オープン戦貧打のライオンズ打線において、鈴木将平選手は素晴らしい活躍をしています。
練習試合とオープン戦を合わせた、ここまでの打撃成績は、
打率.333 出塁率.500 長打率.500 OPS1.000
四球も5つ選び、さらに三振が0です。
元々、ファームでは空振りが少ない事が魅力の一つでしたが、1軍相手でもそれが出来るようになってきました。
出塁率が求められる上位打線において、最適な選手になりつつあります。
今までは非力さが感じられる打撃でしたが、強い打球を打てるようになった事が今季の好調ぶりに繋がっています。実際、長打も増えていますし、欲を言えば、オープン戦でホームランが出るようなら、今季は違うという所を見せられると思います。
このまま行けば、開幕スタメンは確実です。
もちろんそこを狙ってもらいたいですが、ずっと期待されていた鈴木選手が狙うのはレギュラー定着です。
昨年飛躍した、愛斗選手は高卒6年目でのブレイクでした。鈴木選手も今季が高卒6年目です。決して早くはなく、そろそろ期待をされなくなる可能性も出てくるキャリアですが、ライオンズ的にはブレイクする条件は整いました。
肩は強くないですが、守備は良いので、このまま打てればレギュラーです。
今まで何度も1軍の壁に跳ね返されて来た選手ですし、シーズンに入っても同様に打てるかは、まだ分かりません。
ただ今までの、コンタクトに優れているからこそ、払うようなスイングで当てに行ってしまう打撃から、強い打球を打てるようになり長打も増えた今の打撃を貫き通せば、活躍出来る可能性も高くなると思います。
練習試合、オープン戦では、ボール球の見極めも良く、状態の良さが伺えます。今後、好不調の波は必ず起こりますが、状態が悪くても打撃スタイルは変えずに貫き通す覚悟を期待したいです。
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