来日する助っ人投手としては近年稀に見る圧倒的な成績です。
本当に、この投手がライオンズに来るのかと言うレベルの成績です。
懸念はあるとは言え、ロマンは少なくとも即戦力タイプではありますし、今の市場の中で獲得出来る先発投手となれば、よくよく考えればライオンズ的には良い補強になったのではないかと思います。
来季のライオンズ先発陣は若い投手を育てながらになりますので、育つまで来季はワイナンス投手に繋いで貰えればと思います。

ワイナンス投手には当然ローテ投手として、イニング数も100イニング以上は投げ、質的にも勝てる投球を期待しています。
ここ3年3Aでは100イニング近く投げている投手ですので、即戦力になると思います。
また、もしNPBに適応しニール投手のような活躍をすれば、若い投手にも良い影響を与えると思います。
個人的には、若い投手にはまずは球速アップの脳筋で良いと思っています。まずは球速アップ、それから技術です。
ただ、それが叶わず伸び悩んでいる投手もいます。
青山投手、上田投手辺りがそうです。
左腕ならともかく、オーソドックスな右腕で球速も遅いとなると今のNPBで生き残るのはかなり厳しいです。
シーズン中から書いていますが、そういう伸び悩んでいる投手は、球速アップが無理なら投球スタイル自体を考え直さなければなりません。
ストレートの球速が上がらず武器にならないのであれば、そもそもストレートを使わないと言う選択も一つです。
オリックスの九里投手は良い成功例です。
ワイナンス投手がライオンズで成功すれば、球速アップが難しい投手でも生き残るための身近なお手本にもなり得る投手です。
当然期待するのは直接的な戦力ですが、そういった間接的な影響力も期待したいです。
アレクサンダー・カナリオ選手

ブリブリ振り回すヤツは、やはりカナリオ選手でした。
第3の助っ人野手と言うより、実績的には林安可選手よりも上ですので、ネビン選手に次ぐ助っ人野手にもなり得る選手です。
長距離砲としてスイングスピードはメジャーでもトップクラスで、バレル率も高い選手です。
一方、落ち球に弱く三振率がかなり高いので、日本の野球に適応出来るかどうかとなります。
変化球に弱さがあるのは懸念されますが、来季は助っ人野手3人体制ですので、じっくりファームで育成も出来ます。

また、年齢的に若いのも魅力です。
フィジカルポテンシャルが高く肩も強い選手ですので、守備も壊滅的ではなく、打撃が適応すれば今後数年ライオンズでとなる可能性もあります。
数値的には、肩が強く足もありスイングスピードも速く、バットに当たれば大谷翔平です。
メヒア以来、長距離砲助っ人が機能しないライオンズですが、来季こそ助っ人らしい助っ人として、カナリオ選手にはホームラン量産を期待したいです。
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